(引用:番組HP)
ドラマ「この世界の片隅に」最終話のあらすじ(ネタバレ)を紹介します。
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最終話のあらすじ
戦争は終わります。
昭和20年11月。空襲に怯えることもなくなりましたが、配給もなくなり戦時中以上に物不足に悩まされる日々が続いています。円太郎(田口トモロヲ)は鉄道会社の再就職が決まり、径子(尾野真千子)も事務として働きに出るようになります。しかし終戦直後に海平団に招集された周作(松坂桃李)は未だ帰ってきませんです。
すずが道端に座ってると、進駐軍の兵隊がやってきてすずにチョコレートをくれます。そのあとなにかわからない行列に並んでると、径子もやってきていっしょにならびます。進駐軍の残飯の雑炊です。たばこの空き箱も入っていましたが、味はとてもおいしくて2人で争うように食べます。すずはチョコもくれたといって径子にわたします。
家に帰ると、サン(伊藤蘭)と3人で古い着物を出して来ます。物々交換をするためです。近所から集めた着物などを幸子と成瀬がリアカーにつんで出かけていきます。
夕方になると、リアカーに魚と野菜を積んで帰ってきます。思ったよりもかなり少ない量しか持ち帰れませんです。その日の夜は、贅沢しようと言ってみんなで海の水を使って汁椀をつくります。
翌日、畑で幸子と志野(土村芳)とすずが3人で仕事をしてると一人の兵士がやってきます。志野はその顔を見ると無言で駆け出して途中で転んでしまいます。その兵士は駆け寄って抱きしめます。それは志野の夫です。2人は泣きながら抱き合います。
すると、すずに草津のおばあちゃんから手紙がきます。家に帰ってサンにあけてもらって読むと、下を向いてしまいます。サンに「泣いてええ。ここはあんたのうちじゃけ」と言われるとサンにすがってなきだします。
その日の夜、サンは、その手紙にかかれてたことを円太郎と径子にはなします。すずの母親は行方知れずで、妹のすみ(久保田紗友)は寝たきりだと言うことです。その話をしてると、すずがやってきて「お願いがあります」といいます。すずのおねがいはしょうゆのことでしたが、広島に行くことも許してもらいます。
ひとりで汽車に乗って広島の祖母のイト(宮本信子)の家にいくと、イトは元気でしたがすみは寝ています。布団のそばに行くと具合悪そうに起き上がります。すずたちは2人で寝ながらいろいろな話をします。そして、あの日のことも話してくれます。あの日、母親のキセノ(仙道敦子)は祭りの準備で町に行ったきりで、父親の十郎(ドロンズ石本)もキセノを探してるうちにすぐに亡くなってしまったと言うことです。そして、自分の腕を見せます。そこにはあざができています。
すずは、「治らんとおかしい」と言ってなぐさめます。
その日の夜、北條の家に周作(松坂桃李)が帰ってきます。周作はすずがいないことに気づいて「すずさんは?どうしたん?」と聞きますが、だれもなにもいいませんです。周作はもしかしてとびっくりしましたが、広島に行ったと聞くと、「すずさんにあいたいんじゃ」と言って周作は怒り始めます。
翌朝、すずは昨晩書いた漫画をすみにわたして家をでます。イトに送られながら、生きることに負けるなと元気付けられます。
すずが実家に行くと、なかに人の気配がします。除いてみると、子供たちが3人、「すみません」といいながらあやまっています。そのころ、周作がイトの家にやってきます。もう行ってしまったとイトにいわれましたが、海軍からもらって来たと言ってかんづめをイトとすみに渡します。そしてすぐにすずをおいかけます。
そのころ、すずは昔スケッチしていた広島のかわぞいにやってきます。原爆で焼け野原です。すずが立ってるといろいろな人から間違わられます。すると、周作がやってきます。周作は、すずがどこにいても見つけるというと、
『うちをこの世界の片隅に、うちをみつけてくれてありがとう。ほいで、もうはなれんで、ずっとそばにいてください」
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と、すずは周作に抱きついていいます。
周作とすずが駅で汽車を待ちながらおにぎりを食べてるとひとつ落としてしまいます。そのおにぎりを小さな女の子がひろってくれます。すずはそれをもらってあたらしいおにぎりを食べさせます。その女の子は、母親といっしょに被爆して、母親はすでに亡くなっています。母親はすずと同じようにそのとき片腕が吹き飛ばされています。女の子はおにぎりを少し食べた後すずの腕を見て、すずに抱きついて「おかあさん」と小さくつぶやきます。すずは、「この広島で、よくいきててくれたね」と頭をなでます。
すずと周作はその女の子を呉まで連れて帰ります。
その子を見た円太郎とサン、径子はびっくりしますが、すぐにお風呂に入れてきれいにしてあげます。径子は晴美の服を持ってきて着させてあげます。その子の名前は節子です。すずと周作の子供になります。
昭和21年春。すずと周作、節子はすでに本当の家族のようになっています。水原哲(村上虹郎)も帰ってきます。
平成30年。節子と近江佳代 (榮倉奈々)、江口(古舘佑太郎)の3人は昔の家にいきます。節子は家が生き返ってると言って喜びます。縁側に座ると、佳代は貸してもらったくしをかえそうとしましたが、もってれば勇気が出ると言って渡されます。そして、「そろそろいこうか、すずさんのところに」といいます。
節子が連れて行ったさきは広島球場です。そこでは、ひとりの白髪交じりの女性が立ち上がって、
「負けんさんなー広島!」
と叫んでいます。
(おわり)
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キャスト
- 北條(浦野)すず 松本穂香
- 北條周作 松坂桃李
- 水原哲 村上虹郎
- 刈谷幸子 伊藤沙莉
- 堂本志野 土村芳
- 浦野十郎 ドロンズ石本
- 浦野すみ 久保田紗友
- 浦野すず(幼少期) 新井美羽
- 黒村晴美 稲垣来泉
- 白木リン 二階堂ふみ
- 近江佳代 <現代篇> 榮倉奈々
- 江口浩輔 <現代篇> 古舘佑太郎
- 黒村径子 尾野真千子
- 刈谷タキ 木野花
- 堂本安次郎 塩見三省
- 北條円太郎 田口トモロヲ
- 浦野キセノ 仙道敦子
- 北條サン 伊藤 蘭
- 森田イト 宮本信子
各話のあらすじ
原作のこうの史代さんは、1968年生まれの漫画家です。広島大学を中退されて漫画家を目指されて上京されます。1995年に「街角花だより」でデビューされます。主な作品は、
以上、ドラマ「この世界の片隅に」の9話のあらすじ(ネタバレ)と動画です。
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