「みをつくし料理帖」最終回の動画とあらすじ(ネタバレ)と感想。寒鰆の昆布締めの巻

NHKドラマ「みをつくし料理帖」最終回「寒鰆(かんざわら)の昆布締め」のあらすじや感想です。小松原が御膳奉行の小野寺だとわかった澪は、身分の違いに悲しみに暮れてしまいます。

スポンサーリンク

ドラマ「みをつくし料理帖」最終回のあらすじ

最終回「寒鰆(かんざわら)の昆布締め」

源斉(永山絢斗)から、小松原(森山未來)の正体が御膳奉行の小野寺様だと聞いた澪(黒木華)は、驚きのあまり、二の句が告げませんです。

そのころ、江戸城では、公方様だけにだされるある料理を市中の商人に横流しして大金を得ているという疑惑が持ち上がり、御膳奉行すべてに日ごろの行いを自粛しろというお達しが来ます。

半年後の師走。つる家では、お客さんが大勢押し寄せてにぎわっています。そんなところに、年末恒例の料理番付を発行している版元がやってきます。つる家と登龍楼が同点で、このままではどちらが大関なのか決着がつかないので、直接対決をしてもらいたいといってきたんです。やり方は、同じ材料を用いた料理を、12月24日から26日まで店に出します。その間、行司役たちがひそかに2軒を回って味を確かめて優劣を定めるということです。

登龍楼の采女宗馬(松尾スズキ)は、この仕掛けをたいそう面白がって受けたようです。つる家に来て説明してくれた坂村堂(村杉蝉之介)と晴右衛門(木村祐一)は、この勝負を受けろとたきつけます。材料は寒鰆(かんざわら)です。上方では春の魚で、油の乗った冬の鰆は味噌漬けか塩漬けで焼くことしか知れないと思って受けたと話します。それを聞いた芳は、涙ぐみます。

その日から、寒鰆の料理方法を考え始めましたが、なかなかうまくいきませんです。そこに源斉がやってきて、料理と小松原のことを心配をしましたが、この半年間来ていませんです。たぶん忙しいんだろうと慰め手もらいます。そこに、おりょうが読売を持ってきます。そこには、御膳奉行が詰め腹を切らされたと乗っています。小松原のことではないかと心配になる澪です。

その日の昼、清右衛門たちがやってきて御膳奉行の話題でもちきりです。清右衛門の話によると、御膳奉行が横流しをしていたのは、「酪(らく)」というものだということです。さらに、髪の毛が1本入っていただけで首をはねられたという話を、大声でしていると、料理の支度をしながら気が気でない澪は手元を誤って指を切ってしまいます。そのまま意識を失って倒れてしまいます。

傷は骨まで届いていて、源斉が縫ってくれて何とかつながっていはいます。目が覚めると、種市たちが心配そうにしていて、おりょうや坂村堂たちがお謝っていたと聞きます。しかし、芳から、悪いのは澪で、料理人だったらしっかりしないといけないと諭されます。種市は、登龍楼との対決はあきらめて、次の日に版元に詫びを入れてくると言っています。

その日の夜、化け物稲荷で泣きながらおまいりしていると、ひょっこりと小松原がやってきます。泣いてる澪に気づかずに、キスとしょうがの悪夢の話を面白おかしく話します。そして、登龍楼との決着の料理はどうだ?と聞くと、

「それが、久しぶりに会って言うことですか?」

と泣きながら訴えます。この半年、音沙汰が無かったと言うと忙しかったからだと答えます。

「土圭の間のお勤めがですか?土圭の間の小野寺様なのでしょう?」

「なぜ、それを」

「どちらでもいいんです。お侍様なのですから、わたしにとっては。そやのに、読売の話を聞いて、勝手に小松原様のお身を案じて、そのあげくこないなことになって・・こんなあほなわたしが、登龍楼と比べだなんて、江戸一番の料理人になろう打なんて、そないだいそれたこと。夢みたいなこと・・」

そういって泣いている澪に、

「澪、みをつくしの澪。それがお前の名だろ。それは、船路の道しるべになるものだ。それを頼りに人は海を進んでいく。おまえの澪つくしはなんだ?いいか、道はひとつだ」

そういうと、人差し指で澪のおでこを押します。

翌日、源斉が往診に来てくれます。澪は、種市や芳の前に座って、「腕比べをどうしてもやりたいんです。やらせてください」と手をついてお願いします。

「気持ちはわかるけど、この指じゃ」

と、種市が行ってると、又次がやってきます。翁屋の楼主からの贈り物で、しばらくの間つる家を手伝ってくれるということです。はもの礼です。又次はおぼろ昆布を持ってきてくれます。あさひ太夫からです。又次の助けを得て「さわら尽くし」の料理の研究を始めることができます。

又字が帰ったあと、さわらをおぼろ昆布でくるんでると、源斉がやってきて指の具合を見てくれます。見終わった後、源斉はうつむきながらぽつぽつと話しだします。

「澪さんがけがをしたのは、わたしのせいなんです。しっていたんです。わたしは、あの読売が出る前に、父から聞いていて。御膳奉行の周りで何かが起きてると。そのために、小松原がつる家にこれなかったことや不正には関係してないって事もわかっています。そのこと、澪さんに伝えていさえすれば、怪我をしなくてすんだんです。わたしは、卑怯者です」

「そんな、そんなことでごじぶんのせいなんて、それに、何でそれが卑怯者になるんですか?おかしな源斉先生」

そう笑うと、席を立って料理を作り始めます。作っていた昆布じめを一口ほおばると、目がまん丸になります。源斉にも差し出すと、満面の笑顔になります。

 

腕比べの日がきます。登龍楼の料理は豪華を絵に描いたような料理です。それに比べてつる家は、寒鰆の昆布じめがメインの地味な料理です。その日の夜、清右衛門が板場にやってきて

「あれは、なんだ」

と難しい顔で見尾に聞きます。

坂村堂は

「初めてです。料理をいただいて涙が出るなんて」

となきながら言ってくれます。清右衛門は、

「滋味滋養」

とだけ言って、笑顔で帰っていきます。

番付売り出し日になります。注目の大関は登龍楼で、関脇はつる家です。

その日の夜、小松原はつる家にやってきて寒鰆の昆布じめを味わいます。料理の事は何も言わずに、節分の豆をおいしそうに年の数だけ食べています。

「指を大事にしろよ」

と言い残して、降る雪の中を帰って行きます。その後姿を見ながら澪は深々とお辞儀をします。

スポンサーリンク

 

半年後の初夏、澪と芳が歩いていると、いきなり芳が駆け出します。澪が驚いて駆け寄ると、芳が船に乗っていた人を指差して「佐兵衛が、佐兵衛が」と言っています。澪は去っていく船に向かって大声で、

「若だんさん、若だんさん、まっておくれやす。天満一兆庵の若だんさん。元飯田町のつる家です。そこにごりょうはんも」

と叫びます。船の中に一人立ち上がってこちらをみます。紛れもなく佐兵衛です。澪は芳のところに戻り、佐兵衛だったことを告げると、

「生きてた。生きててくれたんや」

と涙ながらにつぶやきます。澪は

「ごりょうさん。ごりょうさんがつる家にいることも伝えます。きっといつか、たずねてきてくれます。そしたら、きっと、天満一兆庵も立て直せます。その日までわたし、みをつくして、精進します」

二人は手を取り合って立ち上がって、佐兵衛が去っていった方角をみつめます。

(おわり)

ドラマに出てきた料理のレシピはこちらです。⇒ みをつくし料理帖

ドラマ『みをつくし料理帖』は、U-NEXTのNHKまるごと見放題パック(990円/月)で見れます。U-NEXTには31日間無料お試しと、初日に600Pプレゼントがあります。それを使えば、400Pを購入してNHKまるごと見放題パックで見ることができます。

どちらにしろ、U-NEXTはかなり使いやすい動画配信サービスなので、こちらから詳しいことをご確認ください。

クリックしてU-NEXTに行く!

原作は髙田郁先生!

原作の髙田郁先生は、1959年生まれの小説家で、元漫画原作者です。漫画原作者時代のペンネームは、川富士立夏です。

読書好きだった父親の影響で、山本周五郎さんの作品を多く読んで、時代小説ファンになられます。1993年、34歳のとき漫画原作者としてデビューされます。40代後半で再び山本周五郎さんの作品を読んで時代小説家に転身されます。数々の賞をとられて、2008年に「出世花」で小説家デビューされます。

「みをつくし料理帖」は、2009年に第1作を発表して、2014年に刊行された第10作で完結しています。髙田郁先生の本は、

みをつくし料理帖は、1冊に4話ずつ収められています。全10冊でシリーズものなので、1冊目の「八朔の雪」から読んでいかれた方が理解されやすいと思います。そして、とんでもなく面白いです。時代劇につきものの切った張ったはほとんどないですが、その分、人情話という感じで、毎回ほろりとさせてくれて涙も出てしまいます。シリーズ累計330万部出ているだけのことはあります。時代劇好き以外の方でも、ぜんぜん大丈夫ですので、騙されていないと思って、一度手に取られることをお勧めします。一番下の「銀二貫」は、2014年に林遣都さん主演で、NHKでドラマ化されています。

ドラマ「みをつくし料理帖」各話のあらすじ

以上、NHKドラマ「みをつくし料理帖」最終回の動画とあらすじ(ネタバレ)です。

スポンサーリンク


コメント

タイトルとURLをコピーしました