ドラマ『お迎えデス。』2話のあらすじ(ネタバレ)です。
『お迎えデス。』1話では、友人が亡くなったせいで、幽霊が見えるようになった円(まどか)ですが、ピンクのウサギの着ぐるみをきた死神に、さまよっている人を成仏されてくれるように頼まれます。一人目の大工の棟梁のおじさんは、幸(さち)の助けもあり、なんとか無事に仕事を終えることになります。
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『お迎えデス。』の2話のあらすじ(ネタバレ)
円は大学の構内で友人の加藤と話をしていると、幸がやってきます。
加藤はどういう関係か円に聞くと、「聞いてくる」言って、幸と二人きりになります。
逆に、「この間の告白、どういう意味?」と聞き返された円は、
「ぼくは人生経験が足りないのもわかったし、ここはひとつステップアップをめざすのも、いいんじゃないかと」
と答えて、幸を呆れさせます。
そして、
幸 「ひとつ聞くけど、私の事好きなの?」
円 「今後の検討課題ということで」
幸 「好きでもないのに、付き合ってとか言うな!」
と言って、二人で言い合いながら、歩いていくと、ナベシマとゆずこが空からやってきます。今回の対象者を伝えに来たのです。
ナベシマが手を指す方を見ると、病院の屋上の上に、子供がすわっています。
その男の子は、和哉。14歳の男の子で、心臓病で亡くなります。二人で屋上に行くと、
「同情すんなよ。大人はみんな、安っぽいんだよ。きれいごとばっかり言って、本音で話そうよ」
と憎まれ口を聞きます。
たまらず、幸は円にバトンタッチ。代わった円が、和哉に話を聞きます。
和哉は、看病してもらっていた看護師の瑞江(比嘉愛未)と、観覧車に乗る約束をしてたんですが、それが心残りのようです。
幸は、円が憑依できることを教えて、和哉を憑依させてデートをすることを提案します。それを聞いて、もう一つお願いをします。それは、大きい垂れ幕にメッセージを書いて、観覧車が一番上に行った時に、瑞江に見せたいと言います。
ただ、円が瑞江とデートをするような関係に持ち込めるかどうかが、一番の問題です。
それは多分不可能にちかいものだと自分で判っていた円は、和哉を憑依させてデートすることを拒否します。
帰ろうとする円を呼び止めて、もしやってくれたら、交際の件をOKするという条件で、円を納得させます。
まずは、休みを聞きだそうとしますが、看護師募集と間違えられて、合えなく失敗。
次は、恋愛マニュアルを何冊も買って、家で妹相手に練習をするも、失敗。
一方、死神会議では、緒川千里の行方を一課のシノザキが調べるように指示を出します。
幸の家にいる千里は、円とのおもいでを話し出します。高校の時に、天文部で一緒だったふたりは、なんとなくいい感じで仲良しだったようです。
話の途中で、幸が円に女性をデートに誘うミッションをやらせていることを聞くと、千里は怒って外に出て行ってしまいます。千里をおっかけて外に出ていくと、電話で言い争っている瑞江を見かけます。
その時、瑞江のヒールが折れてしまうのですが、幸は自分のスニーカーを貸してあげます。
翌日、円は新しい作戦として、採血をしてもらうことに。恋愛マニュアルにかかれてあった、「ほめる」を使うようです。
それをみていた和哉がいきなり憑依をします。憑依した和哉(円)は、
「きれいだね。まさに白衣の天使。男がほっとかないだろう。君は、僕の血液だけでなく、心まで吸い取るつもりなんだね」
と、やりたい放題、言いたい放題を始めます。
憑依された円は、それをやめさせようとあばれだして、なんとか診察室の外へ。そこに来た幸にお尻を蹴ってもらって、なんとか憑依を解きます。
そこに、なにがおきたのかわからない瑞江がやってきます。
チャンスと思った幸は、
「あなたとどうしてもはなしたいことがあるみたいなんです。聞いてあげてください」
といって、二人きりにさせます。
瑞江 「お話って何でしょう?」
円 「ココでは話せない。観覧車。閉鎖空間のほうが落ち着いて会話できるんじゃないかと」
瑞江 「でも、それではデートになってしまいます。」
円 「ぼくは、一緒に観覧車に乗ってもらえれば、それでいいんですが」
瑞江 「付き合っている人に申し訳ない気がします」
と言って、断られてしまいます。
その夜、円の部屋で、幸と作戦会議をします。どうすればいいのか考えていると、円が、「君にも憑依能力があれば、何の問題もなかったんだ」とポツリ言ってしまいます。
すると、幸は、
「わたしだって、できるんならやってるよ。できないんだからしょうがないでしょ」
と泣き始めて、「ひとりでやって」と叫んで帰ってしまいます。
翌日、円が病院に行って、和哉と話をしていると、瑞江がやってきて観覧車に乗ることをOKします。彼氏と別れたということです。観覧車デートの日は、次の日曜日に決まります。
幸の所にも行き、OKしたことを告げて垂れ幕を一緒に作ってくれる陽に頼みます。
理由が分からない幸は、瑞江の所にいって話を聞きます。
実は、付き合っていた彼氏に海外赴任の話が決まって、一緒についてきてもらいたいと言われたそうです。瑞江は仕事をやめたくなくて、そのことで二人はケンカをしてしまったんです。
その彼氏が海外に行くのは、次の日曜日。そうなんです。予定を入れてしまった方が、気がまぎれると思って観覧車デートをOKしたのです。
納得がいかない幸は、垂れ幕つくりの体育館で、円にこれでほんとうにいいのかどうかを聞いています。
つまり、瑞江がこのまま観覧車デートをしても、和哉のためにはならないんじゃないか、瑞江も、彼氏も不幸せになってしまうのではないか?と悩んでいたのです。
そこへ、ナベシマとゆずこがやってきて、
「オレたちの仕事は、送ることだ。実をとろうよ」
と言って、幸をなんとか納得させます。
すると、その体育館の物陰から、和哉が出てきます。瑞江に彼氏がいて、けんか別れしたから観覧車デートができるようになったという話を聞いていたようです。
「なんのこと?」といいながら、垂れ幕づくりを一緒にします。
デート当日、寒い中での垂れ幕つくりのために、円は風邪をひいて熱が出てしまいます。損な高熱の円に和哉が憑依した時、瑞江がやってきます。挨拶を交わした後、瑞江から番号交換だと嘘をついて、ケータイをかりる円(和哉)。
ケータイを借りた瞬間、円(和哉)は、瑞江の彼氏、安田努に電話を掛けます。
「アンタの女もらうから。アンタが腰抜けだから嫌気がさしたんだよ。もうおれのモノになるってさ。これからふたりっきりで観覧車デートだ。じゃあな。」
と言って、電話を切ります。
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そして、瑞江に
「たかが海外赴任くらいで別れるのかよ。その程度の気持ちだったのかよ」
と言って、高熱のために倒れてしまいます。看病する瑞江。そこにやってくる安田。
「瑞江。なんだよ、こいつ」
と怒ってる安田の腕と、わけのわからない瑞枝の手をとって駆け出す円(和哉)。
向かった先は、観覧車です。
無理やり二人をのせる円(和哉)。扉を閉めた瞬間に、倒れるように憑依が解けます。観覧車を見ながら、ベンチに座る円と和哉。和哉が入院していた時の話をします。
病気が長引いたとき、治る見込みがない時、いつも瑞江は笑顔でいてくれたんです。観覧車デートの約束をした時も、「偽善者。最低の看護師だな」と言ってしまって、瑞江の事を傷つけたんです。廊下で泣いていたの見てしまった和哉は、ずっとその言葉を言ったことを後悔していたんです。
観覧車の中で、二人は話をします。
出発の予定を一日遅らせた安田は、どうしても瑞江に一緒に来てもらいたいと頼みます。
でも、
「あなたの事は好きよ、でもやっぱり看護師はやめられない」
という瑞江。
一方、病院の屋上で垂れ幕の準備をしている幸が、観覧車に乗ってるのが円ではないことに気づいて、円たちに電話をかけてきます。
状況を説明した円に、「じゃ、垂れ幕はつかえないね」と話す幸。
横で聞いていた和哉も、せっかく作ってくれたけど今の状況であの垂れ幕は邪魔だからと言って、あきらめます。
ところが、円は
「やるよ。やるって決めたことだからやる。ジャマかどうかなんて彼女が決める事だよ。ぼくたちはただ、予定道理やればいい。僕が垂れ幕なんていみがないっていったけど、君がやるっていってきかなかった。どうしても伝えたかった言葉なんでしょ」
すると、和哉は深く考えながら、おおきくうなずきます。
「行こう。」
と言って、ふたりは観覧車まで駆け出します。
観覧車の操作室に入ると、マイクをとります。
「瑞枝さん、病院の方を見てください。和哉君からのメッセージです。」
といって、幸に連絡。
すると、病院の壁に垂れ幕が。そこに書かれていた文字は、
「あなたは最高の看護師です」
それを見た瑞枝は泣き出します。
「私何もしてあげられなかった。軽はずみな約束しかできなくて。その子の気持ちを少しも救ってあげられなかった。わたし、看護師としてまだまだ。このままじゃやめられないの」
それを聞いた彼氏の安田は決意したようです。
観覧車からおりて円と和哉をさがしてもそこにはすでにいませんです。
すると、安田は、
「なあ、待っててくれないか。何年先になるかわからない。でも、俺が帰ってくるまで、待っててほしい。」
うなずく瑞江。二人は抱きしめあいます。
しばらくして、ナベシマとゆずこが和哉を迎えにきて、和哉は「さよなら」と言って空へ昇っていきます。
円と幸が二人になります。
頑張ったねと言った幸に、円が語りだします。
「付き合おうと言ったの取り下げるよ。人とのかかわりとか、恋愛とか、僕にはまだわからない未知の部分があるから、だから、まずは、このバイトつづけて見ようと思う。だから、交際の申し込みに関しては、検討の・・・」
円 「悪いけど、検討の余地ないから。わたし、他に好きな人いるから。ナベシマさんのこと、好きだから。なに?文句ある?恋に障害はつきものでしょ」
(⇒3話のあらすじ)
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『お迎えデス。』2話の感想
今回も、感動です。
一番深く思ったのは、伝えたいと思っていることは、相手がどうあろうとも伝えた方が良いのではないか?っていうことです。
最後の円のセリフですね。
「やるって決めたことだからやる。ジャマかどうかなんて彼女が決める事だよ。」
アドラー心理学です。
自分と相手を別々のものとして考えることです。それによって、お互いに幸せになります。
多くの日本人は、自分の意見を言わないことが美徳だと感じている人が多いですし、親からもそう教えられてきます。
その結果、多くのストレスにさらされて、不幸せになってしまう人がおおいんです。
例えば、今回の『お迎えデス。』でも、瑞江の事を考えすぎて垂れ幕をそのままにしておいたら、結局、和哉の心は通じないし、気持ちが晴れないから結局すべてが無駄になってしまったと思うんです。
瑞江と彼氏の間でも同じですよね。
お互いの意見を心の底から出した結果が、あのプロポーズだったと思うんです。
これは、けっして自己中発言をしろとか、わがままを言えと言ってるわけではなくて、自分がどうしてもらいたいのかを相手に伝えるということです。
それをどういう風に解釈するのかは、相手次第で、相手をコントロールするということではないと思います。
さらには、あの垂れ幕のおかげで、瑞江の心と、彼氏の心にも変化が起きたわけです。
うわべだけの会話では、人生は変えられません。そのことが、今回のドラマで良く描かれていたと思います。
あなたはどう感じましたか?
『お迎えデス。』のキャスト
『お迎えデス。』のキャストは、
- 堤 円 (大学生) 福士蒼汰
- 阿熊 幸 (大学生) 土屋太凰
- ナベシマ (死神、ピンクのウサギ) 鈴木亮平
- ゆずこ (死神、ナベシマの相棒) 濱田ここね
- シノザキ (死神) 野間口徹
- 加藤 孝志 (円の友達) 森永悠希
- 堤 さやか (円の妹) 大友花恋
- 堤 郁夫 (円の父) 大杉漣
- 堤 由美子 (円の母) 石野眞子
- 緒川 千里 (円の同級生、幽霊) 門脇麦
各話のあらすじ
以上、ドラマ『お迎えデス。』の動画の無料視聴方法と2話のあらすじ(ネタバレ)と感想です。
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