ドラマ『奥様は、取り扱い注意』の5話のあらすじ(ネタバレ)と感想を紹介します。菜美たち3人組は、今度は太極拳を習い始めます。そして、それぞれの家庭でけんかをした3人はそろって家出をしてしまいます。
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『奥様は、取り扱い注意』の5話のあらすじ
菜美(綾瀬はるか)は16歳のときに、グループの一人が暴走族にやられてしまったので、菜美はひとりでその暴走族をつぶしてしまいます。その件でその町に入られなくなります。
菜美達は最近太極拳教室に通い始めます。教室が終わったあと、喫茶店で行きたい外国の話しをしたあと家に帰りましたが、優里(広末涼子)がいつになく元気がありませんです。ちなみに、京子の行きたい外国はモンゴルで、3人で馬に乗って夜空を見上げたいといっています。
次の日曜日の朝、菜美は前から約束していた買い物に行くと、半ば強制で勇輝(西島秀俊)にはなします。京子(本田翼)の家では、いつものように義理の母親から子供のことを言われた京子が、ラブホテルに行って子作りをすると、こちらも渉(中尾明慶)を脅迫しています。優里の家では、子供の水泳教室の送り迎えを啓輔(石黒賢)に頼むと、「いそがしい」「ひとりで行かせろ」「親がついていくと自立心が阻害される」と文句ばっかり言って断られます。
菜美は勇輝といっしょに家具を見に行きましたが、興味のない勇輝はまったく気が乗らないようすでぶらぶらしています。家に帰ってくると、勇輝は靴下を脱ぎっぱなしにしてビールを飲んでいます。菜美はその靴下を見てキレてしまい、勇輝に文句をいいましたがあまり気にしてないようです。
京子がおめかしして出かけようとすると、すでに渉は忘れ物を会社に取りにいったとかで家にはいませんです。義理の母親からはいつものようにちくちく言われます。しばらくすると、渉は帰って気ましたが、「例の件はまた」ととぼけられてキレてしまいます。
息子の送迎を断られた優里は、しかたなく水泳教室に送っていって練習を見てると、ママ友の圭子がやってきて合コンに行こうとさそわれましたが、考えておくと答えます。家に帰ってきた優里は夕飯の支度をしていましたが、啓輔がやってきて「ビールがないけど、いやがらせか?」といわれたことに腹を立ててトイレにいきます。トイレの中から京子や菜美に連絡して呼び出します。
二人が優里の家にやってくると、門の前に立っていて、
「家出するからつきあって。これ以上、家の中にいたら窒息する。だから家出するの」
そういうと、菜美も京子も、「実は私も」と口をそろえて笑顔で言います。
3人はそれぞれの家に帰って、置手紙とスマホを置いて荷物をまとめて、優里の家の前で落ち合います。
「とりあえず、この町から出たい」
と優里が言って駅に向かいます。
それぞれの家の夫達は、妻達の置手紙を見て驚いて家の外に出ると、ほかの二人が外に出ています。3人とも口をそろえて
「家出ですか?」
と言った後、勇輝の家に集まってコーヒーを飲みます。
啓輔は、帰ってきたらきつくしかるといいますが、勇輝は、家事をするのも大変だし羽を伸ばすことも大切だといいます。そして、「妻のやさしさに甘えすぎていました」と反省します。渉も妻のいない台所を見てさびしくなって、もっと大切にしないといけないと思ったといいます。そして、妻達は今頃さびしがってるのでは?というと、3人とも落ち込んでいます。そして、子供や親のゴハンを食べさせたら戻ってくると言い残して、それぞれの家にゴハンを食べに帰ります。
その頃、菜美達3人は、おいしいラーメン屋さんで舌鼓をうっています。そのあと、優里が行って見たいと思ってたクラブにいきます。お酒を飲みながら、優里と京子は踊りまくります。踊ったあとには、ナンパもされてしまいます。酔っ払った京子が一人きりになると、ナンパしてきた相手が再び近づいて京子をVIPルームにに連れて行ってしまいます。
菜美は席に戻って京子がいないことに気がつくと、すぐにVIPルームに助けに行って3人組を瞬く間にやっつけてしまいます。
トイレに行った優里のところにもナンパした相手が付きまといますが、何とか断って菜美がいるところに戻っていきます。ですが、二人がいないことに気がついて外に出ようとすると、ふたたびナンパした男がやってきます。一度しかない人生だから試してみない?といわれましたが、あんたじゃ無理と断ってると、菜美がやってきます。二人は京子のところに戻ります。
ご飯を食べた後、ふたたび勇輝の家に集まった夫は、ビールを飲みながら妻達のことを話しています。啓輔は優里は教え子だったと告白して、一目ぼれだったといいます。付き合い始めて、生まれて初めて誰にも奪われたくないと思ったといいます。そのために意図的に妊娠させて卒業すると同時に社会に出さずに結婚したといいます。
結婚したあとは、経済的にはしっかりしてきたし浮気もしたことがないのに、何が不満なのかわからないと言い始めます。勇輝は、
「彼女達が求めてることは、ひととしてきちんと愛されることじゃないでしょうか」
とボソリ言います。
クラブを出た3人は、京子の酔いがさめたころに、家に向かって歩き始めます。その途中、優里がちゃんと朝日が見たいと言い出して、あるビルの屋上にこっそり上がります。3人で並んで座って朝日を見て感動していると、
「どこで見るかじゃなくて、誰と見るかじゃない?」
と菜美がいうと、みんな納得します。京子は、秘密をひとつずつ言い合おうと言い出します。
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京子はむかしオーディションを受けてもう一歩のところまで言ったことがあるといいます。菜美は、孤児で両親の顔を知らずに育って憎んでいたんですが、結婚したことがきっかけで両親に会ってみたいといいます。京子はみんなで見つけようといって、優里はそれまでは3人は家族だよといいます。
優里は「私、乳がんかも」といいます。そして、今日、組織診断の結果が出るので、それがハッキリするといいます。菜美はみんなでいっしょに病院にいきましょうというと、夫の啓輔にも言ってないといって、優里は泣き出します。最近、落ち込んでいたのはそのためです。
そのあと、朝食の支度をしにそれぞれの家に帰ろうとタクシーに乗って家の前で降りると、3人の夫達が家の前で待っています。
朝食の支度をして夫達を送り出したあと、菜美たちは3人で病院にいきます。優里の診断結果は、陰性です。3人は抱き合って喜びます。
<実は、このときが3人の友情のピークです。このあとにおきる事件が3人の友情を激しく揺さぶりました>
家に帰った優里は夫の啓輔にも乳がんの検査の話をしたあと、働きに出たいと啓輔に頼みます。すると、啓輔は、
「きみにとって一番大切なものは何だ。僕と啓吾をしっかり見つめてくれ。これからも、しっかり頼んだぞ」
そういうと、部屋に行ってしまいます。そこに、水泳教室であったママ友の圭子から、再び合コンの誘いのメッセージが来ます。優里は<詳細を教えて>と返信します。
圭子の家では、3人の男達がその返信を待っています。圭子はその返信を男たちに見せて
「返事がきます。この子は旦那ともめてるって言ううわさなんでうまくいくと思います」
「今月のノルマはあと何人だっけ?」
「4人です」
「じゃあ余計なことしゃべってないで、ちゃッちゃと働け」
男達のボス横溝(玉山鉄二)は、
「あー、つまんねえな、なにかおもしろいことおきねえかな」
(⇒6話のあらすじ)
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『奥様は、取り扱い注意』5話の感想
面白かったですね。今回は女性同士の友情と、夫と妻の考えてることの差がかなり出ています。もしかしたら、世の中の多くの妻たちは、こんなことを考えてるのかもしれませんの、西島秀俊さん演じる勇輝が話していたように、
彼女達が求めてることは、ひととしてきちんと愛されることじゃないでしょうか」
これをしっかりしないとダメなような気がします。
ただ、脚本家が男性なのでちょっと違和感があった女性もおおいのではないでしょうか。もしも、宮藤官九郎さんとか、中園ミホさんが脚本を書かれていたら、もっと面白かったと思います。どうしても男性目線で、男性が考えてる女性のおしゃべりとか行動のような気がします。あれだけ怒っていたのに、わずか1日も行方不明にはならずに、翌朝返ってきて朝食をつくるというのはどうなんでしょうか?妻が家出してもどうせすぐに帰ってきてしょくじをつくってくれるだろう・・なんて思いが見えています。しかも、それぞれの家で妻たちが怒った原因は未解決でその事には何もふれてませんです。
確かに、男性から見ると、石黒賢さんが演じてる啓輔のように何を怒ってるのかわからないことが多いです。おそらく、最後の勇輝がとった行動が正解なんじゃないかなと思いますが、もしも夫婦二人で見られていたら、どう思うか話してみるととても面白いと思います。そのときには、おたがいに気をつかって、分かりやすく相手に説明してみてください。基本的に、男性は女性が話してることを100%理解できていません。逆も同じだと思います。そのあたりをかんじながら相手の話を聞いてみると良いと思います。
そして、実際にああいった展開になったら、どう行動するかも聞いてみてください。男性はあんな感じで、暗く落ち込みながら、お酒を飲みながら原因とか理由を分析して答えを求めるはずです。同じようにお酒を飲んで羽を伸ばしたりしてたら、よっぽど愛情がすくなくなってるか普段のプレッシャーが大きいんだと思います。
そういう意味で、今回はとても面白くためになったお話です。
『奥様は、取り扱い注意』のキャスト
- 伊佐山菜美 綾瀬はるか、新米主婦
- 伊佐山勇輝 西島秀俊、菜美の夫
- 大原優里 広末涼子、菜美の隣家の主婦
- 大原啓輔 石黒賢、優里の夫、大学教授
- 大原啓吾 川口和空、優里と啓輔の子供
- 佐藤京子 本田翼、菜美の隣家の主婦
- 佐藤渉 中尾明慶、京子の夫、電機メーカーに勤めるサラリーマン
- 佐藤良枝 銀粉蝶、渉の母親、同居中
5話以外のあらすじ
以上、ドラマ『奥様は、取り扱い注意』の5話のあらすじ(ネタバレ)と動画と感想です。
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