4月14日(金)夜10時から始まる、新ドラマ「リバース」のキャストや相関図、1話のあらすじ(ネタバレ)をまとめます。原作はイヤミスの女王の湊かなえさんで、主役は藤原竜也さんです。告発文の犯人は誰でしょうか?面白いドラマになりそうです!
スポンサーリンク
ドラマ「リバース」の相関図
ドラマ「リバース」の相関図です。
ドラマ「リバース」1話のあらすじ
10年前、深瀬和久(藤原竜也)のたった一人の親友、広沢由樹(小池徹平)がある事件で亡くなってしまいます。深瀬は、冴えない男です。有名大学を卒業しながらも、地味でつまらないほど普通の人生を送ってきて、就職も事務機器の営業です。唯一の彼の取り柄は、美味しいコーヒーを淹れること、会社でも多くの人に喜ばれています。
いつもの仕事帰り、深瀬は行きつけのコーヒー店へ寄ると、そこには懇意にしてくれる乾恭子(YOU)と圭介(バッファロー吾郎A)夫婦の、いつもと変わらない笑顔があります。ただ、その日は、深瀬がいつも座る席には、女性が座っています。何気なく会話が弾みます。そんな姿を見ていた恭子が、わざと間違ったコーヒー豆を渡して深瀬に届けさせます。その女性は、越智美穂子(戸田恵梨香)です。そのことがきっかけで深瀬と美穂子は顔見知りになります。
深瀬は、ゼミ仲間の高校の教師、浅見康介(玉森裕太)のところに事務機器の納品に行きます。そこで、生徒が飲酒している所を見かけて浅見に報告します。浅見は一人だけを捕まえます。「罪は罪だろ。うやむやにしたら、ろくなことにならない」と退学にさせることを深瀬に告げます。
深瀬が家に帰ってくると、ドアに「人ごろし」と大きく書かれた紙がはってあります。深瀬は慌ててそれをはがして家の中に入ります。
<おれには、うやむやにして葬り去った罪がある。たったひとつだけど、たしかにある。新しい人生を始めようとしても、何度もそこに引き戻される、決定的な1日が、確かにある>
と、深瀬は胸の中で繰り返します。10年前の広瀬の事件に関連しているようです。
大学のときの山本教授の退官記念祝賀会が行われます。出席する気のなかった深瀬も行きます。ドアに貼り紙されたことを他の4人に確かめに来たんです。会場には、フリージャーナリストの小笠原俊雄(武田鉄矢)や広瀬の母親の昌子(片平なぎさ)も来ています。講演の後、昌子と一緒に食事をとります。その後、二次会に行くときに、小笠原から声をかけられます。10年前のことを聞かせてくれとしつこくされますが、振り切って逃げることができます。その後も小笠原は村井に張り付きます。
深瀬と美穂子はクローバーコーヒーの恭子のおかげで一緒に映画を見に行くことになって、ドンドン仲良くなっていきます。あるとき、「困った」というメールが美穂子から来ます。家の鍵を落としてしまったようです。交番にいる美穂子を迎えに行って、勇気をだして自分の家に誘います。コーヒーを入れてあげると、「今まで飲んだ珈琲のなかで一番おいしいです」と言われて、内心喜んだ深瀬です。
コーヒーを飲んでると、ハチミツが爆発します。広瀬からもらったみかんのハチミツです。二人でそのはちみつをなめた後、キスをします。翌朝、深瀬は「僕と付き合ってください。大切にします」と美穂子に告白して、OKをもらいます。
村井は谷原の家に行って、フリージャーナリストの小笠原のことを確認します。誰かが小笠原に情報を漏らしたと思ってるようです。浅見は、飲酒した生徒たちの所を回って説得を続けています。
深瀬の所にも、小笠原がやってきます。「今話さないと、亡くなるまで抱え込むことになる」と言って、当時このことを聞き出そうとしましたが、振り切って逃げだします。小笠原はあの時の取り調べの刑事です。その日の夜、美穂子の所に封書が届きます。その中に、「深瀬和久は人ごろし」と書かれています。ショックを受けた美穂子は深瀬のアパートの前で、深瀬のことを待っています。
帰ってきた深瀬は美穂子を家の中に入れて、その手紙を読んで、広沢のことを全てを話す決意をします。
大学のとき、同じゼミだった広沢は、深瀬と気が合って親友です。ある日、ゼミの仲間5人で斑岡高原にスノボ旅行に行くことになります。旅行当日、村井が事故にあって遅れることになります。とりあえず4人で村井の親の車に乗って、村井が用意したお肉や食材を積んで出かけます。着く手前で、おそば屋さんにつきますが、広沢だけはカツカレーを食べに行きます。広沢が村井の妹の明日香と付き合ってることや、単独行動をすることに谷原たちが文句を言ってると、深瀬に採用通知のメールが届きます。すぐに、カレーを食べている広瀬に報告しに行きます。
おそば屋を出て、道の駅によってハチミツなどの食材を仕入れて斑岡高原にある村井の別荘に着きます。
(⇒ 2話のあらすじ)
ドラマ「リバース」の1話から最終回までの全話は、動画配信サービスParavi(パラビ)で見れます。パラビは月額1,017円(税込)ですが、2週間の無料体験をしていますので、その期間中に無料で見れます。くわしくはこちらからお確かめください。
ドラマ「リバース」のスタッフ
ドラマ「リバース」のスタッフは、
- 脚本 奥寺佐渡子、清水友佳子
- 演出 塚原あゆ子
- 原作 湊かなえ『リバース』
- 主題歌 シェネル『Destiny』5/10発売予定
脚本の奥寺佐渡子さんは、1966年生まれの50歳の脚本家です。石油会社で働きながら、副業で深夜番組の台本を書かれていましたが、1993年相米監督の「お引越し」で脚本家デビューされます。
スポンサーリンク
- サマーウォーズ
- 時をかける少女
- おおかみこどもの雨と雪
- 八日目の蝉
- 魔女の宅急便
- マエストロ!
- 夜行観覧車
- Nのために
などを書かれています。
もう一人の脚本を書かれている清水友佳子さんは、
- 不機嫌な果実
- 女はそれを許さない
- リミット
- 夜行観覧車
などを書かれています。
演出の塚原あゆ子さんは、
- 砂の塔
- 私 結婚できないんじゃなくて、しないんです
- 重版出来!
- ナポレオンの村
- 夜行観覧車
- Nのために
を演出された方です。
湊かなえさんの著書
原作の湊かなえさんは、1973年生まれの43歳の小説家です。広島県出身。武庫川女子大学家政学部卒業後、アパレルメーカーに勤務された後、トンガに1年半、青年海外協力隊の一員として赴任されます。帰国後、淡路島の高校で非常勤の先生をされます。結婚後、お子さんが生まれた後に、脚本、小説の投稿を始められます。昼は主婦業、夜10時から朝方の4時まで執筆されたそうです。
2007年、「聖職者」で小説推理新人賞を受賞されてデビューされます。2009年には、「告白」(2010年に松たか子さん主演で映画化)で本屋大賞を撮られています。
湊かなえさんは、「イヤミスの女王」と呼ばれています。その意味は、「読んでいやな気分になるミステリー」だと言うことです。つまり、読んだ後の後味が悪いということのようです。この「リバース」でも、最後の1行でそれまでの雰囲気を壊してくれていやな気分にさせてくれます。ただ、ドラマでは、その後の話も描かれるようで、小説とは違う結末になってるようですので楽しみです。
湊かなえさんのおすすめの著書は、
などですね。やはり、告白が映画化もされていますし、一番面白いのではないかと思います。
原作との相違点
原作との相違点を載せておきます。参考にしてみてください。
- 主人公たちが25歳、つまり広沢の事件から3年後のこと
- 事件は夏で、原因は台風
- 深瀬和久が一人で捜査をする
- 捜査というよりも、広沢の過去の調査
などですね。原作は犯人を見つけるというよりも、自分を見つめ直す旅に出るという感じです。
ドラマ「リバース」のキャスト
- 深瀬和久 藤原竜也
- 越智美穂子 戸田恵梨香、深瀬和久の恋人
- 乾佳介 バッファロー吾郎A、珈琲店「クローバーコーヒー」のマスター
- 乾恭子 YOU、乾佳介の奥さん
- 広沢由樹 小池徹平、山本ゼミの仲間、10年前の事故で遭難
- 広沢忠司 志賀廣太郎、広沢由樹の父親
- 広沢昌子 片平なぎさ、広沢由樹の母親
- 谷原康生 市原隼人、山本ゼミの仲間
- 谷原明日香 門脇麦、村井隆明の妹で、谷原康生の妻
- 村井隆明 三浦貴大、山本ゼミの仲間、父親の村井明正の秘書
- 村井香織 趣里、村井隆明の妻
- 村井明正 村井國夫、神奈川県議会の議長で村井隆明と明日香の父親
- 沼淵ことは 篠原ゆき子、神奈川県議会の女性議員、村井隆明の浮気相手
- 浅見康介 玉森裕太、山本ゼミの仲間、高校教師
- 小笠原俊雄 武田鉄矢、フリージャーナリスト
各話のあらすじと視聴率
- 1話のあらすじ 10.3%
- 2話のあらすじ 6.3%
- 3話のあらすじ 10.5%
- 4話のあらすじ 8.6%
- 5話のあらすじ 9.0%
- 6話のあらすじ 7.4%
- 7話のあらすじ 7.3%
- 8話のあらすじ 7.5%
- 9話のあらすじ 10.4%
- 最終回のあらすじ 10.2%
(視聴率は、ビデオリサーチ関東調べです)
以上、ドラマ「リバース」のキャストや相関図、1話のあらすじ、湊かなえさんの著書についてです。
コメント