(参考:番組公式サイト)
ドラマ「パーフェクトワールド」の6話のあらすじを紹介します。松坂桃李さんは、大学生のときに事故に遭ったことで下半身不随になってしまった鮎川樹を演じます。そんな彼をささえる高校時代の同級生の川奈つぐみを山本美月さんが演じられます。とても素敵なラブストーリーになりそうです。
ドラマ「パーフェクトワールド」の6話のあらすじ
「娘は、自分の代わりに背負って歩いてくれる人に任せたい」
娘の幸せを願う元久(松重豊)の言葉がきっかけで、樹(松坂桃李)はつぐみ(山本美月)との未来について改めて考えました。このまま一緒にいても、自分ではつぐみを幸せにするどころか、ピンチに駆けつけることもできない、つぐみのことを大切に思っているからこそ、悩んだ末に樹が出した答えは“別れ”でした。
樹に突然別れを告げられ、失意のどん底で帰宅したつぐみに、実家から元久が倒れたと連絡が届いていました。しおり(岡崎紗絵)と洋貴(瀬戸康史)とともに急いで松本へ向かいましたが、元久は狭心症の検査入院でぴんぴんしていました。
嫌味を言う元久に、もう樹とは別れたとつぐみは言いました。
実家に帰ったつぐみは、まだ心に残っている樹への想いを断ち切るためにも、仕事を辞めて東京から離れることを決めたと母親の咲子(堀内敬子)に話しました。東京に帰ったつぐみはすぐに退職届を出しました。一方、樹も思いを断ち切ろうと車いすバスケに打ち込んでいました。
つぐみが松本に帰るかわりに、洋貴が引っ越してきました。洋貴は、つぐみの胸の内を察しつつも、いつまでも待ってると改めてつぐみへ想いを告げました。
ある日、樹は上司の渡辺(木村祐一)から、2時のバスでつぐみが東京から去ることを聞きました。二度と会えなくなるかもしれない・・・そう思った樹は、急いで高速バスの乗り場へ向かいました。
ただ、着いた先に待っていたのは洋貴でした。洋貴はもう行ってしまった、あわなくてよかったと怖い顔でいいました。そして、近い将来つぐみにプロポーズするから二度と顔を見せるなというと、樹は「幸せにしてやってくれ」と言って帰りました。
家に帰った樹は、机の荷物を振り落して、「くそ」といいながら足をたたき続けました。そこに葵(中村ゆり)が帰ってきました。つぐみの見送りに行ってきたけども会えなかった、もうつぐみとは別れたと葵にいいました。
すると、葵はいきなり泣き出して帰ろうとしました。あわてて樹が止めると、つぐみに居場所をとられて悲しかった、樹のことが好きだったと泣きながらはなしました。樹は気づかなくてごめんというと、「忘れて。でも、これでもとどおりだよね」といって帰っていきました。
しばらくして、晴人(松村北斗)が図書館にいると、しおり(岡崎紗江)とバッタリ会いました。公園のベンチに座って話をしてると、おたがいつぐみと樹の知り合いだと気づきました。
つぐみは松本でインテリアの仕事をはじめて、樹も雑誌などに取り上げられました。
ある日、つぐみの家に洋貴がやってきました。帰り際、洋貴が週末のデートをさそうとつぐみはOKしました。
週末のデートのあと、橋の上で洋貴はふたたびプロポーズしました。ですが、樹と別れた日のことを忘れられないと言って断りました。ところが、洋貴は強引につぐみにキスをして抱きしめました。つぐみも抱きしめました。樹がとおくからその二人を見ていました。
家に帰ったつぐみは洋貴とのことをしおりに話しました。
松本に帰ったつぐみは美姫(水沢エレナ)に洋貴とのことを話しました。洋貴が好きなら仕方ないと言った後、レストランのシェフの高木を紹介してくれました。高木は家を新築するということでした。ただ、高木の妻が入院中で、いずれ車いす生活になるのでバリアフリーの家を建てたいと話してくれました。
つぐみが専門家に相談した方がいいと言うと、昨日専門家に聞いたらあっさり断られたということでした。つぐみは入院してる高木の妻の楓に話を聞きに行きました。
高木と美姫がジュースを買いに行ってる間に、もう十分幸せだから断ってもらって良かったといいました。実は、楓は進行性の病気だからそのうち歩けなくなって寝たきりになるということでした。そして、高木の人生をメチャクチャにしてるとさびしそうにつぶやきました。
つぐみはその話を聞いて樹とのわかれを思い出しました。高木が帰ってきて、あっさり断られた建築家はこれだと雑誌をみせられると、樹でした。
樹が家に帰ると、葵から高木のクライアントシートのことを聞かれました。なぜ断ったのかと聞くと、高木のやってることは自分を犠牲にすることでつぐみとおなじだからだといいました。パートナーに負担をかけたくないというのは誰もが同じで、とくに奥さんは進行性の病気だから痛いほどその気持ちがわかると話しました。
葵は、つぐみをまもりたかったからわかれたんだねとつぶやきました。
つぐみが元久と病院に行くと、高木と会いました。いちど退院したけどもきのうまた入院したと言うことでした。いっしょに病室にいくと、楓はいませんでした。車いすが亡くなっていて外に出たかもしれませんでした。
急いで探しに出ると、薄川の川沿いに車いすで座っていました。高木が急いで駆け付けると、「心配かけてごめんなさい」とあやまりました。そして、「わたしはあなたをしあわせにできない。じぶんのせいで不幸になるのは耐えられない。もうあえなくてもふこうにならないならそっちのほうがずっといい」といいました。
それを聞いていたつぐみは「だめ。ぜったいにわかれちゃだめ」と泣きながら叫びました。
すると、高木は楓のそばにいること、楓の笑顔を見ること、楓をよろこばせることがしあわせだといいました。そして、さきのことなんてどうでもいい、いまできることをやろう、おれの夢もかえでのゆめもぜったいにかなえてみせるというと、楓はなきだして「ごめんなさい」と謝りました。それをみていたつぐみは樹のところに戻る決心をしました。
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数日後、つぐみは樹の会社に行きました。
(⇒7話のあらすじ)
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ドラマ「パーフェクトワールド」の6話の感想
おもしろかったですね。樹とつぐみのふたりのゆれるこころがとても切なかったです。
今回の中で、つぐみは高木からとても大切なことを教わったと思います。それは「今を生きる」ということです。過去は過去、未来は未来ということです。つぐみの父親や母親、洋貴はどうしても未来をみてしまってます。たぶんああなるから絶対に幸せになれない・・・って勝手に他人の気持ちや未来を想像しています。逆に、高木は未来のことはかんがえずに今を考えて、今が幸せになればそれでいいとおもって生きています。
もちろん、未来はきれいごとのようにはなりません。おそらく、高木の奥さんは寝たきりになって高木よりも早くなくなってしまいます。その間の世話、介護にはとても大変だと思います。だからといって、別れるっていう選択肢は高木の中にはないはずです。奥さんを愛するっていう覚悟を決めてるからです。高木の中では、奥さんが存在することだけで自分が幸せになるっていうことが判ってるからです。
そんな気持ちになるには、普通に恋愛して結婚しただけでは無理なんじゃないかと思います。まさしく運命の人って感じじゃないでしょうか。
そうなるには、わたしにはどうすればいいのかわかりません。
ひとつだけおもいあたるのは、喪失感を感じるかどうかだと言うことです。ロミジュリ効果みたいなものですね。いつでもいっしょにいて、それがあたりまえになってしまって空気の様な関係になってしまうと、高木の様な気持ちにはなれません。高木の奥さんがもしも病気でなくて、スゴイ健康だったら家も建てないでしょうし、けんかしたりもしかしたらお互いに浮気してしまっていたかもしれません。
つぐみの周りの人も、はじめっからスゴイ応援をしていたら、つぐみの気持ちもさめてしまってすべて葵にまかせてしまったかもしれません。
ふたりの間に障害があることで愛は深まっていきます。社内恋愛や不倫もそうですよね。まわりのひとに秘密にしないといけないから、スゴイ燃え上がるんです。別な会社だったり、二人とも未婚だったらそれほど燃え上がらないかもしれません。恋愛のテクニックのひとつとして使ってみてはどうでしょうか。
とはいえ、100%の気持ちで愛することができると言うのはとても幸せなんじゃないでしょうか。樹もつぐみもすごい経験をしてるので、お互いを思いやる心が今まで以上に成長して、人間として大きくなっていくと思います。
できたら、このふたりがしあわせにいっしょに暮らしていってもらいたいな~と感じました。
ドラマ「パーフェクトワールド」の原作
原作は、有賀リエさんの『パーフェクトワールド』で、月間漫画雑誌の「Kiss」に連載中です。有賀リエさんは、長野県大町市出身です。2011年に『天体観測』でKissゴールド賞を受賞されて、この作品がデビュー作として『Kiss』に掲載されました。『パーフェクトワールド』は、フランスの雑誌『Animeland』においてベスト少女漫画賞を受賞されて、2018年に実写映画が公開されました。
映画版では、樹を岩田剛典さん、つぐみを杉咲花さんが演じられました。有料ですがFODプレミアムで見ることができます。
原作の漫画は、こちらの楽天ブックスから購入できます。

ドラマ「パーフェクトワールド」のキャスト
- 鮎川樹 松坂桃李、渡辺設計事務所一級建築士
- 川奈つぐみ 山本美月、クランベリーズ事務員
- 東美千代 とよた真帆、クランベリーズ代表
- 渡辺剛 木村祐一、渡辺設計事務所代表
- 渡辺晴人 松村北斗、渡辺設計事務所社員
- 鮎川文乃 麻生祐未、樹の母親
- 雪村美姫 水沢エレナ、樹の元カノ
- 長沢葵 中村ゆり、樹のヘルパー
- 是枝洋貴 瀬戸康史、つぐみの友人
- 川奈咲子 堀内敬子、つぐみの母
- 川奈元久 松重豊、つぐみの父
各話のあらすじ
以上、ドラマ「パーフェクトワールド」の6話のあらすじ(ネタバレ)などでした。
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