(参考:番組公式サイト)
ドラマ「パーフェクトワールド」の5話のあらすじを紹介します。松坂桃李さんは、大学生のときに事故に遭ったことで下半身不随になってしまった鮎川樹を演じます。そんな彼をささえる高校時代の同級生の川奈つぐみを山本美月さんが演じられます。とても素敵なラブストーリーになりそうです。
ドラマ「パーフェクトワールド」の5話のあらすじ
つぐみ(山本美月)が駅のホームから転落してしまいました。駅員に助けられて病院に運び込まれました。車いすから懸命に手を伸ばすが届かず、線路に落ちていくつぐみをただ見ているしかできなかった樹(松坂桃李)は、一緒にいたのに助けられなかったと、激しく自分を責めてると、洋貴(瀬戸康史)やしおり(岡崎紗絵)がやってきました。
診察の結果、命に別状はなく、左足の関節を骨折して全治2ヵ月だということと、貧血を起こしやすい状態だと言われました。
待合で自分がわるいんだと樹が洋貴に話すと、つぐみが仕事のかたわら、介護セミナーに通っていたことや、身の回りの世話をしようと樹のマンションに毎日通っていたことで、かなりの疲れがたまっていたことを洋貴から聞かされ、がく然としました。
目を覚ましたつぐみは、樹の差し伸べた手をつかんで巻き添えにしないでよかったとつぶやきました。
すると、松本から元久(松重豊)と咲子(堀内敬子)が駆けつけました。愛娘が命の危険にさらされたことに憤りを隠せない元久は、負い目を感じる樹に追い打ちをかけるように、ものすごい剣幕で樹を責めました。その言葉に、樹は頭を下げて謝罪することしかできませんでした。元久は出ていってくれと樹に言い放ちました。
翌日、渡辺(木村祐一)から、つぐみがしばらく仕事を休み、両親の暮らす松本の病院で治療に専念すると聞きました。心配した渡辺は、責任を感じて別れるとか言うなと言いますが、どうしたらいいのかわからないと樹はいいました。
その日の夜、転院する前に一度、つぐみと話をしたいと考える樹が病院に行きたいと言うと、来ていた葵(中村ゆり)は行ってはいけない、明日自分が連れて行くと怖い顔をしました。樹が席をはずしてるとつぐみから電話が来ましたが、葵が勝手に出ました。つぐみはびっくりして電話を切りました。葵は履歴をけしました。
翌日、つぐみに会うために訪れた病院で、樹は元久と偶然再会、2人で話をすることになりました。元久はいきなり「あの子と別れてくれ」と頭を下げました。自分は心臓病で先は短いし、障がい者をささえていきていけるような娘ではないといって再び頭を下げました。
家に帰った樹はつぐみに電話をしました。元久に言われたことは何も言わず、明日松本に帰ると言うつぐみに、かならず見送りに行くからまっててと話しました。
翌日、樹が車に乗って出かけようとすると、意識を失ってしまいました。つぐみは見送りに来る樹をまっていましたが、樹がこないまま車に乗せられて松本に帰っていきました。
病院についた樹は合併症かも知れないと言われました。自分の手が動かなくなるかもしれないと考えた樹はパニックになりました。一生懸命葵がからだをさすると、やっと落ちつきますが、今度はつぐみに連絡できなかったと自分を責め始めました。
松本に帰ったつぐみは、元久が樹に別れてくれといったことを知ってしまいました。つぐみは泣きながら「鮎川君じゃなきゃ、一生つきあわない」と叫んで元久の前からあるきだして家をでました。すると母親がやってきて元久の気持ちもわかってくれと言いました。
松本の町をあるいてると、美姫(水沢エレナ)とばったりあいました。事情を聴いた美姫が樹に電話をすると、入院してることがわかりました。家に帰って樹の所に行くと言うと、元久は烈火のごとく怒りだしました。
つぐみが部屋にいると、洋貴から松本に来ていてドライブに行こうとメッセージが来ました。つぐみはいちど「行く。東京に」と返しましたが、「うそ」と返しました。しばらくして、つぐみは荷造りして高速バスで東京に帰ろうとしました。すると、洋貴が家の前まで迎えに来てくれていました。
東京についてすぐに樹の病室に行きました。葵がついていてくれましたが、用事があるので出かけると言うと洋貴が送っていってくれました。
しばらくすると、樹がめをさましました。つぐみはもう絶対離れないと涙をこぼしました。「会いたかった」と抱きついてると、葵が帰ってきました。洋貴を送っていった後、医師が来て診察すると熱が全く下がっていませんでした。医者がてきべんをするというと、つぐみはじぶんがやるといいますが、樹は出ていってくれとお願いしました。
しばらくすると、葵が鬼のような顔でつぐみのところにきて、余計なことはするなと怒りました。愛があっても障がいはのりこえられない、障がいを日常としてとらえられなければ愛しあっても一生いっしょに暮らしていけないと言って、何で帰ってきたの?つぐみがいれば樹はくるしむだけだといいました。そして、自分も樹がすきで、つぐみよりも樹の役に立つ自信があるから、もうとっとと帰ってくれと言って病室に帰っていきました。
病院をでると、洋貴がいました。洋貴は二人を見ても幸せそうに見えないといいました。つぐみは自分のことはほっとけと言って倒れて泣き出しました。洋貴はほっとけないと言って、つぐみを負ぶって歩き出しました。
そのころ、樹の病室では、葵が樹を車いすにのせて、つぐみと洋貴の様子を見せました。
翌日、熱が下がった樹は、医者から合併症の発症はなかったと聞かされてホッとしました。病室に帰ってきた樹はつぐみに電話をして退院したらデートをしようと電話しました。最後に思い出のデートをするつもりでした。母親の文乃(麻生祐未)からいいの?と聞かれますが、つぐみにはしあわせになってもらいたいからと答えました。
しばらくして、樹とつぐみは軽井沢にデートに行きました。
スポンサーリンク
あちこちで楽しんだ後、樹は何もつぐみにしてあげられない、不幸にするだけだと言って、泣きながらもう二度と会えない、今までありがとうといいました。つぐみも樹にだきしめられて泣き出しました。
(⇒6話のあらすじ)
ドラマ「パーフェクトワールド」は、動画配信サイトのFODで見ることができます。FODは月額888円(税抜)で、個別課金作品と見放題作品を見れます。「パーフェクトワールド」は見放題作品です。月額会費を初回1ヵ月間無料お試しをしていますので完全に無料で見れます。
ドラマ「パーフェクトワールド」をもう一度見たいと思われたら、FODしかありません。コチラをクリックして、どんな作品があるかだけでも確かめみてください。
ドラマ「パーフェクトワールド」の5話の感想
おもしろかったですね。今回のテーマは「不平等」だったと思います。
ひとはだれでも平等だと、つまりみんな同じ人間だとかんじてるはずです。ですが、実際には不平等という越えられない壁があります。それがわかってないので、今回のドラマのように出てくる人が勘違いして自分がおもってることを相手にぶつけてきずつけてしまうんじゃないかと感じました。
簡単に言えば、できることとできないことは確かに存在して、ひとそれぞれちがってるということです。誰もがイチロー選手のようになりたいとおもっても無理ですし、松坂桃李さんのような俳優になりたい、山本美月さんのような女優になりたいとおもっても、全ての人がなれるわけではありません。
それとおなじように、樹には樹の、つぐみにはつぐみの、葵には葵の、洋貴には洋貴のできることは違うんです。それをわかってないので悲劇が生まれてしまいました。これは、障がいをもってるかどうか以前の男と女っていう部分にもあります。
社会的には男女平等っていわないとバッシングをうけますが、権利的には平等ですがそれ以外は男女平等のわけがないんです。そもそもからだの中身もちがいますし、考え方も違います。できることは初めから違うんです。もちろん、同じ男同士でも差は少ないですが違ってきます。そのことをしっかりわかった上で恋愛をしていくと、とてもスムーズに行きますし深く相手のことをおもえるはずです。
このドラマで言えば、樹には樹がつぐみにしてあげれることは沢山あるはずです。つぐみのことを笑顔で見守ってくれてるだけでつぐみのエネルギーになるはずです。逆につぐみも樹のためにできることは沢山あります。てきべんのようなことは病院の看護師に任せておけばいいんです。
そのうえで、お互いに相手にしてあげれることをしていけば、とてもいいカップルになるはずです。
普段の生活で、そういうことを考えるのはとても難しいですが、うまくいく方法としては、やはり会話しかないです。お互いの思ってることをコミュニケーションして理解していくことで、お互いを想い合える関係になっていけると思います。ドラマにはなりませんが、別れを告げられて悲しいから泣いてわかれるよりも、どうおもってるのか、本心を確かめる必要があったように感じました。
ドラマ「パーフェクトワールド」の原作
原作は、有賀リエさんの『パーフェクトワールド』で、月間漫画雑誌の「Kiss」に連載中です。有賀リエさんは、長野県大町市出身です。2011年に『天体観測』でKissゴールド賞を受賞されて、この作品がデビュー作として『Kiss』に掲載されました。『パーフェクトワールド』は、フランスの雑誌『Animeland』においてベスト少女漫画賞を受賞されて、2018年に実写映画が公開されました。
映画版では、樹を岩田剛典さん、つぐみを杉咲花さんが演じられました。有料ですがFODプレミアムで見ることができます。
原作の漫画は、こちらの楽天ブックスから購入できます。

ドラマ「パーフェクトワールド」のキャスト
- 鮎川樹 松坂桃李、渡辺設計事務所一級建築士
- 川奈つぐみ 山本美月、クランベリーズ事務員
- 東美千代 とよた真帆、クランベリーズ代表
- 渡辺剛 木村祐一、渡辺設計事務所代表
- 渡辺晴人 松村北斗、渡辺設計事務所社員
- 鮎川文乃 麻生祐未、樹の母親
- 雪村美姫 水沢エレナ、樹の元カノ
- 長沢葵 中村ゆり、樹のヘルパー
- 是枝洋貴 瀬戸康史、つぐみの友人
- 川奈咲子 堀内敬子、つぐみの母
- 川奈元久 松重豊、つぐみの父
各話のあらすじ
以上、ドラマ「パーフェクトワールド」の5話のあらすじ(ネタバレ)などでした。
この記事へのコメントはありません。