ドラマ『奥様は、取り扱い注意』のキャストや1話のあらすじ、感想、相関図、スタッフなどを紹介します。綾瀬はるかさんが主演で、西島秀俊さんと新婚夫婦を演じられます。他にも個性的なキャストが登場します。
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『奥様は、取り扱い注意』の相関図
相関図です。
『奥様は、取り扱い注意』の1話のあらすじ
島田優子(綾瀬はるか)は特殊工作員です。
今回は、中国である人物と情報を中国の外に連れ出す仕事をしています。ただ、優子は穏やかな生活、温かな家庭にあこがれています。そこで、わざと手加減をして、相手を追ってこさせて、自ら橋から身を投げて亡くなったと見せかけます。そして、日本にひそかに帰ってきて、日本国籍をとり、片山菜美という名前と住所を手にして、普通にくらしはじめます。
菜美は、工作員のときに身につけた英語で一流会社の受付嬢になり、穏やかな生活を手に入れることができます。
ある日の合コンで、IT企業経営者の伊佐山勇輝(西島秀俊)と出会い、一目ぼれをします。二人はすぐに外のテラスに出ておしゃべりを始めます。二人とも、両親はなく、境遇がにてるところからすぐに恋に落ちて、3ヵ月後、結婚します。結婚式は行わず、菜美は会社を辞めて、閑静な高級住宅街に暮らしはじめます。
菜美は、穏やかな生活、温かな家庭を手に入れたかと思いましたが・・・半年後、菜美は、主婦業に飽きてしまいます。
ある日、お隣の優里(広末涼子)と京子(本田翼)がやってきて、いっしょに昼食をたべることになります。ところが、菜美は料理が超ヘタで食べれるものではありませんです。そこで、3人で料理教室に通うことになります。
勇輝に許しを得て、料理教室に行くと、おなかを押さえてるひとりの主婦、水上知花(倉科カナ)のことが気になります。教室が終わると、みんなでお茶をすることになって、知花もいっしょに行くことになります。お茶を飲んでるときに、途中で知花がトイレに行きます。菜美は後からトイレに行って、「誰かに殴られてるの?旦那さん?」と直接聞きましたが、「殴られていません」と怒って出て行ってしまいます。
数日後、スーパーで会うと、知花はサングラスをしています。菜美がサングラスをあげると、目の回りにあざができています。
「私が助けてあげようか」
「余計な想像しないで」
と歩いていってしまいます。
菜美は知花のあとをつけていくと、豪邸に住んでいます。
その日の夜、勇輝が帰ってくると、菜美の様子がおかしいことに気がついて話を聞きます。菜美から知花がDVを受けているのを聞くと、知花が自分から認めるのは難しいといいます。勇輝は優里と京子に相談してみたら問いいます。
翌日、その二人に話すと、優里は、友達になって手を差し伸べてあげればいいといいます。そのためには、真心を伝えればいいといいます。そして、菜美は、知花に手紙を書いてポストに入れます。
知花が帰ってきて手紙を読むと、そこには、「まずは友達になりましょう。3日後に4人で昼食を食べましょう」とかかれています。
3日後、菜美たちが昼食の用意をしてると、知花がやってきて仲良く食べます。しばらくすると、「そろそろ時間が」と言って、知花はかえって行きます。3人は笑顔で「またいつでも来てね」と言って送り出します。菜美が「いつになったらはなしてくれるのかな」というと、優里は、「ほんとのともだちになったら、あせらないで」といいます。
その日の夜も、シャンプーのことで、知花は夫の水上喬史(近藤公園)からDVを受けます。
次の日、菜美が帰ってくると、家の前に知花がたっています。声をかけると、知花が振り返ります。知花の目はあざがあって、右手は包帯で肩から吊られています。
すぐに、両隣を呼んで菜美の家の中で知花の話を聞きます。
付き合い始めた頃から、「キミには僕がいないと駄目なんだ」といい始めて、束縛が始まったようです。そして、いつのまにか、この人がいないと生きていけないと思い込んでしまったと知花は話します。高校卒業してすぐに結婚しましたが、3年してからDVが始まりまったということです。
喬史はDVをしたあとに、必ずやさしくしてくれてたので、警察には行かずに我慢していたといいます。そして、昨晩も「君のためにしたことだから許してくれ」といいながら包帯を巻いてくれたということです。
そして、上着を脱ぐと、体中にあざがあります。知花は、「助けてください」と3人にあたまをさげます。
その日の夜、知花の家で4人で喬史のことをまっています。そこに、赤いバラをもって喬史がかえってきます。菜美たちは、DVをやめないと警察に通報すると穏やかに話をしましたが、喬史は笑いながら知花には虚言癖があるとウソをつきます。体中のあざは階段から落ちたものだし、人の同情をひこうとして嘘を言うといいます。そして、自分が忙しくて愛情を充分に与えてないからだと言い訳します。
そして、知花に「そうだろ、知花」というと、知花は、
「ご迷惑をおかけします。これからは気をつけますので許してください」
と3人にあたまをさげます。
3人は仕方なく帰ることにします。帰り道、優里は、高校からずっと喬史といっしょにいるので、すぐには抜け出すことができないといいます。優里と京子はDVのことを勉強してみるといってかえっていきます。
翌朝、知花が家から出てくところに、菜美が現れて熊のぬいぐるみのプレゼントを渡します。それからしばらくは平穏に過ぎていきます。勇輝の外食は増えていき、ベッドでは相変わらず反対方向を見て寝ています。知花からも何も連絡がなく、何かが劇的に変わることはありませんです。
そして、1ヵ月後のある夜、知花から電話が来ましたが、菜美はちょうどおなべがふきこぼれていて気づきませんです。
知花の家では、喬史が帰ってくると、「別れてください」と知花が切り出します。喬史が穏やかに反論しましたが知花は「別れてください」とおしとおします。喬史は「そうか、わかったよ」と言って別の部屋に行きます。喬史は、涙を流してうずくまってる知花のところに戻ってくると、後ろ手に持った包丁を知花のおなかにつきたてます。
「しにたくないだろ。僕が助けてあげようか。だから言ったろ。君は僕がいないと生きていけないんだ。助けてほしかったら、ちゃんと言うんだ。助けてくださいって」
知花は、切れ切れな声で、
「助けて・・ください」
菜美の家では、料理を作っていた菜美が、知花から着信と留守番メッセージがあったことにやっと気がつきます。
「知花です。戦ってみます。また、電話します」
それを聞いた菜美は、急いで駆け出します。菜美が知花の家に来ると、救急車が止まっていて、知花が運びだされるところです。
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10日後、知花の病室に菜美は行って話をききます。
「わたし、あのひとからにげられません。にげたら命が・・」
菜美が喬史をどうしたいのか聞くと、「喬史から離れられるだけで充分です」と知花がいいます。 菜美は
「わかった。私が何とかする。あ、みんなには内緒ね」
と言って、病室をでていきます。菜美は、
<主婦として問題を解決しようとしたらうまくいかなかった。だから、晩御飯の用意が終わったら、少しの間、主婦という役柄を捨てようと思う>
とかんがえます。
そして、喬史が帰ってくるところを待ち構えていて、話があるといって喬史の家にあがります。そして、
「知花さんに暴力を振るってきたことを認めて離婚しませんか。知花さんを自由にしてあげて」
「ばかばかしい。何を言うかと思ったら。帰ってくれ」
「せっかく穏便に済まそうと思ったのに」
そういうと、菜美は、以前に知花に渡した熊のぬいぐるみを持ってきます。実は、HDD内臓の監視カメラが入っていたんです。喬史が知花を刺したところがばっちり映ってると喬史に言います。すると
「おとなしくそれを渡したら、無事に家に戻してやる」
「安っぽいせりふ・・」
そういうと、菜美は立ち上がって窓際に行きます。喬史も歩いていって菜美の前に立ちますが、何もできずにコテンパンにのされてしまいます。
「動画をインターネットにさらされて、すべてを失いたくなかったら離婚しろ。わかったな。慰謝料として、知花さんにこの家を渡せ。3日以内にこの町から出て行け。そして、二度とこの指輪をしようと思うな。どこに行っても見張ってるから」
喬史の指輪を抜きながら、そういいます。
菜美は、喬史の家を出て、「気持ちよかった!」と満面の笑顔でとびはねます。
数日後、菜美と優里たちは、知花の家に行きます。菜美が「がんばってね、強くなってね」というと、知花は涙を流しながら抱きつきます。知花は引越しをしていきます。
その日の晩、勇輝が帰ってくると、玄関からずっとろうそくが部屋まで続いています。おそるおそる勇輝が部屋に入ると、菜美がネグリジェを来て待っています。
(⇒2話のあらすじ)
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『奥様は、取り扱い注意』のキャスト
- 伊佐山菜美 綾瀬はるか
- 伊佐山勇輝 西島秀俊、菜美の夫
- 大原優里 広末涼子、菜美の隣人
- 大原啓輔 石黒賢、優里の夫
- 大原啓吾 川口和空、優里の息子
- 佐藤京子 本田翼、菜美の隣人
- 佐藤渉 中尾明慶、菜美の夫
- 佐藤良枝 銀粉蝶、渉の母
『奥様は、取り扱い注意』の感想
おもしろかったですね。綾瀬はるかさんと西島秀俊さんの夫婦ってすごいにあっています。綾瀬はるかさんのアクションもすごかったし、内容もすごく面白かったです。単純にDV夫を懲らしめるんじゃなくて、知花の意思をしっかり持たせることで解決することに意味があるんだと思います。
もっと雑なコメディドラマだと、綾瀬はるかさんが乗り込んでいって、思いっきりぶちのめして終わりっていう感じなのにそうしなかったことがとても良かったと思います。
とは言え、できれば、知花が自分の力でDVを解決してもらいたかったですね。これだと、現在被害を受けてるひとも、「誰か助けてくれないかな~」の感じになってしまうのではないでしょうか。知花が自分で解決したかのように、影で菜美が動いてるような感じの方がすっきりしたような気がします。
そして、西島秀俊さんがあまりにもあやしすぎましたね。両親がいなくて、結婚式もやらないっていうのは、西島さんも特殊工作員だったという前振りかも知れません。アメリカの映画によくあるパターンですが、そのオチだけはやめてもらいたいですね。
これからどんどん面白くなっていくと思いますので、来週が楽しみです。
『奥様は、取り扱い注意』のスタッフ
スタッフは、
- 原案・脚本 金城一紀
- 演出 猪股隆一
原案・脚本の金城一紀さんは、1968年生まれの49歳の小説家、脚本家です。1998年「レヴォリューションNO.3」で小説現代新人賞を受賞されて、2000年には、「GO」で直木賞を受賞されます。「GO」は映画化もされます。他にもTVドラマや漫画、映画化されたものが多いです。最近では、ドラマ「CRISIS」の脚本を手掛けています。
演出の猪股隆一さんは、「悪夢ちゃん」「デスノート」「怪盗山猫」「家売るオンナ」「ボク、運命の人です」などを演出されてる方です。
各話のあらすじと視聴率
- 1話のあらすじ 11.4%
- 2話のあらすじ 11.3%
- 3話のあらすじ 12.4%
- 4話のあらすじ 11.2%
- 5話のあらすじ 14.5%
- 6話のあらすじ 12.9%
- 7話のあらすじ 12.7%
- 8話のあらすじ 12.4%
- 9話のあらすじ 13.6%
- 最終話のあらすじ 14.1%
(関東ビデオリサーチ調べ)
以上、ドラマ『奥様は、取り扱い注意』のキャストや1話のあらすじ(ネタバレ)と動画、相関図、スタッフなどの情報です。
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