ドラマ「リバース」の4話のあらすじ(ネタバレ)と感想です。告知文を持ち寄って集まった4人でしたが、解決策は見いだせないまま別れます。浅見のサッカー部、村井の妻、深瀬の転職と、それぞれに問題が大きくなってる中、駅のホームから谷原が誰かに突き落とされてしまいます。
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ドラマ「リバース」4話のあらすじ
深瀬が、谷原が入院している病院に行くと、浅見や谷原の奥さん、明日香(門脇麦)がいます。その頃、村井は、沼淵ことはの家で香織(趣里)と話し合っています。浅見と深瀬は、病院で、誰が突き落としたのかを話し合っています。深瀬は、広沢がいなくなったときのことを聞こうとしましたが、明日香がやってきて聞けずじまいです。深瀬は浅見と帰るときに、学校のPTAから条件をだされていている事を話します。浅見は話に乗ればいいとこたえます。
村井は、第一秘書の甲野伸之(山崎銀之丞)に、「なにを第二秘書の分際で好き勝手なことをやってるんだ」と怒られます。香と沼淵のことはしっかりまとめたようです。
深瀬は、サッカー部のキャプテンの親の相良成行(堀部圭亮)に、偽証の断りを入れましたが、「生徒たちの将来がかかっているんです。お願いします」と押し切られます。その夜、深瀬と村井と浅見の3人は、いつもの居酒屋に集まります。深瀬は、広沢が酒を飲んだこととか、告発文のことを警察に言おうと言いますが、却下されます。そして、深瀬が、谷原が送ってきた写真に広沢由樹(小池徹平)の母親の昌子(片平なぎさ)が写っているのを発見します。
深瀬は、谷原にお見舞いのケーキを買ってるところに、美穂子(戸田恵梨香)がやってきます。勇気をだして声をかけた深瀬は、お見舞いのケーキを美穂子に選んでもらい、話もちょっとすることができます。深瀬が病院に行くと、谷原は一般病棟に移っていましたが、意識はまだ戻っていませんです。そこに、小笠原がやってきます。そして、明日香に広沢の件を聞きましたが、判ってる以上のことは聞けませんです。小笠原が帰るときに、深瀬が、
「おれも、犯人捜したいです。広沢を奪われたから、おれたちに復讐したいんですよね。広沢を大事思っていたごく身近な人じゃない香奈って気がします」
というと、小笠原は、広沢の母親は突き落とした犯人ではないと断言します。犯人を捜して許しを請いたいと言う深瀬に、他の3人は酒以外にもっと秘密を隠しているはずだと言います。深瀬はそれを聞く方法を尋ねますが、難しいと言います。そして、
「悠長なことは言ってられないな。家族とか、身内が狙われるかもしれない。はやくしないとな」
と言って帰っていきます。
深瀬は、家に帰って広沢に関する思い出を書き始めます。が、思い出そうとすれば思い出すほど、広沢のことが分からなくなります。広沢と出会ったのは、大学の4年で、同じゼミになったときです。それまでは、見かけたこともなく、一言もしゃべったことはありませんです。深瀬がコーヒーをいれることで仲良くなっていきます。広沢と話していると気が楽です。そんなことを思い返していると、電話が鳴ります。相良からで、翌日の指導会議での偽証の件です。転職先の人も一緒に、その後の食事もあるということです。深瀬は高校に行って指導会議に出ます。相良に、
「部員たちが飲んでいたのは、ビールですか?ノンアルコールですか?」
と聞かれると、
「ビールです。やっぱりビールです。断言はできません。俺が断言できないからって、彼らが無実だっていう証明にはなりません。本当のことを知ってるのは、彼らだけです」
「おれら、バカじゃないですから、部室で飲めば出場停止だってわかります」
「本当に、それでいいの?ごまかすのは嫌だって思ってる人いるんじゃないの?嘘初来たくないって思ってるひと、謝る人、今、見ないふりしても、消えてなくなることはないんです。その時は、ごまかせたと思っても、後で必ずつらくなります。うまくいかないことが会ったとき、ぜんぶ報いだと思ってしまうんです。自分の人生が上手くいかないのは、あの時の罰だって。たくさんのことをあきらめてしまうんです。そのことで、周りの人を傷つけることだってあるんです。そういう思いはしてほしくないです」
すると、校長先生が、「夏の大会の出場は控えて冬の大会まで自覚を持って練習に励んでください」と結論を出します。
会議の後片付けをしていると、「俺はいい友達を持ったよ」と浅見に言われます。相良からもらった1500万円の受注はパーになります。
クラスでは、サッカー部のキャプテンのせいで喧嘩が起きています。浅見は、校長先生から自宅謹慎を申し付けられます。その足で、深瀬の所に行きます。そして、「警察に言えなかったことがあったんだ」と話し始めます。谷原と別れて探していた時に、携帯に電話があります。そして、もどると谷原が車の残骸の近くにたっています。その時に、車が爆発して、そこから逃げていく人影を見たようです。その人物は赤い上着を着た「村井だったと思う」とつぶやきます。村井はタクシーで事故現場について、パトカーよりも早かったと言います。最初に旅行に行こうと言ったのも村井だし、何か仕組んだのではないかと言います。そもそも、なんで電車で来て、タクシーで現場まで来たのかと、疑問を深瀬にぶつけます。
村井が妹の明日香を連れて家に帰ってくると、週刊誌の記者が待ち構えています。それを振り払って家に入っていきます。
(⇒ 5話のあらすじ)
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ドラマ「リバース」の感想
おもしろかったですね。ますます、犯人が誰なのかわからなくなってきます。もしかしたら、複数の犯人がいるのでは?と感じましたがどうでしょうか?
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とはいえ、今まで出てきた人物の中に犯人はいるのではないかと思いますが、チョットかが得てみたいと思います。今までに起きた事件は、
- 深瀬への告発文
- 美穂子への告発文
- 浅見への告発文
- 谷原への告発文
- 村井への告発文
- 谷原をホームへ突き落した
深瀬と美穂子への告発文と、他の3人への告発文は違う人がやってるような感じです。枚数も違えば、やり方も違っています。そして、実際に被害の出たものは、谷原を突き落したことだけです。はじめから、他の3人にそうしなかったのは、全く別な人物だったからなのでは?と思います。なので、3人の犯人がいるのではないでしょうか。そのひとりが、もしかしたら、広沢の車から逃げていた村井のような気がします。谷原がそのときのことを何かを見ていて、村井も見られていたことを知っていた。そして、たまたま別の人間が貼った告発文を見て、村井は谷原がゆすってきたのでは?と考えて、口ふさぎのために突き落としてしまったような気がします。そう考えると、駅から逃げ出した女性は、村井の女装だったのではと推測できます。
ただ、告発文を貼ることで得をする人がいません。酒を飲んでいたことが分かったとしてもどうにもなりませんし、そうなると、復讐目当て、思い知らせてやる!みたいな気持ちで貼り付けたとしか思えません。となると、広沢の両親とか、彼女ということになりますが、母親の昌子(片平なぎさ)の行動がちょっと疑問ですね。そして、広沢のカノジョだと思っていた村井の妹は、はっきり否定しましたから、別に付き合っていた人がいたのかもしれません。もしかしたら、浅見の同僚の先生、森下泉(藤本泉)かも知れません。
なので、犯人が3人いると考えると、村井、母親の昌子、浅見の同僚の森下、この3人がわたしの推理では、浮かんできます。どうなんでしょうか?楽しみです。
湊かなえさんの著書
湊かなえさんは、「イヤミスの女王」と呼ばれています。その意味は、「読んでいやな気分になるミステリー」だと言うことです。つまり、読んだ後の後味が悪いということのようです。この「リバース」でも、最後の1行でそれまでの雰囲気を壊してくれていやな気分にさせてくれます。ただ、ドラマでは、その後の話も描かれるようで、小説とは違う結末になってるようですので楽しみです。
湊かなえさんのおすすめの著書は、
などですね。やはり、告白が映画化もされていますし、一番面白いのではないかと思います。
ドラマ「リバース」のキャスト
- 深瀬和久 藤原竜也
- 越智美穂子 戸田恵梨香、深瀬和久の恋人
- 乾佳介 バッファロー吾郎A、珈琲店「クローバーコーヒー」のマスター
- 乾恭子 YOU、乾佳介の奥さん
- 広沢由樹 小池徹平、山本ゼミの仲間、10年前の事故で遭難
- 広沢忠司 志賀廣太郎、広沢由樹の父親
- 広沢昌子 片平なぎさ、広沢由樹の母親
- 谷原康生 市原隼人、山本ゼミの仲間
- 谷原明日香 門脇麦、村井隆明の妹で、谷原康生の妻
- 村井隆明 三浦貴大、山本ゼミの仲間、父親の村井明正の秘書
- 村井香織 趣里、村井隆明の妻
- 村井明正 村井國夫、神奈川県議会の議長で村井隆明と明日香の父親
- 沼淵ことは 篠原ゆき子、神奈川県議会の女性議員、村井隆明の浮気相手
- 浅見康介 玉森裕太、山本ゼミの仲間、高校教師
- 小笠原俊雄 武田鉄矢、フリージャーナリスト
各話のあらすじ
以上、ドラマ「リバース」の4話のあらすじや感想です。
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