(引用:番組HP)
ドラマ「この世界の片隅に」の8話のあらすじ(ネタバレ)を紹介します。
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8話のあらすじ
広島の方角の空には見たこともない巨大なきのこ雲が沸き起こりました。新型爆弾が落とされたということでし。すず(松本穂香)は江波に住む家族が心配で仕方なくて、広島に草鞋を届けるというはるにお願いして一緒に行こうとしましたが、けが人は連れていけないと言われました。すずは、そばにあったはさみで髪の毛を切って、
「これで結う手間もかけん。連れてってください」
とさけびました。
ただ、医療関係者しか行けないし、座る場所もないとはるに断られました。名前を書いて渡せば調べてみると言ってくれました。
やがて帰宅した周作(松坂桃李)は、短くなったすずの髪の毛を見てびっくりしますが、わけを聞いて心配されました。すずは他の人も連絡が取れないのに何も言わずに頑張ってるから大丈夫だと言いました。その日の夜、真っ黒にこげた人がすずの家の近くまで歩いてきて命を失いました。
翌日、すずはゆーかりの葉を虫よけにと出かけるはるにわたして、父親や母親たちの名前と家を書いた紙を渡しました。
すずは、広島から飛んできた障子を木から降ろそうとして、この町のひとのようにぜったいにつよくなる、優しくなると改めて決心しました。
すずが畑で作業をしてると、降伏を促すびらがまかれました。それを読んだすずはおもわず「ばかにしくさって」と叫びました。
その日の夜、周作は剣道大会があるといって、素振りをしていました。周作は素振りをしながら、広島に帰るといったけどどうするんじゃと聞くと、いまそれを聞くんかと言いながら「おらしてください」とすずはいいました。
昭和20年8月15日。正午からかならずラジオを聴けという回覧が回ってきました。正午近くになってすずはやっととれた障子を持って家に帰ってきました。正午になると、放送が始まりました。終戦でした。ところが、聞いていたサン(伊藤蘭)や径子(尾野真千子)は初めは何を言っていたのかわかりませんでしたが、負けたんじゃないかと推測しました。
一緒に聞いていた安次郎(塩見三省)に聞くと、戦争は負けて終わったんだと言われました。幸子(伊藤沙莉)がどうなる?ときくと、安次郎は「わからん、まけたことがないからの」と言いました。
みんなは「まけたんか」と行ってると、すずは、「最後まで戦うんじゃなかったんか。たたかえるじゃろ、まだ」と泣き叫んで、晴美の遺骨のほうを見ました。そして、「うちは納得できん、ぜったい納得できん!」と叫びました。
皆いなくなった後、径子は晴美の写真を見て、「はるみ、はるみ」と繰り返しながら涙を流しました。
すずは畑に行きながら、兄や水原哲(村上虹郎)、晴美のことを思い出して、「納得できません」といいながら泣きました。しばらく泣いた後、周作がやってきました。すずの前にひざまずくと、涙を流して
「すずさん、腹が減ったわ」
と笑顔で言いました。
昭和20年9月。すずの家に医者が来てくれて腕の様子を見てくれました。玄関まで送っていった周作はすずは広島に行けるかどうかききました。すると、広島の人は見ない方がいいと言われました。
数日後、広島に行っていたはるが帰ってきて、すずたちがいる畑にやってきました。はるは疲れたような感じでなにも力に慣れん喰てごめんと言われました。
ある日の嵐の晩、すずに手紙がとどきました。雨ににじんでいましたが、妹のすみ(久保田紗友)からだとわかりました。他はよく読めませんでしたが、草津からで、避難してるようでした。そのあとに、円太郎(田口トモロヲ)が鍬を持ってやってきました。解雇されたから原料で鍬をつくってみんなに配ったと笑いながら話しました。すずは、とりあえずすみは生きてることがわかって安心しました。
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ある日、近所の人たちがすずの家にやってきました。成瀬もやってきて幸子の隣にすわりました。みんなを集めたのはタキ(木野花)でした。ちょっと前に黒こげになっても歩いて帰ってきて亡くなった人は自分の息子だと話しました。自分の息子のことがわからなくて悔しかったとなきだしました。
すると、成瀬が昨日の祝言の話はナシにしてくれといいだしました。そして、幸子を嫁にもらうんじゃなくて自分が養子に来ていっしょに住むからと泣きながら話しました。みんなは笑顔になりました。
昭和20年10月。周作は反乱を起こした人たちを制圧しに行きました。おなじ日本人で反乱やら制圧なんて嫌でたまらんと言いながら歩いていくと、すずは駅の近くまで送っていきました。別れ際、以前すずがりんのことを聞いただろと言って、自分で見に行って来いと言いました。
すずが行って見ると、そこは焼け野原で何も残っていませんでした。すずがあげたりんどうのおちゃわんも壊れて落ちていました。すずは心の中で、
「ごめん、りんさん。りんさんのことひみつじゃなくしてもうた。でも、それはそれでぜいたくな気もするよ」
とはなしかけました。
平成30年8月の呉市。佳代(榮倉奈々)と江口(古舘佑太郎)がすずが住んでいた家にやってきました。すると、意外にかたづいていました。じつは、江口が休みのときにやってきて片づけていたんです。節子(香川京子)は、
「かたづけたら、会いに行こうね」
と二人に言いました。
(⇒最終話のあらすじ)
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キャスト
- 北條(浦野)すず 松本穂香
- 北條周作 松坂桃李
- 水原哲 村上虹郎
- 刈谷幸子 伊藤沙莉
- 堂本志野 土村芳
- 浦野十郎 ドロンズ石本
- 浦野すみ 久保田紗友
- 浦野すず(幼少期) 新井美羽
- 黒村晴美 稲垣来泉
- 白木リン 二階堂ふみ
- 近江佳代 <現代篇> 榮倉奈々
- 江口浩輔 <現代篇> 古舘佑太郎
- 黒村径子 尾野真千子
- 刈谷タキ 木野花
- 堂本安次郎 塩見三省
- 北條円太郎 田口トモロヲ
- 浦野キセノ 仙道敦子
- 北條サン 伊藤 蘭
- 森田イト 宮本信子
各話のあらすじ
原作のこうの史代さんは、1968年生まれの漫画家です。広島大学を中退されて漫画家を目指されて上京されました。1995年に「街角花だより」でデビューされました。主な作品は、
以上、ドラマ「この世界の片隅に」の8話のあらすじ(ネタバレ)と動画でした。
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