ドラマ「アンナチュラル」の5話のあらすじ(ネタバレ)です。坂本(飯尾和樹)が辞めたことで、人材不足となったUDI。そのため、しばらくの間、中堂(井浦新)はミコト(石原さとみ)が率いる三澄班のサポートをすることになります。
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5話のあらすじ
坂本(飯尾和樹)がやめたおかげで、久部(窪田正孝)は、二人の法医解剖医のあいだでメチャクチャになっています。悲鳴を上げると、所長の神倉(松重豊)は、中堂(井浦新)が三澄班に入って、ミコト(石原さとみ)と二人で解剖をすることになります。
ミコトたちが昼食を食べながらUDIのことを話してると、中堂がUDI二思い入れがあることを久部が話します。ミコトは、中堂が、恋人の遺体を何も言わずに解剖したことで、証拠隠滅の疑いをかけられて誤認逮捕されたという話を思い出しています。法医学者はその気になれば犯人の痕跡を消せるからです。ミコトも、中堂の気持ちがわかります。しかも、中堂の恋人、糀谷雪子さんの命を奪った犯人はまだ捕まっていないんです。UDIは、全国から17万人のなくなった原因がわからない不自然な痛いが集まってきます。その中で、恋人と同じ特徴を持った遺体を見つけるために、中堂はUDIにいると、所長はミコトに話します。その遺体の特徴は、口の中に特徴的な印があるということです。かすかな赤い金魚のような印です。
葬儀社の木林南雲(竜星涼)は、そのために、遺体の口の中をいつもみています。発見して中堂に連絡するためです。前回のものは、少し違っています。
青森から
その日の遺体は、青森からくるということです。MERSのときの評判を聞きつけてやってくるということです。やってきたのは、鈴木巧(泉澤祐希)という男性で、おぼれて亡くなった妻を解剖してもらいたいということです。海に飛び込むところを目撃した釣り人がいたため警察は自分で飛び込んだと判断しましたが、鈴木巧は、妻が自分で飛び込むことなんてするはずはないといいます。
そのころ、フォレスト葬儀社でこれから葬儀というときに、木林が棺を開けると中には何もありませんです。両親も驚いて騒ぎ始めます。
UDIでは、解剖が始まります。すると、木林と所長が飛び込んできて叫びます。じつは、その遺体は葬儀場から盗まれたものです。ミコトと所長が警察に行くと、夫婦ではなくて同じ苗字同志のカップルだったことがわかります。つまり、赤の他人が解剖依頼をしたということです。ミコトは、遺体損壊罪になるのかとおびえていましたが、罪に問われるのは鈴木だということで帰ることができます。
UDIに帰ってきた所長とミコトは、みんなに状況を説明します。
夫婦ではなかった?
青森で女性の鈴木果歩さんが海に飛び込んで、その1時間後に発見されます。同居していた鈴木さんは見つからず、果歩さんの持っていたものから東京の両親に連絡します。やってきた両親は、果歩さんは家で同然で出て行ったので、いなくなった鈴木巧に捨てられて悲観して飛び込んだに違いないと叫んだそうです。でも、鈴木巧は工事現場に泊り込みで仕事に行ってただけです。仕事明けに果歩のバイト先に行ってなくなった事を聞くと、すぐに東京にいきましたが、両親は怒ってあわせてくれなかったそうです。そして、思い余って遺体を盗んで解剖を依頼したんです。葬儀社の木林が青森県警に連絡して、UDIが青森県警に事故状況を確認したことで遺体がUDIにあるということがわかったんです。
それを聞いた久部は、結局なんだったのかと聞くと、まだ途中だったからわからないとミコトが言います。すると、もしかしたら、犯人がいるんじゃないかと言い出します。ところが、ミコトは、亡くなったのは淡水じゃなくて海水だと結果を見て言います。
ミコトが部屋に戻ると、中堂が昨日検査に渡した結果がやってきます。所長には内緒で中堂に、ほかにもなにかしたのか?ときくと、
「あー、そういえば、肺をもどしわすれたな。心配するな、保管してある」
「うそでしょ、あるの?」
中堂の想い
中堂とミコトは、保管室に行きます。中堂は果歩の肺を持ってきます。中堂は海水の成分を聞くと、現場の海水との比較が必要だなとつぶやきます。それを聞いたミコトは、
「まだ調べるんですか?中堂さんは、こべつの案件に深い入りするタイプじゃないと思ってます。どうしてそんなに?納得いく説明をしてください」
「かんがえたことがあるか?永遠に答えが出ない問いを繰り返す人生。今、結論を出さなければ、もう二度と、この人物がどうして亡くなったのか知ることはできない。いま、調べなければ、永遠に答えが出ない問いに一生向かい続けなければいけなくなる。そういうやつをひとりでも減らすのが法医学の仕事なんじゃないのか?」
その日の夜、ミコトは中堂に言われたことを実家の夏代(薬師丸ひろ子)に相談しに行きます。そして、ミコトも自分の母親の事件のことをずっと問い続けてると話します。
中堂が青森に
中堂は、次の日、青森に行って海水を採取しています。警察から出てくる鈴木巧を迎えに行きます。そして、喫茶店に行って話を聞いて解剖費用を返します。巧は原因が何なのかわからないと聞くと、そのお金を返して調べてくれとミコトにおねがいします。ところが、ミコトができないというと、巧は席を立って土下座をしながら「おねがいします。本当のことを知りたいです」と繰り返します。
久部は、アルバイトをしてる出版者に行って、末次康介(池田鉄洋)に記事にするようにお願いしますが、逆にもっといいネタをもってこいと脅されます。
翌日、中堂はミコトを呼んで説明します。入水地点と発見地点がだいぶ離れていたのでおかしいのと、両方の地点の海水を採取してきたといいます。そして、入水地点ではうには一切取れず、発見地点はたくさんあるということです。うにの子供の幼生プランクトンがいるかどうかで区別できると説明します。
すると、所長から中堂の呼び出しがかかります。中堂は、言いにくそうに、「き、き、協力を・・要請する・・」と声を絞り出します。
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検出
ミコトは、事務所にいって海水サンプルの入ったボックスをもって道具を買って中堂の家にいきます。中堂の家には、家具らしいものがありませんです。そのことを中堂に行ってると、中堂が「肝心なものが足りない」と叫びます。すぐに久部に電話をして顕微鏡を持ってこさせます。
久部が顕微鏡をもってやってくると、はじめは誤解しましたが、すぐに協力し始めます。
ミコトたちが顕微鏡を覗いても邪魔なごみが多くてよくわかりませんです。体が弱いうにの幼生を見つけるために、弱い酸しか使えないからです。そこで、ヘルプとして夕子を呼びます。夕子は、別な薬を持ってきてくれます。うにの幼生はよく見えるようになりましたが、ミコトと中堂の横の部屋で、久部と夕子は酒盛りを始めます。
しばらくして、休憩してると、みことは中堂の恋人の糀谷雪子が書いた絵本をみつけます。読み終えると、
「中堂さん、何か、できることがあれば・・法医学者として何かできることがあれば」
「いま、やってる」
「そうですね」
ふたたび、二人はうにの要請を数え始めます。
ドライ・ドローニング
翌朝、ミコトは警察にって、毛利刑事(大倉孝二)に検査結果を報告します。果歩の胸の中から見つかったのは、うにの幼生が多い発見地点の海水です。つまり、入水地点から泳いで発見地点まで行って亡くなったということです。ミコトがもう一度解剖をすれば割るというと、やっと葬儀のやり直しができるようになったんだから両親は許すわけがないと毛利刑事はいいます。すると、青森医大でCTが撮られていたことをおしえられます。すぐに、送ってもらうようにお願いします。
UDIにCTが送られてきます。CTがとられたのは、事件の翌日だと聞くと、肺が小さいのはおかしいとミコトがいいます。ドライ・ドローニングかもしれないといいます。何らかの原因で気を失ってそのまま亡くなったという人の特徴です。なので、ミコトは入水地点から発見地点までは泳げるはずはないと結論します。つまり、目撃情報は嘘で、発見地点で頭から海に落ちて気絶してなくなったということです。すぐに毛利刑事に連絡しないとというと、中堂がいないことに気がつきます。
そのころ、中堂は鈴木巧に会ってそのことをはなしています。中堂は、目撃したのが老人で、嘘を言ってるとは思えないといいます。そして、見たものを疑うべきだといいます。老人は、足からドボーンと落ちたといいます。中堂は、その女性は誰だ?と鈴木巧にいいます。その女性が犯人だといいます。鈴木巧はネックレスをつけていたか?と聞くと、犯人におもいあたります。
しばらくして、ミコトと久部がやってきます。中堂は、葬儀にその犯人がいるといって鈴木巧が葬儀場に行ったといいます。
葬儀場では、青森から出てきたという女の子が葬儀に来ていて、果歩のりょうしんとはなしをしています。そこに、鈴木巧があらわれて、包丁をその女性に突き刺します。「なんでやったんだ」ときくと、その女の子は、幸せそうだったからネックレスを貸してもらったんだけど、返せってしつこかったから海に落としたといいます。鈴木巧は、「そんな理由で」と再び刺そうとしてると、ミコトたちがやってきます。ミコトは
「だめ、まだ間に合う」
「なにがまにあう、もう果歩は・・・」
鈴木巧は一瞬止まりますが、一気に振り下ろします。
男達が鈴木巧を止めて、ミコトがその女性のところに行くと、救急車の音が近づいてきます。
ミコトが中堂のところに行って、なぜとめなかったのかときくと、
「思いを遂げられて、本望だろ」
「納得できません」
中堂は歩き去ります。
久部は、鈴木巧が連行されるところをシャメにとって出版社にもっていきます。
しばらくして久部はミコトに電話をします。ミコトはけいさつで事情聴取をされていたんです。犯人の女の子は助かったといいながらミコトはなきだします。心配になった久部は警察に走っていきます。
事情聴取が終わったミコトが出てくると、中堂とすれ違います。中堂にUDIをやめてくれというと、絶対にやめないといいます。ミコトは
「だったら、糀谷雪子さんの事件のこと、話して。あなたの気持ちを考えたり、遠慮するのがばかばかしくなります。さっさと解決して永遠の問いに決着つけましょうよ。同情なんてしない。絶対に」
といいます。その会話を久部がきいています。
(⇒6話のあらすじ)
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各話のあらすじ
キャスト
- 三澄ミコト 石原さとみ、法医解剖医
- 三澄夏代 薬師丸ひろ子、ミコトの母親
- 三澄秋彦 小笠原海(超特急)、ミコトの弟
- 関谷聡史 福士誠治、ミコトの恋人
- 久部六郎 窪田正孝、記録員、ミコトの部下
- 東海林夕子 市川実日子、臨床検査技師
- 中堂系 井浦新、法医解剖医
- 坂本誠 飯尾和樹(ずん)、臨床検査技師
- 神倉保夫 松重豊、所長
- 木林南雲 竜星涼、フォレスト葬儀社
- 末次康介 池田鉄洋、久部六郎の飲み仲間
- 宍戸理一 北村有起哉、フリー記者
- 毛利忠治 大倉孝二、西武蔵野署刑事
- 向島進 吉田ウーロン太、毛利のバディ
以上、ドラマ「アンナチュラル」の5話のあらすじ(ネタバレ)と動画です。
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