(引用:公式サイト)
ドラマ「正義のセ」のキャストと1話のあらすじ(ネタバレ)を紹介します。ドラマ「正義のセ」は、エッセイストで小説家、タレントの阿川佐和子さんが書いた小説が原作です。まだまだ駆け出しの2年目の検事、竹村凜々子は、不器用ですが一生けんめいが取り柄で、周りを巻き込みながら事件に取り組んでいって検事として成長していきます。そんな主人公の凜々子を吉高由里子さんが演じていきます。
キャスト
- 竹村凜々子 吉高由里子、横浜地検港南支部の2年目の検事
- 相原勉 安田顕、凜々子の担当事務官、サポート役
- 大塚仁志 三浦翔平、横浜地検港南支部のエース検事
- 木村秀樹 平埜生成、大塚の担当事務官
- 徳永太一 塚地武雄、凜々子の同僚検事
- 榎戸修 夙川アトム、徳永の担当事務官
- 梅宮譲 寺脇康文、横浜地検港南支部長
- 中牟田優希 大野拓朗、4年付き合ってる凜々子の恋人、航空会社勤務
- 竹村浩市 生瀬勝久、凜々子の父
- 竹村芳子 宮崎美子、凜々子の母
- 竹村温子 広瀬アリス、凜々子の妹
あらすじ
竹村凜々子(吉高由里子)は、この春、横浜地方検察庁港南支部に赴任した2年目の検事でした。
ある日、おめかしをして3ヶ月ぶりのデートにむかっていました。その途中、バッグの引ったくりにあってしまいました。デートもできなくなってしまいました。
翌日、検察庁に出勤すると、机の上に凜々子のバッグがおかれていました。すると、奥から担当事務官の相原(安田顕)が出てきて、警察官が届けてくれたと説明してくれました。さらに、先輩検事の大塚(三浦翔平)、徳永(塚地武雅)と、支部長の梅宮(寺脇康文)たちがやってきて挨拶をしました。
早速事件記録を渡されました。初日から5人の取調べがあるということでした。
ひとり目の被疑者の林が入ってきました。容疑は恐喝でした。林はいきなり、「おんなはだまって、男の言うことを聞いてろ」と文句を言い始めました。凜々子はビビリながらも怒ってしまいました。
二人目は主婦で、窃盗でした。涙ながらに盗んでしまったことを話す主婦に、思わず涙ぐんでしまいました。
3人目は、商標法違反をしたニイチャンでした。バッグのばった物を売っていました。そのニイチャンにおだてられてうれしくなってしまいました。
取調べが終わった凜々子が、相原に自分の取調べはどうだったか聞くと、喜怒哀楽がハッキリしすぎで、取調べ中に検事が切れるなんて言語道断、出来るだけ感情を押さえることをしたほうがいいといわれました。
そのあと、書類送検、在宅送致の事件だといわれて大量の書類をわたされました。凜々子はトイレにこもって気合を入れなおしました。
次の被疑者は、恩田(石黒賢)というサラリーマンで、部下の向井(浅利陽介)に路地裏で暴行をして階段を転げ落とし、全治2か月の重傷を負わせたということでした。ただ、恩田は一切やっていないと真顔で凜々子に訴えました。凜々子は日常的にパワハラをしていたと聞くと、逆に殴られそうになったといいました。感情的になるととめられないといわれると、凜々子はしっかり信じてしまったようでした。
帰った後、相原に意見を聞くと、どちらかが嘘を言ってるだけだといいました。向井は入院してるので翌日話を聞けるように手配すると行ってくれました。ただ、その前に、在宅処理の書類を片付けてくれといわれました。
家に帰った凜々子は愚痴を言ってると、東京の下町で豆腐屋を営む父の浩市(生瀬勝久)、母の芳子(宮崎美子)、妹の温子(広瀬アリス)たちから、もっと冷静になれといえでも怒られていました。そのころ、相原も同僚事務官たちと居酒屋でグチを言っていました。
すると、凜々子のところに彼氏の中牟田優希(大野拓朗)からメッセージがきました。喜んで電話をすると、翌日の夜にこの間出来なかったデートをしようということになりました。
翌日、凜々子と相原は向井の病室にいきました。すると、病室の中から向井の上司達が被害届をだしたことを怒ってる怒鳴り声が聞こえてきました。少し聞いてると、完全なパワハラでした。凜々子たちが中に入ると、上司たちはすぐに出て行きました。凜々子は向井にパワハラの事を聞くと、きっかけは、昨年にいきなり恩田が資材の発注先を変えたことに意見を言ったことで、その日からいじめが始まったということでした。何度も告発しようとしたけれども、他の社員の前ではとてもいい上司を演じてるので、向井の言うことなんてとても信じてもらえないとおもってやめたということでした。
次に事件の事を聞きました。居酒屋でコップを投げられて、もう我慢ができないから恩田のことを告発するといって店を出ると、恩田が追いかけてきて暴行をしたということでした。そのときには、同僚の田中が見ていたと話しました。被害届を出したのが1週間遅れたのは、迷っていたためで、妻が後押しをしてくれてだしたといいました。そして、田中は恩田のいいなりだから嘘の証言をしてるといいました。
凜々子はその話を聞いて、おもわず「信じます」と言ってしまいました。相原はびっくりして病院の外に連れ出しました。相原はもっと検事としてしっかりしてもらいたいといいますが、凜々子は歩き出しました。同僚の田中に直接話を聞きに行くということでした。仕方なく相原も付き合いました。
恩田の会社、枝野建設につくと田中を呼び出しました。凜々子は、嘘をつくと罪に問われると脅してると、恩田がやってきました。そして、嘘をつくはずはないといって田中を連れて帰っていきました。
検察庁に帰ってきた凜々子は、大声で「恩田を起訴する」と話しながら部屋にはいりました。すると、先輩検事の大塚が「証拠がないだろ」と横から文句を言いました。そして、「おまえは被害者の言葉を信じてるだけだろ、そんなの検事じゃなくても出来る」といいました。徳永も証拠がないんじゃね~といいました。
なお凜々子はくいさがりましたが、大塚は、「現状では嫌疑不十分で不起訴が妥当だ」といいました。徳永も証拠がないと有罪にはできない、くやしいけどね~となぐさめました。
すると、梅宮支部長がやってきて、証拠を厳密に精査して出来る限り真実を明らかにするのが仕事だといいました。そのためにはやはり証拠を集めることが大切だといいました。凜々子は涙ぐみながら納得しました。
その日の夜、凜々子がデート場所で待ってると、中牟田から急な仕事が入ったとメッセージが来ました。凜々子は<わかった>と返信しました。昼間のことがあったので、凜々子は正直ほっとして家に帰っていきました。
家に帰った凜々子が飲んでると、父親の浩一がやってきていっしょに飲んでくれました。そして、むかし、凜々子は「正義の味方になる」と言っていてとてもびっくりしたとしみじみいいました。そんな凜々子の融通キカンチンのところは検事に向いてるはずだと慰めてくれました。
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翌日、凜々子が出勤する途中に向井の妻が待っていました。向井は被害届を取り下げるつもりだといいました。実は、恩田がやってきて、たぶん不起訴になるから被害届を取り下げるなら今までどおりに会社にいさせてやると約束してるのを影から聞いていたんです。そして、夫がいじめられていたのに気づかなくて悔しいといいました。凜々子は膝に置いた手をきつくにぎりしめました。
凜々子は検察庁に入ると、みんなに「1日だけ時間をください」と頭を下げました。そして1日かけて証拠を見つけるので、今日の分の自分の仕事をやってくれとお願いしました。徳永ははじめは文句を言いましたが、「今日1日だけだ」と納得してくれました。
凜々子は、証言を洗い直し始めました。そして、午後になって出かけていきました。言った先は、警察署でした。防犯カメラと目撃証言を再び確かめました。警察署か羅検察庁にクレームが入りました。それを聞いた大塚は凜々子の机の上を見てあることに気が付きました。凜々子たちが次にいったところは、病院でした。向井の傷は何が原因なのかわからないということでした。
次に現場の居酒屋と階段にいきました。階段を見てると、凜々子はなんで田中は嘘をついてるのか?と疑問をもちました。夜まで待って、付近の聞き込みを始めました。が、何も新しい情報はありませんでした。
最後に居酒屋に戻って、防犯カメラがないかな~と周りを見てると、凜々子はタクシーのドライブレコーダーに気がつきました。すぐにタクシー会社をまわって、事件のときに居酒屋の前で待機していたタクシーを探しました。何件かまわったあと、やっと該当するタクシーを探り当てて、ドライブレコーダーの画像を見てみると、向井が店を出た後に恩田がを追いかけきて現場に連れ去ってる姿がうつっていました。凜々子達はようやく証拠を手に入れました。
検察庁に帰ってくると、大塚が待っていてくれて、「あまいんだよ、やるんだったらちゃんとやれ」といって、書類を手渡して帰っていきました。その書類を見てみると、銀行口座の入出金記録でした。トイレから返ってきた相原といっしょに見ると、恩田と田中がつながってる理由がわかりました。
翌日、凜々子は恩田を呼び出しました。凜々子はあらためて、居酒屋を出てから向井を追いかけてなかったことを確認してから、ドライブレコーダーの画像を見せました。恩田はしらを切りましたが、凜々子はさらに、なぜパワハラをしたのか聞きました。しかし、恩田は何も言いませんで。じつは、資材の仕入れ先から水増し請求させて、そのキックバックを自分の妻の口座に入れさせていたんです。そのことを向井に知られる前に追い込んで辞めさせるつもりでした。相原は、向井の同僚の田中の妻の口座にも300万円が振り込まれていたことを見せました。凜々子が田中はすでに部長の指示でやったと自白したと言いました。さらに会社は詐欺で恩田たちを告訴する手続きをしてると凜々子がいうと、
「なんでこんなことに。こんなことでわたしの人生が台無しになるなんて」
「では、もう一度聞きます。向井さんへの暴行は認めますか?」
「そんなことはもうどうでもいいだろ、すぐに治る怪我と私の人生を・・」
「そんなこと?そんなことじゃないです。あなたは何の罪もない向井さんを深く深く傷つけたんです。向井さんだけじゃない。ご家族の心もです。それを、そんなことで済まさないでください。恩田徹さん、あなたを傷害罪で起訴します」
凜々子は起訴状を梅宮支部長のところにもっていきました。すると、笑顔で「ご苦労様」と言ってくれました。
凜々子は屋上で「よっしゃー!」とさけぶと、
「声がでかいんだよ」
と遠くで大塚がいいました。駆け寄って感謝を言うと、凜々子が後回しにした事件にも被害者がいるし、ひとつ事件を解決したくらいで、一人前の検事になったと勘違いするな!といって後ろを見ずに歩いていきました。それでも凜々子は笑顔でした。
数日後、向かい夫婦がやってきて、凜々子は正義の味方だといってくれました。
(⇒2話のあらすじ)
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スタッフ
ドラマ「正義のセ」のスタッフは、
- 脚本 松田裕子
- 演出 南雲聖一
- 原作 阿川佐和子『正義のセ』
脚本の松田裕子さんは、
- 時代を作った男 阿久悠物語
- 兄に際され過ぎて困ってます
- 東京タラレバ娘
- 黒崎くんの言いなりになんてならない
などの脚本を書かれています。
演出の南雲聖一さんは、日本テレビ所属の演出家です。最近では、
- 花咲舞が黙ってない
- お迎えデス。
- 東京タラレバ娘
- 過保護のカホコ
などの演出をされています。
原作は阿川佐和子さんです。1953年生まれの64歳のエッセイスト、小説家、タレントです。小説家の阿川弘之さんの長女として東京にうまれました。慶応大学卒業後は、1981年に「朝のホットライン」でリポーターを務めてから業界にはいられました。その後、情報番組のアシスタントや、「筑紫哲也のNEWS23」「報道特集」のキャスターを務められました。1998年の「ビートたけしのTVタックル」の進行役になって、硬軟併せ持つスゴイ人だということが日本中にしれわたりました。2012年にだしたエッセイ「聞く力」はベストセラーになりました。多くのエッセイや小説を出されています。原作の「正義のセ」はアマゾンで購入できます。
各話のあらすじ
以上、ドラマ「正義のセ」のキャストと1話のあらすじ(ネタバレ)などでした。
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