ドラマ「アンナチュラル」の最終話のあらすじ(ネタバレ)です。ついに、赤い金魚事件の謎が解き明かされます。
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最終話のあらすじ
中堂(井浦新)の恋人・夕希子(橋本真実)をはじめ、複数の女性の命を奪ったという疑いのある高瀬(尾上寛之)が、血まみれで「保護してくれ」と警察に出頭します。
ところが、高瀬は、物件を見に来た橘がいきなり倒れてなくなってしまったので、ホルマリンを注射してスーツケースに隠しておいたと、容疑を否認します。シャツの血を聞くと、大崎めぐみという人の血で、やはり、アパートの内見中に倒れてなくなってしまったといいます。そして、事故物件になると困るので解体したと真顔で言います。
週刊ジャーナルの宍戸(北村有起哉)は、ニュース番組に出て、高瀬の壁に張られていたアルファベットの意味を説明しています。そして、出頭前の高瀬とじかに接触して話を聞いていたといいます。そして本を出版します。そこには、8年前から事件を起こしていたことが書かれています。
毛利刑事(大倉孝二)たちがUDIにやってきて、久部(窪田正孝)が宍戸からなぜピンクのカバの絵をもらったかをききます。久部は、宍戸によって高瀬を見つけさせようとしていたんじゃないかといいます。毛利刑事は、高瀬が話してるのは、被害者が特定できない事件だけだといいます。ボールは高瀬の家からは見つかっておらず、証拠もないので、26人もの命を奪ったのに殺人では立証できないかもしれないといいます。
中堂は、烏田(吹越満)に会いに行きます。ちゃんと有罪にしろというと、ミコトの解剖結果だけだといいます。烏田は、UDIにやってきてミコトと話し合います。ひとりでも命を奪ったことが立証できれば高瀬をさばくことができるといいます。ミコトはホルマリンで命を奪ったというと、弁護側は、ボツリヌス菌が原因だと言ってるといいます。そして、鑑定書にあるボツリヌス菌に関することをすべて削除してくれといいます。ミコトがごまかせといってるんですかというと、原因に関係ないことを削除するだけですと答えます。プライドを曲げれば有罪に出来ると言い切ります。
烏田が帰った後、神倉(松重豊)も協力してくれと圧力がかかってるといいます。ところが、ミコトは、なぜ高瀬がボツリヌス菌のことを知ってるのかと疑い始めます。だれかがボツリヌス菌が検出されたことを漏らしてるのでは?というと、神倉が内通者がいるといいます。神倉は、久部の前に立って、「週刊ジャーナルとつながってますね」というと、久部は下を向いたまま「すいません。いえなくて」とボソリといいます。夕子は怒ってつかみかかります。久部は、泣きながらみんなに謝ります。そして、UDIをあとにします。
翌日、中堂は橘の鑑定書の中のボツリヌス菌の記述を削除をした鑑定書をミコトに手渡します。
家に帰ったミコトは、法医学者の出来ることなんて高が知れてると母親にグチを言って涙を流しています。それを聞いていた弟は、久部に連絡をします。
中堂はフォレスト葬儀社の木林南雲(竜星涼)のところに行って、遺体の搬送と火葬を頼みます。ただ、まだ遺体は生きてる、明日ここに来てくれと言って紙切れをわたします。
翌朝、UDIに出勤するときに、ミコトは夕子に「嘘の鑑定書」は出せないといいます。しかし、事務所につくと鑑定書が消えています。じつは、神倉が、カラスだの所にいって「嘘の鑑定書は出せない、高瀬を有罪にするのはそっちの仕事でしょ」と啖呵を切っていたんです。神倉がミコトたちのところにやってきて「UDIをつぶすかもしれない」とうなだれながら話します。
その頃、久部は、週刊ジャーナルの末次(池田鉄洋)のところにいって、宍戸に本当のことを書いてくれと文句を行っています。すると、糀谷和有という叔父さんから声をかけられます。夕希子の父親です。久部は、UDIに連れて行きます。和有は、今までずっと中堂のことを犯人だと思っていて、ずっと嫌がらせをしていたので謝らせてもらいたいといいます。ミコトが電話をすると、退職届を神倉の部屋に置いておいたから出しておいてくれと言われて、電話を切られます。ミコトはすぐに探さないととあわてます。ミコトは、木林のところに電話をします。
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そのころ、中堂は宍戸の部屋に侵入して、ふぐの毒、テトドロキシンを宍戸に注射します。症状が出るまでに20分、なくなるまでに1時間、通常の毒物検査では検出できないから突然死として処理されるといって、高瀬を有罪にする証拠を出せといいます。
すると、「糀谷夕希子の命を奪ったのはあんただろ」といわれます。宍戸は夕希子の話をしながら解毒剤を奪おうとしますが失敗します。仕方なく、証拠のボールを渡して解毒剤を手に入れます。すると、宍戸はボールが入ったボトルを拡販してDNAの検出が出来なくさせます。宍戸は大笑いします。
そこにミコトがやってきます。ミコトはふぐの毒の解毒剤は存在しないというと、中堂は、「はじめに打ったのは麻酔剤だ。こっちが本命だ。ゆっくり、苦しめながら地獄に行け」といいます。ミコトは、法医学者として許せないといいます。さらに、不条理なことに巻き込まれたものが不条理なものに手を出してしまったら負けだといいます。いっしょにいた久部は、ちょっとなめて前に行っていたエチレングリコールなんじゃないかといいます。すると、解毒剤をミコトに渡します。ミコトはすぐに宍戸に処置をします。宍戸はもう証拠はないといいます。
その頃、UDIでは、夕希子の父親をみおくっています。父親がアメリカのテネシー州に住んでると知った神倉たちは、夕希子の遺体が土葬されてるとわかります。神倉はアメリカに飛んで、烏田Mに頼んで夕希子の遺体を日本に持ち帰ります。
すぐに、ミコトが再解剖をはじめます。
高瀬の裁判が始まります。ミコトは、証人として出廷して、当時の技術ではなかった技術で高瀬のDNAが検出されたと証言します。すると、高瀬が笑いだして、「なにもわかっちゃいない」といいます。すると、ミコトは法医学者は事実だけを調べればいいといいます。ただ、個人としては、母親に虐待されてそれを引きずってる加害者に哀れみを感じて、30歳を過ぎてもなお子供のままだ、だれも彼を救えなかった、心から同情しますと言って頭を下げます。すると、
「やりたくてやった、母親はかんけいない、26人。俺はやり遂げた。俺はかわいそうじゃない。俺にしか出来なかった」
と叫び始めます。それを聞いた宍戸は法廷を出ます。
そこに毛利刑事が現れて、逮捕状を見せます。宍戸は、ライオンに食われるシマウマを撮影しただけだといいましたが、逮捕されます。その姿を末次が久部に言われて写真を撮っています。
夕希子の父親は中堂に「あなたは生きてください」と言って、かえって行きます。UDIに坂本が帰ってきます。久部も面接に再びやってきます。
(おわり)
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各話のあらすじ
キャスト
- 三澄ミコト 石原さとみ、法医解剖医
- 三澄夏代 薬師丸ひろ子、ミコトの母親
- 三澄秋彦 小笠原海(超特急)、ミコトの弟
- 関谷聡史 福士誠治、ミコトの恋人
- 久部六郎 窪田正孝、記録員、ミコトの部下
- 東海林夕子 市川実日子、臨床検査技師
- 中堂系 井浦新、法医解剖医
- 坂本誠 飯尾和樹(ずん)、臨床検査技師
- 神倉保夫 松重豊、所長
- 木林南雲 竜星涼、フォレスト葬儀社
- 末次康介 池田鉄洋、久部六郎の飲み仲間
- 宍戸理一 北村有起哉、フリー記者
- 毛利忠治 大倉孝二、西武蔵野署刑事
- 向島進 吉田ウーロン太、毛利のバディ
以上、ドラマ「アンナチュラル」の9話のあらすじ(ネタバレ)と動画です。
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