ドラマ『脳にスマホが埋められた』の6話のあらすじ(ネタバレ)と感想です。イケメンのあたらしいスマホ人間の安達が現れますが、実は悪い人間でした。柳子が間一髪のところを圭太が現れて救うことができました。が、安達も姿を消えてしまいました。
スポンサーリンク
ドラマ『脳にスマホが埋められた!』6話のあらすじ
折茂圭太(伊藤淳史)は娘の愛花(髙嶋琴羽)と公園のベンチに座ってアイスを食べていました。別れた妻は元気で、新しい恋人とプールに行ってるようでした。
「パパも幸せ探したら?ママはこれで幸せを見つけたんだって」
それはマッチングアプリ「マトリモ」でした。その日の夜、早速、そのアプリに登録してみました。その後、柳子(新川優愛)や部々香(安藤なつ)と流しそうめんをしていると、黒部社長は海外にいることを聞きました。なので、柳子は、スマホの電源を落としといてもいいといいましたが、圭太が何度やってみても切れませんでした。
翌日、圭太が総務課のみんなと昼食を食べてると、蜂谷薫(野村麻純)がマッチングアプリ「マトリモ」に登録してると話題になりました。薫は、すでに会沢聡(東根作寿英)と言う男性とメッセージのやり取りをしていて、年収600万円の公務員でした。薫はその日に会沢とあうことになっていて、臼田定子(ぼくもとさきこ)に一緒に行って会沢の本性を見極めてもらいたいと言いました。
定子が藍沢と会うと、安定した仕事についていて誠実なタイプで、薫が好きなタイプにばっちりでした。会沢は定子とも連絡先を交換しました。
圭太は、柳子と一緒に、竹ノ塚元係長がやってる屋台のラーメン屋さんに行きました。食べてる途中、迷惑メールが来ました。最近良く来るようになったので、マッチングアプリに登録したせいかなと言うと、柳子が再婚する気なの?と絡んできました。そこに餃子が来ました。
定子と薫は、会沢と別れた後、喫茶店に入ってお茶をしてると、会沢から定子に、<こんど、二人で会いましょう>とメッセージが来ます。それを見て、薫はおこってしまいました。
翌日、薫はめちゃくちゃ不機嫌でした。定子が昨晩のデートの後のメッセージのことを話してると、会沢からメッセージが来てました。圭太はその日の夜、薫を連れて竹ノ塚の屋台に行きました。薫はめちゃくちゃ酔っ払っていました。薫はキスもしていて、まだ会沢のことが好きなようで、<いつ会える?>と送ってしまいましたが、<今仕事がばたばたしていて>と返ってきました。
竹ノ塚は、あきらめろと言って、
「あきらめるっていうのは、前へすすむってことだからね。俺も会社をあきらめたんだ。そしてラーメンとであった。あきらめるっていうのは、本当はすごくすばらしいことなんだ」
圭太は、意識のなくなった薫を自分のシェアハウスに連れて行きました。薫は、夜中に、母親に結婚のことを謝っていました。
翌日、仕事をしてると、定子に会沢からメッセージが来ていました。定子と相沢は夕方、二人きり出会うようでした。定子は銀行でお金を下ろして待ち合わせに出向きました。その後を圭太がずっとつけていました。圭太は、喫茶店で、定子が白い封筒を会沢に渡しているところを見てしまいました。
圭太が会沢の後をつけていくと、会沢はくどき文句をタブレットにメモをしていました。その姿を画面ごとシャメでとって、夜になって柳子たちに見せました。柳子と部々香は、結婚サギだと断定しました。そのことを話していると、圭太の体が赤くなってきました。そして、気を失って倒れてしまいました。クビからは白い煙が出ていました。
部々香は、マッチングアプリ「マトリモ」が怪しいと言います。マトリモは個人情報漏洩が発覚してニュースになっていました。おそらくウイルスに感染したと部々香が話して、対策アプリを探してみると言います。結婚詐欺師は柳子に任されました。
翌日、柳子と田西譲司(岡田龍太郎)は、定子と会沢が二人で会ってるところを尾行していました。二人はバッティングセンターに行って仲良く遊んでいました。センターを出てくると、
「臼田さんのおかげで、ぼく、自信がつきました」
「あの、私なんかで本当に良かったんですか?」
「なに行ってるんですか。臼田さんは、僕の理想どおりの女性です」
とても楽しかったと言って、その場で別れました。柳子は会沢に、田西は定子についていきました。会沢は図書館に行きました。図書館から出てくると、薫が待ち伏せしていました。
「あの、迷惑だと思うんですけど、ちゃんと話がしたくて。最後に少しだけ時間をください」
「僕も話したいことがあるんです。でも、まだ話せないんです。落ち着いたら、必ず連絡しますから」
と言って走っていってしまいました。呆然としてる薫に、柳子は声をかけました。
「蜂谷さん、あのひと、たぶん・・・」
家では、部々香がなんとか対策アプリを書き換えて圭太を治すことができました。部々香が説明してくれた「専門的な言葉」に何か気がついて、先日シャメをした会沢の写真を持ってきました。くどき文句を赤字で直したものを見て、部々香は出版社の校閲だと言いました。そこに田西が帰ってきました。圭太は柳子の居場所を確かめて、田西と二人で向かいました。
そのころ、薫と柳子は会沢をつけていました。会沢は、喫茶店である男と会っていました。
「うまくいきそうだな。山分けだな」
とわらいあってる二人に、薫と柳子は飛び出していって、
「ちょっと、この結婚詐欺師。私の大事な先輩、よくもだましたな」
「とぼけても無駄、あなたが臼田さんからお金を巻き上げてたことはわかってるんです」
「なんのことだかわからないけど、誤解です。ぼくは結婚詐欺師なんかじゃありません」
「うそつけ、私のこと、もてあそびやがって」
「ぼくは、蜂谷さんのこと、真剣です」
「だまされちゃだめ」
そこに、圭太たちがやってきました。
「誤解です。その人は結婚詐欺師なんかじゃない。会沢さんは、小説家を目指してるんですよね」
スポンサーリンク
会沢は、小説の取材で臼田とあっていたんです。薫に何も言わなかったのは、言えば嫌われると思っていたせいでした。薫は安定した職業の人が良いといっていたので、言い出せなかったんです。臼田が渡した封筒は、謝礼をつき返されたんです。中身は商品券でした。白い封筒は屋台ラーメンの竹ノ塚に渡してたと田西が話しました。会沢は、薫に何も言わなくてごめんなさいと謝りました。
その日の夜、会沢と薫は二人で食事をして、会沢は交際を申し込みました。
数日後、昼食のときに、薫はしかめっ面をしてマッチングアプリをみていました。圭太たちが聞くと、会沢とは別れたということでした。実はバツイチで子供もいてそれを隠していたことを許せなくて分かれたと言います。それを聞いていた栗山五月(篠田麻里子)は、
「うそも、ばれない気遣いがあればいいと思います」
と言っていました。それを聞いていた五月の浮気相手の小堀課長(戸田昌宏)は複雑な顔をしていました。
圭太がパタンナー室に行くと、柳子はうれしそうに、圭太の電源をいれました。黒部社長が日本に帰ってきたんです。画面が出ると、新着メールがありました。そこには、
<お前がスマホ人間であることはしってるぞ>
とかかれていました。
(⇒ 7話のあらすじ)
ドラマ「脳にスマホが埋められた!」の1話から最終回までの全話を、Huluという動画配信サービスで見れます。Huluは月額1,026円(税込)で日テレのドラマや映画、海外ドラマなどを見れます。
Huluは2週間の無料お試しをしていますので、その期間中に「脳にスマホが埋められた!」を無料で見れます。くわしくはこちらから。
ドラマ『脳にスマホが埋められた!』6話の感想
おもしろかったですね。今回のお話の中の竹ノ塚元係長の言葉が印象的でした。
「あきらめるっていうのは、前へすすむってことだからね。あきらめるっていうのは、本当はすごくすばらしいことなんだ」
諦めるってことは、執着するっていうことの裏返しだと思います。執着は何もいいことを生み出さないと思います。目標に執着するよりも、臨機応変にその都度少し変えて行って、アバウトな状態の目標に到達できればいいように感じます。こうじゃないといけない、こうしないといけない、と頭が固まって考えているよりも、柔軟に対処していくことで多くの問題も解決していけると思います。
薫の場合、諦めなければ、結局ストーカーになってしまいます。それはお互いに不幸ですから、ある程度、自分の意見を押しだして拒否されたら諦めてみることも大事だと思います。そこで、別な手を使って、別な方角から攻めて行くのも、諦めたからこそできるアプローチ方法ではないでしょうか。
もう一つのことは、やはりウソはよくないということです。相手を幸せにするウソはいいけどと言いますが、どれがそれにあたるのか、ちょっと線引きが難しいです。わからないときには、ウソは言わない方が無難なのではないでしょうか。
というか、ウソをつくというよりは、本音で向き合うと言うことがたいせつだと思います。本音と本音がぶつかり合えば、必ずどちらも傷つきます。その傷をおたがいに慰め合って直していくことで、愛情を感じられるのではないでしょうか。恋とは違って、愛には本音でぶつかり合うのが条件だとわたしは考えています。そういう意味では、他人のスマホの中身を読める圭太は、考えなくても本音でぶつかりあえるので、柳子のことがだんだん好きになってきてるのではないでしょうか。逆に、柳子は、圭太の本音が分からないので、気になる程度になってると思います。
このドラマは、かなりおもしろい設定ですし、伊藤淳史さんの演技がぴったりはまっていて、さらに、新川優愛さんがとんでもなく良いですのでこれからも楽しみです。メイプル超合金の安藤なつさんもいい味出していますね。
このドラマの企画をされた鈴木おさむさんは、本も出されています。
どれも面白いですし、1冊目は鈴木おさむさんの考え方もわかってとてもいいと思います。
ドラマ『脳にスマホが埋められた!』のキャスト
- 折茂圭太 伊藤淳史、総務課社員
- 愛花 髙嶋琴羽、圭太の娘
- 石野柳子 新川優愛、契約パタンナー
- 安田部々香 安藤なつ(メイプル超合金)、契約パタンナー
- 小堀守 戸田昌宏、総務課課長
- 竹ノ塚史郎 池田鉄洋、元総務課係長
- 臼田定子 ぼくもとさきこ、総務課社員、竹ノ塚の恋人
- 蟹江小夜 結城モエ、総務課社員
- 栗山五月 篠田麻里子、総務課社員
- 蜂谷薫 野村麻純、総務課社員
- 楓 中川知香、受付
- 栞 新田祐里子、受付
- 黒部仁 岸谷五郎、社長
- 藤木友里 西丸優子、社長秘書
- 田西譲司 岡田龍太郎、圭太のシェアハウスの住人
- 林家ペー、パー子
各話のあらすじ
以上、ドラマ『脳にスマホが埋められた!』の6話のあらすじ(ネタバレ)と感想でした。
この記事へのコメントはありません。