(引用:番組HP)
ドラマ「この世界の片隅に」の7話のあらすじ(ネタバレ)を紹介します。
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7話のあらすじ
「あぶない!」
そう叫んで晴美の手を取ってすず(松本穂香)が駆け出すと同時に爆弾が爆発します。時限爆弾です。
すず(松本穂香)が目を覚ますと、そこは北條家です。全身包帯だらけで身体は動かず、まだ夢を見ているようです。すずは、「晴美さん、晴美さん・・」とさけんでいます。すぐとなりに径子(尾野真千子)が座って泣いています。径子は、
「あんたがついていながら・・・晴美を返して。なんでよ」
と泣きながらすずをせめています。径子が配給をもらいにいったあと、サン(伊藤蘭)はすずをひっしになぐさめます。サンが奥に行った後、自分の右腕がないことに気付いたすずは現実を理解し始めます。
配給に行った径子は、幸子(伊藤沙莉)と志野(土村芳)にあいます。すずの顔を見ると晴美の事を思い出してしまうので、すずは何も悪くないけど何もじぶんはできないから二人ですずのことを何とかしろといいます。帰り道、タキ(木野花)にトマトをもらうと晴美のことを思い出して径子は泣き崩れます。
しばらくして、幸子と志野が家にやってきてすずを畑に連れ出してくれます。すずは、
「困った、なにもできんくて、うちの顔を見ると晴美さんをおもいだすし、居場所がない。うちもきえてしまいたい。何で守れなかったんだ」
と言ってなきだします。すると、幸子はすずの頭を殴って、悔しかったらなぐりかえせばいいといってなんかいもなぐらせます。最後は3人で泣き笑いになって抱き合って泣き続けます。
広島市のすずの実家には、すずのことが書かれた円太郎(田口トモロヲ)からの手紙がついています。
昭和20年7月。夜になると空襲がやってきます。すずの家にも焼夷弾がおとされます。その火をみて周作(松坂桃李)の言葉を思い出したすずは、気が狂ったように火を消そうとします。径子たちも戻ってきて一緒に火を消します。下の町は真っ赤に燃えています。
翌日。訓練が中止になった周作が帰ってきます。幸子とお見合いした周作の同僚も一緒に帰ってきます。幸子に言われた周作が家に行くと、右手がなく真っ黒に煤でおおわれたすずがいます。驚いて声をかけると、すずは、
「ごめんなさい」
と繰り返し言って倒れます。周作がおでこに手を当てるとすごい熱です。
夜、すずが目を覚ますと、ふたたび「すいません」と繰り返すばかりです。周作は、
「言われても困ると思うが、あんたが生きとってよかった」
とつぶやきます。すずは起き上がって友達のリン(二階堂ふみ)をみてきてくれとおねがいします。
翌日、周作は制服を着て呉にいきます。見送った後、すずはみんなに良かったといわれてるけど、なにがよかったのかわからないと思っていて自分は歪んでるとおもってます。そのあと、径子は無言ですずの着替えをてつだってくれます。
その日、すずの妹のすみ(久保田紗友)がやってきます。母親のキセノ(仙道敦子)から教えてもらって代表してお見舞いに来たといいます。すずはすみの胸に顔をうずめて話をします。
広島にかえるすみを途中までおくっていきます。その途中、広島に帰ってきたらいいとすみに言われます。
それ以降、呉には毎日のように空襲がやってきます。すずが防空壕にいこうとして庭を見ると白いさぎがいます。広島にとんでいけと行って追いかけてくと、一機の戦闘機がおそってきます。その戦闘機をにらみつけてると、後ろから周作が抱きついて側溝に逃げ込みます。
こころの中のなにかがはずれたすずは、「広島に帰る」と叫び続けます。周作は広島に帰るんだったらリンの消息はおしえてやらんといいます。
平成30年。節子と佳代 (榮倉奈々)と浩輔(古舘佑太郎)は広島市の江波にいます。
昭和20年8月6日。
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空襲警報の解除のサイレンが鳴った朝、周作は仕事に出かけていきます。すずは広島に帰る支度をはじめます。径子は、すずのはくズボンをつくろってくれています。ズボンをわたしたあと、この間のことをすずにあやまります。
そして、好きだった人と娘を亡くしたけど幸せだったといいます。だけど、人の言いなりになって生きてるすずの人生はオモシロくないと思ってたからいつでも帰ればいいと思ってたと本心をはなします。ただ、すずの世話はどうとも思ってないから、好きなようにすればイイと言います。
そしてこの家がすずの居場所だというと、なにかぴかっと光ります。すずは径子に抱きついて、この家にいてもいいかと涙を流してお願いしてると、大きな音といっしょに家が揺れます。
円太郎がやってきて、外に出て空を見てみろと言います。みんなが出てみると、巨大な黒いきのこ雲が広島のほうにわきあがっています。
昭和20年8月7日。ラジオからは何も聞こえませんです。まだ何が起きたのか、なんの情報もありませんです。円太郎はいろいろ噂はあるけども、新型爆弾が落ちたらしいといいます。すずは、広島のほうをみて心が上の空です。
翌日、広島に草鞋を届けるひとにお願いして一緒に行こうとしましたが、けが人は連れていけないと言われます。すずは、そばにあったはさみで髪の毛を切って、
「これで結う手間もかけん。連れてってください」
とさけびます。
(⇒8話のあらすじ)
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キャスト
- 北條(浦野)すず 松本穂香
- 北條周作 松坂桃李
- 水原哲 村上虹郎
- 刈谷幸子 伊藤沙莉
- 堂本志野 土村芳
- 浦野十郎 ドロンズ石本
- 浦野すみ 久保田紗友
- 浦野すず(幼少期) 新井美羽
- 黒村晴美 稲垣来泉
- 白木リン 二階堂ふみ
- 近江佳代 <現代篇> 榮倉奈々
- 江口浩輔 <現代篇> 古舘佑太郎
- 黒村径子 尾野真千子
- 刈谷タキ 木野花
- 堂本安次郎 塩見三省
- 北條円太郎 田口トモロヲ
- 浦野キセノ 仙道敦子
- 北條サン 伊藤 蘭
- 森田イト 宮本信子
各話のあらすじ
原作のこうの史代さんは、1968年生まれの漫画家です。広島大学を中退されて漫画家を目指されて上京されます。1995年に「街角花だより」でデビューされます。主な作品は、
以上、ドラマ「この世界の片隅に」の7話のあらすじ(ネタバレ)と動画です。
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