ドラマ「恋がヘタでも生きてます」の9話のあらすじ(ネタバレ)や感想です。3年前に亡くなったと思っていた恋人が雄島の前に現れます。雄島の心が玲奈に傾いていることが分かった美沙は、仕事でしてはならない重大なミスをしてしまい、プロジェクトが中止になってしまいます。
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ドラマ「恋がヘタでも生きてます」9話のあらすじ
「わたしは、ずっと真剣に仕事をしてきた。この6年間、ずっと手を抜いたこともなかった。あなたが現れて、こんなことになって、やっぱり恋なんてしなきゃ良かった」
「わかった。ぼくたち、少し距離を置こう。君のためにもそのほうが良いと思う」
そして、美沙は、もらったネックレスを引きちぎって捨ててしまいます。
一方、千尋(土村芳)は、橋本(淵上泰史)の前に現れて、「抱いて下さい」と迫ります。ことが終わって帰ろうとすると、橋本は、「腹減った。オムライス食いに行くぞ」と千尋をさそいます。オムライスを食べながら、
「あの婚約者、しつこそうだぞ。浮気を許して結婚すれば」
と言いますが、千尋は無言です。
翌日、美沙は、風邪を引いたと嘘をついて会社を休みます。
「これで全部振出しに戻った。わたしは、彼と別れて仕事に生きる」
と美沙がつぶやくと、千尋がなぐさめますが、
「こういう中途半端がいちばんきらいなの。我慢してじっとまってても、向こうを選ぶかもしれない。お互い嫌いになって別れたんじゃないのよ。だったら、こっちから切り出した方が傷が浅いと思わない?」
会社では、会議をしています。声優から二度と一緒に仕事をしないと言ってきてると言われて、雄島は、経済的損失が大きすぎるので、つくっていたゲーム「バトルラブ」の中止を告げます。そして、新しい案件が来ているので、柿谷(小関裕太)がメインになって進めてくれと告げます。
雄島の元カノの怜奈(大沢ひかる)は、和久井遙香社長(野波麻帆)と会って、協力を依頼しますが、3年前とは違うから、ニューヨークに戻れと言われます。
翌日、美沙が出社すると、美沙が作ってきたゲーム「バトルラブ」の中止を知って、雄島の所に怒鳴り込みます。が、ファンの信頼を失い会社に損害を与えたので社長判断で中止にしたと言われます。そして、「すこし休んだ方が良い」と言われてしまいます。美沙は、
「なんで、そう勝手に決めるの?わたしの気持ちはどうでもいいの?なんで相談してくれないの?彼女のこともそうじゃない。」
「それは関係ない」
「もういい」
と言って、帰ってしまいます。
そこに、日下部がやってきます。一方、別な場所では、橋本は引き抜きの話をされています。
千尋が家にいると、時藤から電話で呼び出されます。時藤は福岡に転勤になったと話します。そして、千尋と別れてからドンドンダメになって行って初めて、千尋が掛け替えのない存在だったと、やっと気づいたと言います。千尋は、「ごめんね」としか言えませんです。
夜、雄島は、怜奈と会って食事をしています。
「わたし、苦しめてる?」
「生きててくれてよかったと思ってる。それだけですごく救われてる」
「ホントに?」
「うん、あの日、お父さんから連絡をもらって、ずっと後悔していたんだ。僕と関わったことで、君の人生が狂ったんだって」
「そんなことない。あれは私が一人で起こした事故よ」
雄島とケンカをした玲奈は、別れた後に事故に遭ったんです。そして、父親が雄島に亡くなったとウソをついたんです。そんな父親を許さないし、家族と訣別してもうNYには帰らないと玲奈は言います。日本で雄島と一緒にやり直したいと話します。
千尋が働いているクラブに、日下部が会社の男性たちを連れてきます。その中に橋本がいます。その頃会社で一人で仕事をしていた美沙は、千尋に電話をして、クラブが終わったら、一緒に飲んでくれと誘います。
「恋愛なんかにうつつを抜かしていたから、罰が当たったんだよね」
と、千尋に愚痴をこぼします。千尋も時藤の異動のことも話します。そこに、雄島が玲奈を連れてやってきます。雄島は玲奈のことを友人ですと紹介します。玲奈は一緒に飲もうと誘いますが、美沙は、「いえ」と言って帰ります。
家に帰った美沙は、「わたしを連れて行ったところに連れてくるな!」と雄島のことを怒鳴り散らします。
翌日、美沙が出社すると、橋本から前のゲーム「リアルラブ」でバグが発見されたと言われます。さらに、橋本からヘッドハンティングされていると耳打ちされます。美沙が昼食を買いに行くと、玲奈と二人で歩いている雄島を見かけます。ショックを受けた美沙が会社に戻ると、雄島がやってきます。暗い顔の美沙を見ると、社長室に連れて行きます。
「ごめん、すまなかった。君に余計な心配かけたくなかったんだ」
「ウソをつくのは、やましいところがあるからでしょ」
「どうして君は、決めつけるのかな」
「私たち、これからどうなるの?」
「どういう意味?」
「言った通りよ。あなたは彼女とよりを戻したいんでしょ。将来を誓った特別な相手だもんね」
「今は、彼女を突き放すことはできない。もうすこし、待ってくれないかな」
「待つってなに?どれくらい待ってればいいの?待ってたら戻ってくるの?」
「美沙」
「ムリ」
そう言って、美沙は会社を出て行ってしまいます。柿谷が追いかけると、涙を流しています。その夜、居酒屋で美沙がやけ酒を飲んでると、柿谷が来て元気づけます。
千尋が働いているクラブが空調が壊れてお休みになります。食材を買って橋本の家に行くと、橋本は買い物に出かけていて、理佳子(内田理央)だけがいます。ドアを開けて理佳子の顔を見て驚いた千尋は、
「どうして、いつもわたしの邪魔するの?」
と聞くと、「大嫌いだから」と言います。努力もしないで欲しいものを手に入れている千尋がうらやましくて、全部奪ってやると言う理佳子に、千尋がピンタをします。二人で取っ組み合いの喧嘩が始まります。そこに橋本が帰ってきます。千尋が部屋を出て行くと、「お前も帰れ」と理佳子に言います。
一方、雄島の家に玲奈がいます。
「わたし、圭介の気持ちが戻るまで待つから。今はあの人が好きなんでしょ。それでもいい。それでも良いから、そばにいて」
(⇒ 10話のあらすじ)
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ドラマ「恋がヘタでも生きてます」9話の感想
おもしろかったですね。前回までのお話では、雄島は完璧に玲奈の方に行ってしまうかと思われましたが、意外に、美沙にも勝機があるかもしれません。ポイントとしては、雄島の心の中に恋愛感情が少なくなってしまったということですね。それは、雄島の中では、玲奈は一度いなくなってしまい、さらにその原因が雄島にあると思っていたので恋愛感情から同情、後悔などに変わってしまったんじゃないかと思います。
そこまでならなんとかなるのですが、困ったことに雄島の心の中で化学変化が起きていたんだと思います。亡くなってから3年間の間、雄島の心の中の玲奈がドンドンきれいになっていったと思います。美化現象ですね。昔のいいことや面白いことはドンドン面白くなっていって、わるい部分は忘れてしまうのと同じものです。
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その結果、「美化された玲奈>現在の玲奈」という感じになって、雄島の心の中では、会えてとてもうれしいんだけど、<あれ?こんなんだった?>っていう感情が芽生えたのではないでしょうか?しかも、美沙とは付き合い始めたばかりで、未知の部分が沢山あって美沙と会ってる方が楽しいと思います。その部分は橋本や多くの男性と同じように、古いものより新しいものが好きだっていうことと同じです。
なので、雄島の心の中をのぞくと、玲奈と会えてうれしんだけど、何か足りないと感じていて、美沙と会うとドキドキしている感じになってるのではないでしょうか。つまり、自分の心がどうなってるのかわからないのが、今の雄島だと感じます。
そう思うと、今の美沙に出来ることはギャーギャー騒ぐのではなくて、じっと見守ってあげることだと思います。そのうち、別れてくれると思いますから。逆に、玲奈の場合、待っていてはダメですね。雄島の知らない部分を出していったり、昔のことを思い出させたり、バージョンアップしてもっときれいになっていかないと雄島の心は取り戻すことができないと思います。ドラマでは、二人ともその逆をしていますので、どうなっていくのかとても楽しみです。
余談になりますが、橋本はそうとうな人物ですね。理佳子と千尋以外にも何人もの女性がいて、良く体が持ちます。その割に仕事はきっちりしていて、責任感を持ってやっています。ヘッドハンティングが来るくらいですから、そうとう腕は良さそうですが、そのアンバランスさがとてもいいですね。出来る男とはまたちょっと違う感じで、心の中に大きな氷の塊を持ってる様な気もします。昔、女性にメチャクチャ振り回されたのではないでしょうか。その心の氷を溶かすには、やはり、千尋だと言うことかもしれません。ただ、心配なのが、一人の女性では満足しそうもないってことですね。こちらの恋の行方もどうなっていくのか楽しみです。
ドラマ「恋がヘタでも生きてます」の原作
原作は、藤原晶さんの「恋がヘタでも生きてます」です。ただ、設定がかなり違っていますが、雰囲気は似た感じに仕上がっています。藤原晶さんは、1994年にデビューされた方で、多くの漫画を描かれています。
また、「人は見た目が100%」の原作は、今話題の、麻生久美子さんがCMをやってる「Renta!」でも読むことができます。
原作とドラマの設定ははかなり違っていますので、雰囲気は一緒です。かなりおもしろいですので、ぜひ、確かめてみて下さい。
これ、意外に使えるかもしれません。他の似たようなサイトと違って、有料ですが無期限で読むことができます。つまり、自分の部屋を「Renta!」に持つことができて、そこにマンガを置いておけるって言うことですね。無料もあるし、48時間レンタルって言うのもありますので、無料で登録しておく事をお勧めします。かなりドラマとは違いますので、面白いと思います。「恋がヘタでも生きてます」も第1巻が全部読めますよ!
ドラマ「恋がヘタでも生きてます」のキャスト
- 茅ヶ崎美沙 高梨臨
- 雄島佳介 田中圭、「バスケア」の新社長
- 榎田千尋 土村芳、美沙の親友、同居者
- 橋本司 淵上泰史、「バスケア」のプログラマー
- 桜井理佳子 内田理央、千尋の後輩、彼氏の浮気相手
- 柿谷真吾 小関裕太、美沙の部下、プランナー兼ディレクター
- 小池奈々 今野杏南、プランナー兼プロデューサー補
- 塚地マサノブ 中村公隆、デザイナー
- 夏目元気 雨野宮将明、デザイナー補
- 和久井遙香 野波麻帆、取引先の社長
- 日下部慎太郎 寺脇康文、オーナー
- 前島耕一 金剛地武志、ゲーム雑誌編集者
- 時藤仁 長田成哉、千尋の彼氏、理佳子の浮気相手
各話のあらすじ
以上、ドラマ「恋がヘタでも生きてます」の9話のあらすじや感想です。
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