ドラマ「民衆の敵」のキャストと1話のあらすじ(ネタバレ)、スタッフ、原作、視聴率、動画などを紹介します。学歴も教養もない普通の主婦の篠原涼子さん演じる智子が、高額報酬を求めて市議会議員になって、あらためて世の中を見直していくどらまです。さらに市長までなってしまうかもしれません。
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「民衆の敵」の1話のあらすじ
佐藤智子(篠原涼子)と公平(田中圭)夫婦は、息子の駿平(鳥越壮真)と3人で手狭な団地住まいとはいえ、温かくごく平凡で幸せな家庭を営んでいます。今日も息子を保育園まできつい坂道を自転車で送っていったあと、オペレーターの仕事に行きます。会社でも、マニュアル通りにしろと怒られています。
その日の夜、夫の公平に幸せになりたいから電動自転車をほしいというと、
「贅沢言うから不幸になるんだよ」
と言われてしまいます。息子の駿平から卵焼きをステーキだと思って食べればおいしいと言われると切なくなってしまいます。
次の日、子供だけには切ない思いをさせたくないというお客さんの電話に同情してマニュアルに違反してしまいまい、クビになってしまいます。
智子が保育園に迎えにいくとすでに夫の公平が迎えにきています。家に帰ると、公平も会社からクビになっています。
どうにかして職を見つけないといけないとゲームしながらTVを見てると、号泣議員が記者会見を行っています。こんな人が議員をやってるんだと言うと、公平が給料が950万円だと言ってます。
二人が寝たあとに、さっきの公平が言ってたことをネットで調べると、「市議会議員になれる確立は8割以上」という記事が目に飛び込んできます。公平が起きてきくると、その記事を見せて市議会議員に立候補すると盛り上がります。
一方、藤堂誠(高橋一生)はデリヘル嬢の莉子(今田美桜)を呼んで甘えていましたが、しばらくあえなくなると話します。
翌日、駿平を着替えさせてると、昨晩の市議会議員の話は冗談だったと公平が言い出します。供託金の50万円も貯金をくずすと盛り上がっていたのも、のりで話していたと言います。公平は、市議会議員たちは特別な人で、特別な人たちの中の8割だと思うよとかなり弱気になっています。
二人で駿平を送っていったあと、銀行で50万円をおろして市役所に立候補の届けをしに行きます。すると、担当の人からすでにほかの人は選挙戦を始めてるといわれてしまいます。
二人で、演説をしてる磯部真蔵(笹部高史)の話を聞きに行くと、ママ友の平田和美(石田ゆり子)が「うそばっかり」とつぶやいています。智子が声をかけてうそってどういうことかと聞くと、磯部は待機児童を保留児童と言い換えてマニフェストを実践したといってるだけだと言います。そんな政治家はおかしいというと、
「おかしいけどそれが政治家って言うもの、期待するだけ無駄なの」
とため息をつきながらつぶやきます。
すると、智子は、
「そんなこといったら、わたしのほうができますよね」
和美は変な顔をして智子を見て、仕事だからと言っていこうとしますが、二人は和美のあとをつけてきて、選挙の7つ道具をみせます。そして、
「わたし、佐藤智子、市ぎかいぎいんにりっこうほします」
と和美に言います。和美はあきれた顔をして「がんばってね」と言って歩いていきます。
家に帰った二人はポスター作りからはじめます。キャッチコピーは「しあわせになろう」です。智子は出来上がったポスターを貼りにいって、公平は家でそれ以外の準備をはじめます。
智子は自転車に乗ってポスターを貼ってるとごみが散らかってる場所があります。しょうがないなと言いながら片付けてるところを和美が遠くから見ています。
次の日、智子と公平はのぼりを自転車に立てて保育園に行ってママ友たちに挨拶をしに行きます。その場では、ママ友たちが応援してくれましたが、智子たちがいなくなると、馬鹿にして笑いあっています。SNSでも誹謗中傷されています。
智子たちが演説しに行こうとすると、すでに市長をつれた岡本遼(千葉雄大)や、小出未亜(前田敦子)、園田龍太郎(斎藤司)が演説をしていて、言い場所が開いていませんです。
しかたなく、交差点出始めますが、誰一人立ち止まってくれませんです。そこに、元総理大臣の柴崎が藤堂誠やスタッフたちをつれてやってきます。柴崎は智子たちに目もくれずに応援演説を始めます。
藤堂誠がはなし始めると、智子は演説ではなくて、今まで生きてきた人生を話し始めます。高校中退やギャンブル狂いの親のことを話して、今の政治が駄目だから何とかしたいといって、「しあわせなふりをやめて、ほんとうにしあわせになりましょうよ」とうったえます。すると、藤堂誠は拍手をして、
「佐藤候補のご検討をお祈りしています。これから、ともにがんばっていきましょう」
と声をかけてくれます。その演説を和美が子供といっしょに聞いています。
その日の夜、和美は智子の家にたずねていって、いきなり
「ねえ、応援させて。わたし、あなたを応援したくなった」
と話します。
家に入って、どうすれば当選するかを智子に話して、応援してくれるママ友を集めてくれるといってくれます。
翌日から、スーパーや保育園など、智子と同世代の主婦が集まるところに行って演説を始ます。また、SNSを利用してネットワークを作り上げます。和美がこえをかけた応援してくれう主婦たちは、昔葉一流企業で働いていたできる女性ばかりです。
和美は新聞社に勤務していますが、育休が終わったら、新聞記者から社史編纂室にまわされたと言います。子育てしてるからどうしても残業もできないし、今の社会がそうなので仕方がないとあきらめていたと話してくれます。智子の演説を聞いて納得してちゃいけないと思ったと言います。
ともこの「しあわせなふりをやめて、ほんとうにしあわせになりましょうよ」というせりふが幸せなふりをしていた自分の胸に刺さったと言って、
「自分ががんばってもどうしようもないことって多いじゃない?それを何とかするのが政治家だって思うの。だから、見んな期待してるのよ、あなたに」
それを聞いた智子は、「やばいな。ごめん」と言って、市議外議員の給料、950万円がほしくて立候補したんだと白状します。すると、和美は笑い出して、
「突拍子もないことをする人はたくさんいるけど、そのとっぴょ市もないことに人を巻き込めるのはめったにいないと思うの。だから、もう後戻りできないよ、覚悟決めて。動き始めちゃったんだから」
市議会のドン、犬崎和久(古田新太)の事務所では、磯部真蔵が呼び出されて、ともこに追いつかれそうになってると言われます。磯部が言い訳をすると、
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「そんなことはどうだって良いんだよ。どんな手を使っても勝て。いいんだよ有権者なんか。損とき騒いでいてもすぐ忘れるんだから。タレントが不祥事を起こしたら、お前が何をしていたのかきれいさっぱり忘れちまうんだから。わかったら、ちゃんと手を売っておけ」
智子は、保育園で演説会をしています。初めのころに比べて、かなりうまくなっています。すると、人ごみの後ろから「自分の子供は?」「育児放棄!」「選挙なんて出てないでまじめに育児しろよ」とやじをとばす主婦があらわれて笑いながら出て行きます。
さらに、次の演説会場に行っても誰もいなくて、SNSでは誹謗中傷がさらに激しくなっています。とくに、公平が無職なのが話題になっています。あおば市では無職の人は保育園に入れていはいけない決まりです。智子は何も悪いことはしてないといいますが、和美たちは公平を選挙スタッフということで説明すればいいといいます。智子はそのことに腑が落ちませんです。
会場から出て歩いてると、ポスターが破かれたり、マジックで落書きされています。
家に帰った智子は、公平が作ってくれた夜食とか駿平の作ってくれた折り紙を見て複雑な思いになります。
翌朝、公平が駿平を送っていこうとすると、智子はそれをとめてしばらく保育園を休もうと言い出します。家に戻った智子は、SNSのことを公平に話して、「やっぱりやめたほうがいいのかな~」と弱気になっています。
そこに、ママ友から電話があります。磯部真蔵が、ともこの個人攻撃をしてるということです。行ってみると、「佐藤ともこ候補の悪行」というチラシを作って配っていて、中卒とか無職なのに保育園に入れてるといったことを大声で非難しています。
それを聞いていた智子は、まっすぐ磯部に近づいていって、「人の悪口いってるんだから弁明くらいさせてよ」と言って磯部の選挙カーに乗り込みます。
ともこは磯部からマイクをもらって、仕事をやめると保育園もやめなきゃいけないことを知らなかったとあやまります。そして、
「でも、そんなのおかしくないですか?今のルールがそうだから、わたしはこどもをやめさせることにします。そんなのおかしくないですか?」
と言って、無職になると保育園を辞めなきゃいけないなんていうおかしなルールは変えなきゃいけないといいます。聞いてる人がざわつくと、和美が「がんばって」と声をかけます。智子はエネルギーをもらって、子育てのために優秀な人たちがやりたいことをできなくなってるのはおかしいといって、ひとりでやってもどうしようもないことを変えていくのが政治家の仕事だから、
「私がんばるので、みなさにいっしょに、しあわせになりましょう」
と叫びます。
すると、聞いていた主婦たちがいっせいに拍手をします。
投票日、智子の家には、応援してくれた主婦たちが集まっています。一番初めに頭角が出たのが、藤堂誠です。磯崎のところには中継車が言っています。続いて当選したのは、元アイドルの小出未亜です。市長推薦の岡本遼、農家の推薦を受けた園田龍太郎が当選していって、残る議席はひとつになります。
緊張してテレビの前で固まってると、最後の当選者が磯部だと発表されます。みんなががんばってるところに、公平が
「皆さんお疲れ様でした」
と元気良くいって場を和ませます。
智子も元気良く笑顔で乾杯をしますが、すぐにトイレに行くといって外に出て行きます。
外でひとりで座ってると、駿平がテープで作った花を持ってきてくれます。そこに、公平がやってきて、「950万円」と騒ぎ立てます。ママ友たちも外に出てきておめでとうと言ってくれます。
最後に当選した磯部が、健康を理由に当選を辞退したんです。ニュースでは担架で運ばれる磯部が映っています。智子は繰り上げ当選になります。
市議会の前で藤堂誠にあうと、
「ぼく、いがいとおどろいていないんですよ。あなたが当選したの」
といわれます。
市議会が始まると、智子の後ろに座っていた前田康議員(大澄賢也)が寝てるのに気がつきます。ひっぱたいて起こすと、見てる人から拍手が起きます。いきなり有名になってしまいます。
(⇒2話のあらすじ)
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「民衆の敵」のキャスト
- 佐藤智子 篠原涼子、普通の主婦
- 佐藤公平 田中圭、智子の夫
- 佐藤駿平 鳥越壮真、智子と公平のひとり息子
- 平田和美 石田ゆり子、智子のママ友
- 平田あかね 野澤しおり、和美の娘
- 藤堂誠 高橋一生、市議会議員立候補者
- 園田龍太郎 斎藤司、市議会議員立候補者
- 岡本遼 千葉雄大、市議会議員立候補者
- 小出未亜 前田敦子、市議会議員立候補者
- 河原田晶子 余貴美子、あおば市市長
- 望月守 細田善彦、河原田市長の秘書
- 犬崎和久 古田新太、議会のドン
- 若宮寛 若旦那、犬崎の秘書
- 前田康 大澄賢也、市議会議員
- 莉子 今田美桜、デリヘル嬢
「民衆の敵」のスタッフ
「民衆の敵」のスタッフは、
- 脚本 黒沢久子
- 演出 金井紘
- 主題歌 AAA「LIFE」
脚本の黒沢久子さんは、協同組合日本シナリオ作家協会理事で、ENBUゼミナール映画監督コースシナリオ講座講師もされてる脚本家です。大学卒業後、新潟テレビ21でアナウンサーとして3年間勤務されたあと退社されて、シナリオ作家協会を徐行されます。その後、映画監督で脚本家の荒井晴彦氏の助手となって脚本家活動を始められます。ウルトラマンシリーズや映画「ロマンス」「海のふた」などの脚本を書かれています。
演出の金井紘さんは、「サマーヌード」「恋仲」「好きな人がいること」「貴族探偵」など、月9のドラマの演出を主にされてきた方です。
各話のあらすじと視聴率
- 1話のあらすじ 9.0%
- 2話のあらすじ 7.1%
- 3話のあらすじ 7.5%
- 4話のあらすじ 7.6%
- 5話のあらすじ 6.9%
- 6話のあらすじ 6.5%
- 7話のあらすじ 5.8%
- 8話のあらすじ 5.3%
- 9話のあらすじ 7.0%
- 最終話のあらすじ 4.6%
(関東ビデオリサーチ調べ)
以上、ドラマ「民衆の敵」のキャストや1話のあらすじ(ネタバレ)と動画やスタッフなどの情報です。
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