ドラマ『脳にスマホが埋められた』の9話のあらすじ(ネタバレ)と感想です。3年ごとに秘書を変える黒部社長は、新しい秘書候補として朝比奈(高月彩良)を雇いました。圭太(伊藤淳史)柳子(新川優愛)は現秘書の藤木友里(西丸優子)に近づいて秘密を探り出そうとします。
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ドラマ『脳にスマホが埋められた!』9話のあらすじ
黒部仁社長(岸谷五朗)が総務課にやってきて、ランチミーティングの取材をうけました。そこで、秘書になる人がいないと突然口に出しました。それを聞いていた秘書の藤木友里(西丸優子)は驚いてしまいます。
折茂圭太(伊藤淳史)が仕事が終わって公園を通りかかると、友里が落ち込んだ感じでベンチに座ってるのが見えました。圭太が話しをきくと
「そろそろ時期ですから」
とこたえました。黒部社長は3年毎に秘書を変えるのが主義でしたが、交代までには3か月ありました。初めからわかっていたことだと気丈に言って、歩いていきました。その日の夜、黒部社長は、新しい秘書候補の朝比奈(高月彩良)と食事をしていました。
圭太は家に帰ると、友里のことを部々香(安藤なつ)と柳子(新川優愛)にはなすと、柳子は「絶好のチャンス、絶対うらんでるから情報を聞き出すチャンス!」だと言います。渋ってる圭太に、「もうラストチャンスなのかもしれないんですよ」といって圭太に探ることを命じました。
翌日、圭太は友里をランチに誘いましたがやんわりことわられました。友里が社長室に行くと、朝比奈がいて、仕事を教えてくれと頼まれました。黒部社長と朝比奈は役員との顔つなぎでランチに行ってしまったので、友里は圭太とベンチで昼食をとりました。圭太が話を聞くと、友里は意外にドライであまりなんとも思っていないようでした。さらに、会社内では秘書はスマホ禁止なので、一切使ってないことを知ります。
昼食後、スマホは武器になると言う提案を朝比奈から受けて、黒部社長は「改革も必要だよ」と言ってスマホを使うことを認めました。それを聞いた友里は意見を言うと、「有給休暇を消化したらどうかな、深い意味はないけど」と言われてしまいます。そして、有休の最後の日に友里のことを気に入ってる四友商事の守山会長が来るのでそのときだけ必ず顔を出してくれと言いました。
圭太は、柳子に友里のことを報告しました。柳子は「直接はかせるしかないか」とつぶやきました。
翌日、朝比奈が友里が今日から有休をとるのでと言いながら、総務課に挨拶しにきました。総務課の面々はスマホをいじりながら副業をしてると、
「みなさんて、思考を停止するスタンスで仕事をされてるんですね。リラックスが板についてるようで。これは文句ではなくて、むしろ興味なんですけどね。私には理解できない世界なんで。どうやったらそんな自分と折り合いがつけれるのかなって。女としても思考停止してますもんね。いえ、単に虫唾が走るだけです。何でも屋の雑用係としては機能してくださいね」
と言い捨てていってしまいました。総務課のみんなは怒りに震えました。それぞれが部々香に報告しにきて、部々香は慰めてあげました。そのことを聞いた柳子は、有休になった友里を誘って会社を辞めさせるように誘導すると言います。部々香は、やめとけといいたそうでしたが、柳子のうれしそうな顔を見て「うまくいくといいね」と話しました。
柳子は圭太の名前を使って友里を呼び出しました。二人が道を歩いてると、一人の女性が近づいてきて
「あ、ひさしぶり、ポエムだよね。チョー久しぶりじゃん」
「どちらさまですか?」
と、柳子は知らないフリをして逃げ出しました。
居酒屋で圭太と一緒に友里と会った柳子は、友里に黒部社長の悪口を言い始めます。だいぶ酔っ払った柳子が隣のテーブルのうるさい女子に文句を言いにいくと、エグザルトンの受付の女子たちでした。一緒に飲むことになりました。その女子たちは、エグザルトンの商品を売ってるフリマアプリのアカウントがあったと言います。友里が見せてくれといいますが、柳子は「そんな話はいいから」と飲み始めました。受付の女子たちも、酔って、新しい秘書見習いの悪口を言い始めました。
受付の女子たちがトイレに立つと、圭太は本当はどう思ってるのか聞くと、黒部のことを最高にサポートできるのは自分だけだと思っていて、自分だったら3年サイクルの壁を壊せると思ってたと悔しそうに話しました。その話を寝たフリをしてた柳子も聞いていました。
圭太と柳子が家に帰ってくると、圭太が
「こんなやり方はイヤだ。藤木さんをだまして利用してるみたいで」
「またそれか、あの、その正義感、ほんとたち悪いって。いいましたよね。わたしにとって最大のチャンスだって」
「わかってます。でも人をだまして復讐しても」
「じゃあ、どうしていいか教えてよ。幸せになれる方法、教えてよ」
「それはわかりません。でも、この方法では幸せになれません」
「なれない方法なんて、誰にでもいえます。藤木さんの件は、わたしここでおりますから。まかせますから、もう好きにしてください」
そういって柳子が家に入ると、部々香がいました。
「よくがんばった」
そして、圭太をみて
「あんたもね」
と話しました。
翌日、友里は公園のベンチでスマホをいじっていました。見ていたのは、フリマで、「エグザルトン 非売品」で検索すると、何点もでてきました。それを見た友里は夜になると圭太の家に来て部々香に見せました。部々香が型紙に起こしたやつだと覚えていました。友里は内部の人間にしかできないことだと言って、圭太に内部調査を頼みました。
圭太は次の日から社員のスマホを調査し始めました。数日探しましたが、何も出てきませんでした。柳子と部々香にいうと「藤木さんも、顔を出さずになにをしてるのかわからないからもういいんじゃない」と言われます。
翌日、社長を引退する四友商事の守山会長がやってきますが友里の姿はありませんでした。守山会長が朝比奈に送られて玄関まで来たときに、やっと友里があらわれて、遅れてしまったことを謝りました。しかし、「利害関係なくなったら愛社精神をなくす、そういう人が苦手で。残念です」と言われてしまいました。
友里は、黒部社長に謝りに行きましたが、ひどいことを言われてしまいます。
森山会長を送ってから戻ってきた朝比奈は、玄関でスマホを打ち始めます。そこに圭太がとおりかかりました。
<小畑 もっとしんちょうになったほうがいい。ちょっとは後先考えろ>
<やりたいようにやって何がいけないの>
<小畑 派手にやりすぎなんだって。もっとおとなしくやれよ>
<は?わたしのやることに間違いないから>
<小畑 エグザルトンから出品停止依頼が来ている>
<あ、転売してるのばれたんだ?>
<小畑 そう、派手に売りすぎ>
<ふーん。ま、私らの会社で立ち上げたアプリだし、うまくもみ消しといて>
<小畑 了解、気をつけろ>
それを見て、圭太はすべてを理解しました。
圭太はそれをコピーして友里に見せました。圭太は、証拠を黒部社長に見せれば秘書に戻れると言いますが、友里は圭太から社長に話してくれと言いました。そこに、友里のスマホにメールが来ました。フリマ会社からのもので、エグザルトンの商品は出品停止にしたということと、何度もきてもらって申し訳なかったと書かれていました。メールを打った後、
「秘書は3歩下がるのが私の哲学です。でも、会社の不利益は社員として見過ごせません。折茂さん、後はよろしくお願いします」
圭太は、社長に証拠のデータを持っていって、事情を話します。今日遅れたのも、その対応をしていたからだと話しました。そして、友里のクビを撤回してくれと言うと、
「それはできないな。生き残る意思のないやつを働かせるわけにはいかないさ」
と言われてしまいました。
その日の夜、圭太は朝比奈に転売の証拠を送りました。すると、翌日、朝比奈は辞表を出しました。友里は秘書に戻りました。
圭太は柳子にそのことを報告すると、友里が良かったんだったら良かったと言います。けれども、
「私の8割は黒部に対する復讐心でできているんです。目標はかわらず、地位も名誉も財産もすべて引っぺがして刑務所にぶち込んで、生きててごめんなさいが口癖になるくらいにバリバリにフルボッコです。バリバリフルボッコ!」
と言ってると、後ろにいた友里にすべて聞かれてしまいます。柳子が開き直って黒部に話したらと言うと、
「そのつもりありません。でも、一人の人間として借りは返しておきます。黒部社長はね、花屋に強いこだわりがあります。秘書さえ3年周期で帰るマンネリ嫌いの社長が花屋だけはずっと同じところを使っています」
「それってどういうこと?」
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「さあ、あとは自分で考えなさい。ま、何もできないと思いますけどね。それじゃ、私は秘書に戻ります」
そういうと、圭太にお辞儀をして帰っていきました。
圭太と柳子は、その水木花店に行きました。店員が出てきてスマホをいじり始めました。圭太が見てみると、エグザルトンから毎月3000万円が振り込まれていました。そして、「SPMB」というところに、3000万円を振り込んでいました。
エグザルトンの社長室では、黒部社長がタブレットを覗き込んでいました。その目は・・・
(⇒10話のあらすじ)
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ドラマ『脳にスマホが埋められた!』9話の感想
おもしろかったですね。やっと黒部社長のしっぽをつかみ始めることができました。最後の黒部社長もスマホ人間のような感じでした。これがきっかけで、黒部社長対圭太のスマホ人間対決になっていきそうです。
それにしても安藤なつさん演じる部々香はかっこいいです。安藤なつさんがあんな感じの親分肌のキャラなのかもしれませんが、言葉や動作がぴったりはまってました。すべてのことを理解しながら、おおきく受け止めてくれるし、何が起きても動じない部分が良いんだと思います。なので、総務課の女子も柳子も部々香のことは素直に言うことを聞いてるんだと感じました。
これって、恋愛にも応用できるのではないでしょうか。ケンカをしてるひとの会話を聞いてると、相手が話してるのに遮ることが多いです。遮られた方はさらに遮り返して話をしていって最後は泣いたり掴み合いになったりすることが多いです。男と男の場合はわかりやすいです。極道映画でもよくありますが、相手がなにか言いかけとたん、大きなお声で威嚇して黙らせます。一種のマウンティングです。それは、相手を屈服させようとして話させないようにするわけです。恋愛や仕事でそれをされたら、相手には不満がたまりまくります。
大親分とか、お坊さんなどは、そういうことはしませんよね。何も言わずに、表情も動かさず、ずっと話を聞いていて、大親分のばあいは、最後に、一言はなしておわりです。お坊さんの場合は、一言ではすみませんが、たいだいのひとは、相手の話をよく聞いてくれます。なので、お坊さんの話も胸の中にすっとおちつくのではないでしょうか。それは、話を聞いてくれてるという意識があるので、自分も聞いてあげようという意識になると思います。
恋愛でも、話を聞いてあげることがたいせつだと思います。とくに、女性の話はたいせつです。相槌を打ちながら、顔や目を見ながら聞くことで評価はどんどんあがっていくはずです。相手が間違った事を言ってるときも、まず理解してあげてから間違いを気づかせてあげることがたいせつです。はじめから「それ、ちげーよ」というと、ケンカになります。男性の会話の場合、答えを求めていますが、女性の会話は求めていませんので、その事だけ覚えておけば大丈夫だと思います。
もうひとつ、気になったのは、朝比奈の言葉です。
「みなさんて、思考を停止するスタンスで仕事をされてるんですね」
と、だらだらしてる総務課の女子社員達に話したセリフですが、これはいつでも自分自身に問いかけていった方が良いと思いました。
と言うのは、おそらく、あの総務課の女子社員達も入社したころはガンガン仕事をしていたと思います。ただ、慣れていないのでガンガンといってもそれほど仕事が進んだわけではないと思います。それが、1年もたてば、半分の力で同じくらいのことはできてしまいます。それはどんなひとでも同じです。2年もたてば30%のちからでいろんなことが素早くできてしまうはずです。
思い出してもらえればわかると思いますが、入社した日は、トイレに行くのも頭を使って、人の顔色をうかがって全力で行っていたはずです。ところが、1年もたてば、他のことを考えながら無意識でトイレに行ってるはずです。仕事も同じです。
悪い言い方をすると、手を抜くということですが、そのことに違和感を感じないと、このドラマの総務課のようになってしまいます。きっと、総務課に新しい人が入ってきても、朝比奈と同じように感じるはずです。本人たちからすると楽しいのですが、周りから見ると人生を無駄に過ごしてるとはっきりわかってしまうんです。
なので、いつでもこれが自分の100%かと思いながら生活していくことがたいせつだと改めて感じました。
わたしも寝転んで漫画やバラエティをみて笑ってるときは楽しいのですが、1時間はあっという間に過ぎてしまうことがあります。そして、やらなければいけないことは、「まあ、あしたでいいか」と思って寝てしまうことも良くあります。よく考えてみると、それってかなりもったいない様な気がします。連続していくと、いつの間にか1週間、1ヵ月と過ぎていきますので、あの朝比奈の言葉をときどき思い出しながら生活していきたいと感じました。
今日の新川優愛さんもとんでもなく良かったです。大ファンになってしまいました。ドラマの公式ツイッターです。
8月がもうすぐ終わりますね☀️ 明日8月31日は第9話の放送です🕺
お楽しみに✨#脳にスマホが埋められた #脳スマ #スマホ人間 #電話男 #ytv #新川優愛
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