(引用:公式ページ)
ドラマ「奪い愛、冬」の最終回のあらすじや感想などです。余命3か月を光に継げて、一人で消えようと決意しましたが、康太の手で蘭と光に空港で追いつかれてしまいます。康太は、3人の前で、蘭の足が動くことをばらしますが、どうなるのでしょうか?大どんでん返しの最終回です!
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最終話「雪山で涙の最終決戦!」のあらすじ
「蘭さんの足は動くんだ~」康太の声が信の頭の中を、稲妻のように駆けめぐります。
「足が動くなんて、そんなはずはない。蘭さん、本当のこと、本当のことを教えてくれ」
康太は攻めてるんじゃなくて、猛烈に感動していると言います。
「蘭さんは、そんなうそをついてまであなたを手に入れたかったんだ。ねえ、信さん、そんな人生をかけたうそをついてまであなたを愛してる女性をおいてけるんですか」
と言われてしまいます。おもいなやんだ信は、再び血を吐いて倒れてしまいます。病院のベッドに寝ている信の横で、蘭と康太に末期のがんで余命2ヶ月だと告げます。蘭は泣き叫びます。信はうわごとで「光」とつぶやきます。康太と光が廊下で話している隙に、蘭と秀子が信を車椅子に乗せて家につれて帰ろうとしています。空のベッドを見た光ると康太は駐車場に向かって二人を止めようとします。すると、信が目を覚まします。そして、蘭の手をとって、「俺の病気はもう治らん。蘭さん。すべてをおしえてほしい。俺に隠していたすべての事を」と言うと、康太も、「蘭さん、ここで白状するんだ。あんたのすべてを」と言います。
すると、杖を放り出して、ギブスをはずして駐車場の奥に走っていってしまいます。「あなたを手に入れたくて、うそをついたの。さされたのは本当。でも動かなくなったと言ったのはうそ!」と叫びます。それからすべてを話し出します。小学校のときから好きで、何度も告白したけどフラれて、光という彼女ができたと告げられたと話します。蘭はそう話しながら、ナイフを出して振り回します。そして、古田と言う男に頼んで襲わせたと言います。
光は、
「蘭さんがついたうそで、信さんと引き裂かれた。私も愛していた。許さない。刺したいなら刺せばいい。ほら」
と、蘭に向かって歩いていきます。妊娠もうそです。蘭は謝らないと言い出します。康太は、信と光に聞きます。
「信さん、こんなにあなたを愛した人を捨ててもいいんですか?光はどうなんだ?」
光は笑みを浮かべながら、
「さっきから、ずっと考えてた。蘭さんがうそをつかなかったら、あの時信さんとはなれずにいっしょにいられたのかな~って。ずっと一緒にいて、結婚して、子供ができて、毎日、わらっていられたのかなって。私は、そうなりたかったよ。私は信さんをずっと愛してる」
康太は信に向かってどっちを選ぶか詰め寄ります。信は蘭を選んで歩いていきます。秀子と康太は思いっきり笑顔です。公園で康太はやり直そうと言いましたが、「康太とはやり直せない」と言います。「私は、信さんを憎むことはない。信さんを愛してる。この気持ちだけがずっと残るの。」と答えます。
光は母親の食堂に行って甘酒を飲んで、相談すると、「そのうち花もさく、ぜったい笑顔になるから」と慰めます。康太も、母親から「自分の愛が伝わらずに苦しんでるのは自分だけじゃないの。みんな同じ。生きてて、みんなどっか苦しい」と慰められます。
信は病室に変えると、「今までありがとう」と蘭に伝えます。そして、「光ると一緒に生きたいと思ってる。光るにずっと前にお願いしたんだ。最後は光るのそばでって。気持ちにうそをついたまま蘭さんのそばに入られない。気持ちにうそをついたまま、この世を去っていくのがいやなんだ。俺のことを愛してくれて、本当にありがとう」と伝えます。
すると、蘭はかばんからはさみを取り出して狂ったようにきりはじめます。そして、泣き叫んで座り込んでしまいます。
翌日、信は康太を呼び出して、「殴ってくれ」と言います。病人は殴れないと言うと、自ら机に頭を打ち続けます。そして「康太くんの口から、光に伝えてほしいんだ。明日の昼12時、俺は待ってると」という伝言を頼みます。3ヶ月しか生きられない中で、光を幸せにできるかどうか、康太に託してみたいと思ったようです。康太は怒り狂います。
帰り道、康太は橋の上で婚約指輪を見ながら光のことを思い出しています。そして、橋の上から指輪を捨てます。翌日、康太は光に電話をします。「やっぱり、光といたいんだ。今すぐ来てほしい。来なかったらおれ、しぬから」といってきります。光は驚いていわれた場所に走っていきます。その場所に着くと、光が立っています。
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「今日この時間、この場所で待ってるのは俺じゃない。この扉の奥で、信さんが光を待ってる。きのう、頼まれたんだよ。伝えてくれって。あの人も試すよな~俺のこと。俺が伝えなきゃ、二人は会えなかったんだから。でも、ただあわすのはしんどいじゃん。俺もまだ好きだし。だから。行ってきな」
光はうれしそうな顔をして教会の中に入っていきます。そこには信が待っています。光はかけよって、抱き合います。そこに、蘭がやってきます。「まだ、あきらめるの早いんじゃない?」康太は入っていこうとする蘭を止めて、追い返します。
出てきた二人に向かって、「信さん、光のこと幸せにしてあげてください。光、何があっても後悔するな」と精いっぱいの強がりを見せます。
そして、二人で光の食堂に行って報告をします。そこに蘭からの荷物が届きます。中には髪の毛とか針の刺さったぬいぐるみが入っています。
康太は許されて会社に戻ります。蘭はもう一度凍結精子で体外受精を試します。
3ヶ月後、信と蘭は、海の見える小高い丘の上の家で暮らしています。光は在宅でデザインの仕事をはじめて、信はずっとそばにいてくれるので幸せをかみしめながら、笑顔でいることができましたが、同時に、信がいなくなってしまうのをおびえながら生きています。光は信と一緒にいられる代わりに、恐怖と不安を感じ続ける罰を受けていると感じています。
そして、二人の間に子供ができます。信が名前を考えます。男の子でも女の子でも「春」です。そして信が光を見つめていいます。
「光のことを守ってくれるよ。ありがとな。光」
「こっちこそだよ」
「しあわせだったか」
「しあわせだったよ。信さんのおかげでとっても、とっても幸せだった」
「そうか、よかった。おれもしあわせだったよ」
「これからもね」
「これからも。あいしてるよ。光も春も」
そういって、信は光の肩に頭をおとして寝てしまいます。動かなくなった信にささやきます。
「あいしてるよ、これからもずっと、愛してる」
1年後、信の会社に1年前に書かれた信からの手紙が届きます。そこには康太への手紙もはいっています。そこには、「どうか、光のことを応援してあげてください」とかかれています。
光は、信といた家に今も住んでいます。そこに出産祝いをもってこうたがやってきます。もうすでに、昔のような関係に戻っています。
そこに大きなおなかをした蘭がやってきます。「これからよろしくね」という蘭に向かって、本物の愛を知った光は、堂々とにらみつけながら「こちらこそ」と答えます。
(おわり)
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ドラマ「奪い愛、冬」最終回の感想
最高です。人間の心の奥底をのぞいたような感じのドラマではなかったでしょうか。とくに、水野美紀さんの鬼気迫る演技がすばらしかったです。最近、ああいった幹事の役が増えてきていますが、一つ前のドラマで自分の殻を破ってしまったのかもしれません。「踊る大走査線」に出ていたころは、純真そうな華麗な人でしたけどね。
それにしても、愛っていうのは、難しいような気がします。私が思うに、多くの人は愛を勘違いしてしまってるような気がします。所有したいとか、束縛したい、甘えさせてもらいたいなど、どうしてもその人に依存しているとしか思えないんですよね。とはいえ、愛とはどういうものかというと私も困ってしまいますが、このドラマの中で、最後のほうのような、一緒にいるだけで幸せな気分になるっていうのが、一番近いような気がしますが、どう思われますか?なかなか、これが愛!ってはっきりいえないのですが、何かお考えがありましたら、お寄せください。
ドラマ「奪い愛、冬」のキャスト
- 池内光 倉科カナ
- 池内麻紀 キムラ緑子、光の母
- 奥川康太 三浦翔平、光の婚約者、同僚
- 奥川美佐 榊原郁恵、康太の母
- 豊野秀子 秋元才加、光の同僚、康太を好き
- 武田玄 三宅弘城、光の会社の部長、光に一度告白
- 尾上礼香 ダレノガレ明美、大学時代の康太のカノジョ
- 森山信 大谷亮平、光の元恋人
- 森山蘭 水野美紀、森山信の妻
- 加藤清 西銘駿、森山信の後輩
- 斎藤部長 ミスターちん、森山信の上司
最終話以外のあらすじ
以上、「奪い愛、冬」の最終話のあらすじと感想です。
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