(参考:番組公式サイト)
ドラマ「パーフェクトワールド」の2話のあらすじを紹介します。松坂桃李さんは、大学生のときに事故に遭ったことで下半身不随になってしまった鮎川樹を演じます。そんな彼をささえる高校時代の同級生の川奈つぐみを山本美月さんが演じられます。とても素敵なラブストーリーになりそうです。
ドラマ「パーフェクトワールド」の2話のあらすじ
大事なコンペを前に無理を重ねたことで、樹(松坂桃李)は突然高熱をだして入院を余儀なくされました。しかし、つぐみ(山本美月)のサポートのおかげで、念願だった仕事を見事勝ち取ることができました。樹の病室でそのことをふたりで要路こんでいると、樹の元担当看護士でヘルパーの長沢葵(中村ゆり)が現れました。お互いに自己紹介しますが、病室で仕事させたことを葵がおもいっきりつぐみを責めました。
いたたまれなくなったつぐみはすぐに病室から出ていきました。
病院の中を歩いてると、渡辺晴人(松村北斗)とであって、葵のことをききました。じつは、晴人も骨肉種で片足がなく、看護師だったころの葵と面識があったんです。
数日後、樹が退院して葵といっしょに家に帰ってくると、捨て犬を見つけました。うれしそうな樹の顔を見て、葵は飼うことを認めてくれました。樹はすぐにつぐみに写真を送って、見に来るように誘いました。
つぐみが樹の家に跳んで行くと、葵が出てきて怖い顔をしていました。中に入って犬とじゃれ合ってると、葵は帰っていきました。そのあと、葵とのことをきくと、結婚してるとわかってちょっとうれしくなりました。つぐみは次の週末に美術展にさそいました。
その日の夜、つぐみが樹の影響でインテリアデザイナーの勉強を始めてると、洋貴(瀬戸康史)がやってきました。樹の影響だと笑顔ではなすつぐみをみて、つぐみの中でどんどん大きくなる樹の存在に焦りを覚えました。
数日後、つぐみから行きたいところがあると誘われた樹が着いた場所は体育館で、そこでは車いすバスケの練習が行われていました。実はつぐみは、樹の同僚の晴人から、樹を練習に連れてきてほしいと頼まれていたんです。
恋愛同様、バスケももう一生しないと決めていた樹は、最初こそ練習に参加することを拒みましたが、つぐみの頼みもあり、晴人の申し出を渋々受け入れました。やがて、バスケの楽しさを思い出した樹はチームに入ることを決意します。つぐみも久しぶりに見た樹のまぶしい笑顔に釘づけになりました。ただ、樹が自分を恋愛対象として見てくれず、昔の知り合いだといわれたことにがっかりしてしまいました。
家についてつぐみがかえろうとすると、母親の文乃(麻生祐未)がでてきました。家の中に入ると、樹とつぐみの仲むつまじい様子を見た文乃は恋人ができたとおもって喜びました。
つぐみがコンビニにお菓子を甲斐に行ってる間に、文乃がやってきた理由を話します。それは、文乃の彼氏と樹の3人でくらそうといういことでした。ただ、会社を辞めて東京も離れることが条件でした。拾ってくれた渡辺社長(木村祐一)に絶大な恩を感じてる樹は絶体に今の会社を辞めないといいきりました。そして、つぐみは恋人じゃないと文乃に話してる途中につぐみが帰ってきて、樹が「ただの友達だから」「一生恋愛しない」と話してるところきいてしまい、ショックを受けました。
ただ、つぐみと文乃はなかよくなって連絡先も交換しました。
翌日、つぐみが書いたデザインを代表の東美千代(とよた真帆)に見せると、すぐに採用になって、手直しをすることになりました。
週末、つぐみが樹の車いすバスケの応援に行ってると、家に洋貴とつぐみの父親の元久(松重豊)がやってきていました。
樹たちが試合のあとの打ち上げをしてると、バカな酔っ払いに絡まれてケンカになってしまいました。つぐみも一生懸命ケンカを止めました。しばらくして二人で樹の家に帰ってくると、樹から、「もし俺のことを想ってくれてるなら、おれはその気持ちには答えられない」と言われてしまいました。自分といっしょにいるとしあわせになれないと言うのが理由でした。ケンカをとめてるつぐみをみて、守ってやれないと痛感したからでした。
つぐみは怒って帰ってしまいました。
つぐみが家に帰ってくると、洋貴がまだいましたが無言で部屋にはいってしまいました。部屋の外から洋貴に話しかけられますがベッドの上で答えずにいると、文乃からバウムクーヘンのお店に誘われました。
翌日、樹が働いてると渡辺社長からバスケも解禁したんだから恋愛も解禁すればいいと言われました。誰かを犠牲にしたくないと断ると、健常者だけが犠牲になると言うのは思い込みなんじゃないかとさとされました。お互いの犠牲がないと恋愛なんて続かないといわれました。
そのころ、つぐみは文乃とバウムクーヘンのお店で舌鼓をならしていました。つぐみは文乃に、高校のときに片思いしていたこと、樹からつぐみの気持ちに答えられないと言われたことなどをはなしました。
すると、文乃は、樹はいちど地獄を見たし歩けないことよりも合併症がたいへんだとかはなして、誰かをぎせいにしたり迷惑かけてでも樹に幸せになってもらいたいと涙ながらにはなしました。つぐみはその話を聞いて、自分の気持ちを樹に正直に伝えるといいました。
つぐみが樹の家に行くと、樹が出てきて犬のチャコがいなくなったとけっそうをかえていました。二人で探してると、雨が降ってきました。つぐみはコートを着て部屋に帰ってくれと樹にいいますが、樹は大丈夫だからと言って探しに行こうとしました。それをみてつぐみは、「大丈夫なわけがない。なんでいつもそうやって一人で決めちゃうの。わたしの気持ちを無視して。一人で勝手に決めないで」と泣きながら怒り始めました。
そして、樹のことが好きだと泣きながら告白しました。
そんな二人の姿を遠くから葵がみていました。
しばらくして二人が家に帰ってくると、チャコは家の中にいました。つぐみはおもわず樹をにらみつけてしまいました。樹が「ほんとにごめん」とあやまると二人で笑いだしました。
そのあとつぐみが、迷惑でもなんでもないからこれからはなんでも言ってほしいというと、樹がキスしてくれました。
(⇒3話のあらすじ)
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ドラマ「パーフェクトワールド」2話の感想
おもしろかったですね。このさきどうなっていくのか、普通のラブストーリーになるのかとても楽しみです。
今回気付いたのは、恋愛は新しい世界への扉を開けることではじまるということです。価値観だったり考え方が違うのはあたりまえです。男と女ですから、そもそも考え方はかなり違います。わたしもときどきこまってしまうこともありますが、はっきりとことばでつたえたことも違うニュアンスで伝わってることがあります。
ただ、これは仕方がないことです。たとえば、あなたに「犬は好きですか?」と聞いたとします。「好きです」と答えた人のなかには、チワワを想像した人もいますし、柴犬、マルチーズなど、それぞれ想像した犬がちがうからです。
恋愛するというのは、そのちがいをなるべくすくなくすることじゃないかなとかんじました。おなじ方向を見る、おなじ未来をみる、おなじ考え方をすると言ってもいいかもしれません。そのためにひつようなのが、新しい世界への扉を開けると言うことだと思います。
松坂桃李さん演じる樹は、事故で下半身まひになってしまったので、普通の生活はできない、好きなバスケをできない、恋愛もできないとおもいこんでしまいました。普通の生活や恋愛、バスケがない世界に閉じこもってしまったんです。それを開けてくれたのが、山本美月さん演じるつぐみでした。つぐみからみると夢をかなえている樹は普通の生活以上の生活をしていると教えてくれて、車いすバスケにもつれてってあたらしいせかいをみせてくれました。
樹もそれまでの生活、世界からすこしずつ飛び出してきてるようなことを話しています。その結果あきらめていた恋愛の感情も再びめざめさせてくれました。
つぐみは逆に、30歳になったら松本に返らないといけない、デザイン関連の仕事はできないと言う世界に閉じこもっていました。それを壊してくれたのが、樹の一言でした。「やりたいことがあるならやったらいい、人生は一度かぎりだよ」という言葉で、それまでの殻を壊して飛び出すことができたんです。その結果、それまでは容姿のキレイさとか、カッコよさで好きだと言っていたのが、本当に心の底から好きになってしまったんです。
お互いに相手の世界の壁を壊して新しい世界、未来をみせてくれたので一瞬っで恋におちてしまったんだとおもいました。
そのとき、これは実生活に使えるんじゃないか、かんたんに相手との距離をちぢめて相手から恋愛感情を持たれるんじゃないかと考えました。あなたが恋愛したいな~とおもってればちょっとつかってみてください。
わたしが気付いたポイントは、ふたりともネガティブなことをポジティブに転換されたということです。
樹のネガティブなことは、普通の生活、バスケ、恋愛ができないということです。つぐみは夢をあきらめた、松本に帰らないといけないということです。じつは、そう思ってる裏側に、本心がかくれてるんです。
どういうことかというと、樹はほんとうは普通の生活をしたい、バスケや恋愛もしたいとおもってるんです。つぐみは夢をあきらめたくない、松本に帰りたくないと本心から思ってるんです。マイナスな感情のほうがパワーが強いので、それがプラスになるととてつもなくハイテンションになるんです。
樹がつぐみにいわれたときやバスケをやってたとき、つぐみがデザインをかきはじめたときなど、それまでの顔色が全く違っていました。
もっとかんたんに言うと、ネガティブなことはやりたいことのうらがえしだということです。それをかなえてあげたり、きづかせてくれて新しい世界を見せてあげたら、それをしてくれたひとに対する信頼度、好感度はマックスになるはずです。そして、その新しい世界は、二人だけの世界になるはずです。
目からうろこみたいな状態にさせるということです。
ですから、あなたがすることは、ターゲットが話す中でネガティブなことを拾い出して逆の方向からはなしてあげることです。
具体的には、樹とつぐみの会話では
- 普通の生活ができない⇒もう夢をかなえてる
- バスケができない⇒車いすバスケに連れて行く
- 恋愛できない⇒樹だけじゃなくて、わたしも迷惑をかける。それが恋愛
- 夢をあきらめた⇒人生は一度かぎりだよ
- 松本に帰らないと⇒人生は一度かぎりだよ
などです。そして、あらたにつくられた会社、バスケ、恋愛の世界は、樹とつぐみだけの新しい世界になってるので、恋愛感情がどんどんヒートアップしていって他の人がはいれなくなってしまうんです。
逆に、つぐみのことを好きな瀬戸康史さん演じる洋貴は、つぐみの世界を大事にしすぎて二人の新しい世界をつくろうとしなかったので、樹にとられてしまったんじゃないかと思います。
もう一度整理すると、ネガティブな言葉から本心を探って、今までの世界を壊してふたりだけの新しい世界をつくることです。難しそうに聞こえますが、言葉を選んで会話するだけです。言葉の裏側には感情が潜んでいます。わたしも試してみたいと思いました。
ドラマ「パーフェクトワールド」の原作
原作は、有賀リエさんの『パーフェクトワールド』で、月間漫画雑誌の「Kiss」に連載中です。有賀リエさんは、長野県大町市出身です。2011年に『天体観測』でKissゴールド賞を受賞されて、この作品がデビュー作として『Kiss』に掲載されました。『パーフェクトワールド』は、フランスの雑誌『Animeland』においてベスト少女漫画賞を受賞されて、2018年に実写映画が公開つぐされました。
映画版では、樹を岩田剛典さん、つぐみを杉咲花さんが演じられました。有料ですがFODプレミアムで見ることができます。
原作の漫画は、こちらの楽天ブックスから購入できます。

ドラマ「パーフェクトワールド」のキャスト
- 鮎川樹 松坂桃李、渡辺設計事務所一級建築士
- 川奈つぐみ 山本美月、クランベリーズ事務員
- 東美千代 とよた真帆、クランベリーズ代表
- 渡辺剛 木村祐一、渡辺設計事務所代表
- 渡辺晴人 松村北斗、渡辺設計事務所社員
- 鮎川文乃 麻生祐未、樹の母親
- 雪村美姫 水沢エレナ、樹の元カノ
- 長沢葵 中村ゆり、樹のヘルパー
- 是枝洋貴 瀬戸康史、つぐみの友人
- 川奈咲子 堀内敬子、つぐみの母
- 川奈元久 松重豊、つぐみの父
各話のあらすじ
以上、ドラマ「パーフェクトワールド」の2話のあらすじ(ネタバレ)などでした。
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