(引用:番組公式サイト)
ドラマ「黄昏流星群」の6話のあらすじ(ネタバレ)を紹介します。
ドラマ「黄昏流星群」の6話のあらすじ
瀧沢完治(佐々木蔵之介)は、目黒 栞(黒木 瞳)の母親の葬儀のあと、ついに一晩いっしょに過ごしてしまいます。真璃子(中山美穂)には、銀行の同期の井上(平山祐介)と飲んでいたらタイミングを逃したので、井上家に泊まると嘘の電話します。
翌朝、完治が起きると栞が朝食を作っています。すがすがしい朝に、栞の笑顔を見て満ち足りた気分を感じます。栞は、朝食を食べながら「一生忘れません」と笑顔で言います。栞の家を出た感じは、全てが煌めいて見えます。
帰宅する完治を送り出して、洗濯物を干し始めた栞は体に異変を感じます。一方、家に帰ったもののすぐに出社する完治の姿に途方に暮れる真璃子は、昼間に遊びに来た友人の水原聡美(八木亜希子)に夫の浮気は確定的だと打ち明けます。思わず出てしまった完治の携帯電話から聞こえてきた知らない女性の声、表示された目黒栞という名前、そして明らかにおかしい昨晩の外泊…。ここまでハッキリ浮気と分かってしまうと逆に問いただす気にもなれないと真璃子は嘆きます。そして、「もうダメね。打つ手なしって感じ」と笑い合います。
その日の夜、美咲(石川 恋)から日野春輝(藤井流星)との結婚を進めるために両家で顔合わせをしたいと言われます。夕食の後片付けをしてると、真璃子の携帯に春輝から旅行の写真が送られてきます。美咲にもみられますが、うまくごまかします。
両家顔合わせの日。日野家に出向いた完治たちは、豪華な邸宅や春輝の母・冴(麻生祐未)の厳しい目、凜とした物言いに気圧されてしまいます。家の中に入ると、初めから冴はなるべく早く孫の顔を見たい、結婚して赤ちゃんができたらすぐに家の中に入ってもらいたいと美咲にプレッシャーをかけてきます。
帰り道、完治は美咲に戸浪教授(高田純次)とは別れるのか問い質す。きちんと別れるから心配しないでと答える美咲。
一方、完治たちを送り出すと、冴はすぐにベッドに横たわります。冴は昨年がんが見つかってしまい、そのために早く孫の顔を見たいと急がせています。一度手術をしたのですが、再発しています。
翌日、完治が荻野倉庫に出社すると、川本保(礼二)が荒れています。メインの取引先から契約を打ち切られたためです。川本は、完治に若葉銀行にいって新しい融資をお願いしてきてくれと言われます。
完治は融資を頼みに若葉銀行へといくと、井上を見かけます。遠くから挨拶をしましたが無視されます。そこに同期がやってきて聞いてみると、完治が出港した後に井上が本社の融資部長になったということです。金田部長(伊藤正之)に近づいて出世したのです。
完治が融資の相談に行くと、窓口から断られてしまいます。仕方なくトイレに行くと井上に会います。井上は完治の顔を見ると逃げ出します。完治が追いかけて話をすると、今は微妙な立場で、完治がおなじ立場だったらどうする?と逆に聞かれます。
会社に帰って川本に謝ると、さらに怒られます。
その日の夜、いつの居酒屋で栞と会って今日のことを話します。家に帰ると、美咲が明日から出張だと真璃子に行っています。そして、明後日の結婚式の式場周りを真璃子と春輝の二人で行ってくれとお願いしています。完治は2階に上がっていく美咲に、「本当に出張なのか?」と耳元で聴きます。
翌日、完治は城北女子大に行って戸浪教授と会います。話をしようというと、「家に来ませんか?この近くなんですよ」と戸浪教授は笑顔で言います。
戸浪の家につくと、家の中は書籍や蝶、昆虫などの標本だらけで足の踏み場もありませんです。妻からはとっくに見放されていて、面倒だから籍は抜いていないと戸浪は言います。完治は、戸浪に向かって「オトナの分別を働かせてもらいたい、気持ちをもてあそばないでもらいたい」ときっぱり言います。すると、もてあそんでるつもりはない、ただ一緒に時を過ごしてるだけだと言います。そして、たまたま二人の時間、人生が重なってしまっただけだといいます。完治は栞と出会ったときのことを思い出して何も言えませんです。
その日の夜、美咲は風になったようで席をしています。美咲が寝た後に、薬をバッグに入れてあげようとして真璃子がバッグを開けると、中にはゴムがはいっています。「美咲ちゃん、すきなひとがいるんじゃないかな」という春輝の言葉が頭に浮かびます。
翌朝、真璃子は何事もなかったように美咲を送り出します。出かけようと出てきた完治に昨晩のことを話すと、「なぜ止めなかった?」とおこられましたが、もう大人だし、結婚と恋愛は別って言ってたからそれを信じるしかないと言われます。
完治が会社にいると、井上から電話がかかってきます。本部長にかけあって3000万円までなんとかしてくれると言ってくれます。それをすぐに倉庫にいる川本に告げると、そればっかりじゃ話しにもならないと相変わらず怒っています。完治がいろいろな努力をしないとカンタンに融資はできないと説明すると、ますます怒って感じの腕を振り払います。
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すると、完治が倉庫のホームから落ちます。完治はそばにあったかご台車をつかんだので、完治の上にいくつものかご台車が落ちてきます。
栞が出社すると、救急車が来ていて人だかりができています。
その頃、真璃子は春輝と一緒に結婚式場周りをしています。担当者がはずしたときに、二人で腕をくんでバージンロードを歩きます。そのあと、春輝といっしょにウェディングドレスをみながらあるいてると、美咲のことは知ってると春輝が言います。美咲は好きな人がいるけどいっしょにはなれないと告白されたと言うことです。そして、母親がすい臓がんだと言われて母親を安心させるために早く結婚しないといけないと美咲にも言ってあるといいます。
さらに春輝は、
「ぼくにも、他に好きな人がいます。あなたですよ。ぼくが好きなのは、真璃子さんです」
「そんなの、おかしいでしょ?私のこといくつだと思ってるの?」
「人を好きになるの、年って関係ありますか?世間から見ればおかしいことだとわかってます。ただぼくはあなたがつらいときにうけざらになれれば・・と思っています」
そのとき、真璃子の携帯が鳴ります。荻野倉庫からです。
急いでふたりで救急病院に行くと、 ベッドの上には笑顔の感じがいます。
「よっ!ぜんぜん、大丈夫。足の骨にひびが入っただけみたい」
と、いつもよりも陽気に真璃子に話します。真璃子も笑顔で「心配したじゃない」と軽くはたいたりして、二人でじゃれ合っています。その二人を入り口から春輝が見ています。
しばらくすると、栞が病院にやってきて受付で完治のことを聞いています。会社のものだというと、詳しくは教えられないと言われてると、美咲がやってきます。美咲は受付にいた栞に気が付きます。
栞は完治の病室にやってきて、金沢で行われた戸浪の学会についていったといって、とても楽しかったといいます。そして戸浪に「帰りなさい」と言われて帰ってきたといいます。完治は、「もう別れなさい、もういいだろう。そろそろけじめをつけなさい」と美咲に言います。美咲は納得します。ただ、完治も栞と別れてくれと言われます。
(⇒7話のあらすじ)
ドラマ「黄昏流星群」の原作
原作の弘兼憲史先生は、1947年生まれの漫画家です。松下電器に3年間つとめられてから漫画家になります。代表作は、「課長島耕作」シリーズです。サラリーマンだった経験を生かして、団塊世代のサラリーマンを応援するような漫画を多く書かれています。奥さんは、元アシスタントで漫画家の柴門ふみ先生です。漫画以外に小説も出されています。
- 課長 島耕作 全17巻完結セット
- 黄昏流星群: 不惑の星 (1)
- 黄昏流星群 ベスト オブ ベスト 1: 弘兼憲史自選傑作集
- ハロー張りネズミ(1)
- 50歳すぎたら「まあ、いいか」「それがどうした」「人それぞれ」でいこう
ドラマ「黄昏流星群」のキャスト
- 瀧沢真璃子 中山美穂
- 瀧沢完治 佐々木蔵之介、若葉銀行支店長、真璃子の夫
- 瀧沢美咲 石川恵、瀧沢家の一人娘
- 日野春輝 藤井流星、美咲の婚約者
- 日野冴 麻生祐未、春輝の母
- 目黒栞 黒木瞳、社員食堂の調理師、完治の運命の恋の相手
- 目黒悦子 岩本多代、栞の母親、老人ホーム
- 小俣房江 山口美也子、栞の同僚
- 川本保 中川家礼二、栞の上司
- 須藤武史 岡田浩、完治の同級生、パティシエ
- 水原聡美 八木亜希子、真璃子の同級生、翻訳家
- 篠田薫 本仮屋ユイカ、完治の秘書
- 森口克彦 春海四方、若葉銀行専務
- 井上英樹 平山祐介、若葉銀行八王子支店長、完治の友人
- 金田真之 伊藤正之、若葉銀行常務
- 徳田和夫 小野武彦、完治の相談相手
- 戸浪恭介 高田純次、美咲の浮気相手
各話のあらすじ
以上、ドラマ「黄昏流星群」の6話のあらすじ(ネタバレ)です。
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