(引用:番組HP)
ドラマ「この世界の片隅に」の2話のあらすじ(ネタバレ)を紹介します。
2話のあらすじ
昭和19年3月。
すず(松本穂香)が北條周作(松坂桃李)のもとに嫁いだ翌日、すずはいいところを見せようとして早起きします。水がめをみると、何もありませんです。山の上に建つ北條家には水道が通っておらず、共同井戸まで水を汲みにいかなければなりませんです。
共同井戸で水をくむと、刈谷幸子(伊藤沙莉)とあいます。そして、いきなり周作の幼馴染で周作のことがすきだったからよめにいってないとかまくし立てられます。それに気づかないすずは「よろしくおねがいします」と頭を下げます。
家に帰ったすずは、朝食の支度をはじめます。嫁に来る前に母親のキセノ(仙道敦子)から何でも聞いてからやったほうがいいといわれていたので、聞いてみると、好きなようにやってくれていいといわれます。
朝食を食べながら、「奥地にあってるでしょうか」とききましたが、北条の人たちは無口で、周作は「うまい」と言ってくれましたが、父親は新聞を読んでいるだけです。出かけるときも、「ああ」とか「うん、じゃあ」としか言ってくれませんです。
父親の北條円太郎(田口トモロヲ)は隣の広にある航空機を作る工場でエンジンの設計をしています。周作は、呉鎮守府の軍法会議の録事です。録事とは、書記のような仕事です。その日も軍法会議の裁判の書類をまとめる仕事です。
すずは水汲み、食事作り、掃除、洗濯など朝から晩まで働き尽くめです。すずは、お風呂の中でつい眠ってしまうほどつかれてしまいます。その日の夜、周作はそんなすずを見て、もしかしたら足が悪い母親のために早く嫁をほしかったと思ってるんじゃないかと聞きます。
すると、すずは、「それじゃあ、いけんのですか?うちはそれでうれしいですよ。うちがひつようじゃということですよね。それはうれしいです。じゃけ、疲れとらんです」と答えます。
それを聞いた周作は、それもあるけど、本当は・・・とはなしかけると、すでにすずは寝ています。
翌日、すずが洗濯物を干してると、となりの刈谷タキ(木野花)がねぎと回覧板をもってきてくれます。そして、今から配給があって隣組が集まるからいっしょに行こうといって連れて行ってくれます。
みんなが集まってる場所に着くと、早速タキが隣組の上班のみんなに紹介してくれます。そして、配給を配り始めます。
昭和19年4月。
すずは共同の畑を、隣組の志野と幸子といっしょに耕しています。お茶をしてるときに、幸子がずっと周作のことが好きだったと志野から聞かされます。1ヶ月たってもわからなかったすずは、幸子に謝りましたが、みんなで大笑いします。
家に帰ると、嫁に行った径子(尾野真千子)の写真を義母のサン(伊藤蘭)から見せてもらいます。とてもかっこよく写った写真で、むかしから全部ひとりで決めてやってしまうので育てやすかったといいます。その逆に、周作は何も話さないので難しかったといってわらいます。そして、径子はくちがわるいけどこらえてくれとお願いします。外を見ると、すごい風が吹いています。「春の嵐かね」とサンはつぶやきます。
しばらくして、径子が娘の晴美を連れて帰ってきます。タキはケンカして出てきたんだと娘の幸子につぶやきます。
径子はしばらくいることになるからと言って歩いていきます。
家に着いた径子は、「まだおったん」といきなりすずに言ってお米を差し出します。そして、「冴えん」とため息をついて中に上がります。さらに径子は、つぎはぎだらけのもんぺを何とかしろとすずに言ってから、サンに向こうの家のグチを言い始めます。
すずは、はさみをもって着物の前にすわっています。そして、晴美に自己紹介をして話しかけます。すずは、裁縫はへたくそだけど、これからは大切にすることが大事だと祖母に教わったと話します。そして、晴美のために巾着袋をつくってあげます。
配給の時間になると、径子がきて、わたしが行くといいます。径子は晴美を連れて出かけていきます。サンはため息を何度も繰り返します。
径子がかえってくると、お米を研いでいたすずに、「わたしがやるから」といってかわります。夕食も径子がつくります。
夜になって周作が帰ってくると、すずが出てきましたが、周作はなにかあったと気がつきます。
夕食のとき、径子は離縁することにしたと発表します。そして、自分が戻るんなら嫁に来る必要がなかったとすずに言い始めます。そして広島に帰ったらどうかといいます。それを聞いたサンは、最近疲れてるようだから一度帰ったらどうかとすずにいいます。すずは、「ありがとうございます、お義姉さん」とうれしそうな顔をして感謝します。径子はその意味じゃないけど・・・と困った顔でつぶやきます。周作は、かなしそうなかおをしてすずをみています。
その日の夜、周作は、「むりして帰ることはないで。わしが姉ちゃんに・・・」と話しかけましたが、すずは寝たフリをしています。
実家に帰ったすずは、ずっと寝ています。心配になったキセノはすずのあたまをみると、円形脱毛をみつけてしまいます。
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夕食のとき、キセノや父親の十郎(ドロンズ石本)、妹のすみ(久保田紗友)は口々に「ひどい義姉さんじゃのう」といいますが、すずは、径子もたいへんだし、自分がいないとのびのびとできるんじゃないかと思ってでてきたと説明します。
十郎が「離縁か~」と深いため息をして言いましたが、とりあえず2,3日ゆっくりしろといいます。
翌日、すず以外の3人は仕事に出て行きます。十郎からこづかいを渡されて、たまには町にいけといわれます。まちにでたすずは、紙と鉛筆、キャラメルを買って,広島県産業奨励館にスケッチにをしに行きます。
小さい頃に人攫いにさらわれた場所にすわってキャラメルを食べてると、いっしょにさらわれた男のこのことを思い出します。そのときの男の子が周作だと気がついて涙が流れます。
すずは立ち上がって走り出します。
キセノが家に帰ってくると、ちゃぶ台の上に「呉にかえります すず」という置手紙があります。
すずが北條の家の前まで来ると、いきなり径子がでてきます。とっさに隠れたすずは、「はやすぎたかね~」とつぶやいて共同畑にいきます。
そこでどうするか考えてると、周作がやってきます。
「よお、すずさん。おかえり」
「どうも」
「えかった。帰ってきてくれて。あした、迎えにいこうと思ってた」
「なんじゃ、まってればよかった」
「わるかったの」
そういって周作は手ですずのあたまをなでます。そして、目の前の海に浮かんでる軍艦のことをすずに話し始めます。すずは頭の円形脱毛が気になって周作が頭に触れるたびに過敏に反応してしまいます。
すると、周作の目が輝き始めます。目の前に大和があらわれます。2人でみつめてると、周作は小さいことを気にするなと言って、「おかえり~大和~、おかえり~すずさーん」と叫びます。
そして周作がすずのあたまにてをのせると、すずがあらがって下の畑に転び落ちてしまいます。すると周作は気にすると大きくなるからとやさしく言います。周作はすずの円形脱毛のことにとっく息づいていたんです。そのやさしさをかんじたすずは周作の腕の中におさまりまっていっしょに大和を見てます。
その大和の艦上では、水原哲(村上虹郎)がデッキ掃除をしています。
遊郭の二葉館では、リン(二階堂ふみ)が「おい、北條」という言葉に反応して、だれかをさがしています。
現代。近江佳代(榮倉奈々)と江口(古舘佑太郎)は、すずと同じ場所に立って海を見ています。佳代は、すずがすんでいた家を民宿とかカフェにしたいというと、江口は自分の場所から逃げるのは好きじゃないといいます。
(⇒3話のあらすじ)
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キャスト
- 北條(浦野)すず 松本穂香
- 北條周作 松坂桃李
- 水原哲 村上虹郎
- 刈谷幸子 伊藤沙莉
- 堂本志野 土村芳
- 浦野十郎 ドロンズ石本
- 浦野すみ 久保田紗友
- 浦野すず(幼少期) 新井美羽
- 黒村晴美 稲垣来泉
- 白木リン 二階堂ふみ
- 近江佳代 <現代篇> 榮倉奈々
- 江口浩輔 <現代篇> 古舘佑太郎
- 黒村径子 尾野真千子
- 刈谷タキ 木野花
- 堂本安次郎 塩見三省
- 北條円太郎 田口トモロヲ
- 浦野キセノ 仙道敦子
- 北條サン 伊藤 蘭
- 森田イト 宮本信子
各話のあらすじ
原作
原作のこうの史代さんは、1968年生まれの漫画家です。広島大学を中退されて漫画家を目指されて上京されます。1995年に「街角花だより」でデビューされます。主な作品は、
以上、ドラマ「この世界の片隅に」のキャストと1話のあらすじ(ネタバレ)と動画です。
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