ドラマ「この恋あたためますか」の3話のあらすじ(ネタバレ)と感想、見どころを紹介します。
「この恋あたためますか」は、森七菜さん演じる夢破れたコンビニアルバイト定員と、中村倫也さん演じる万年業界4位のコンビニチェーン「ココエブリディ」にいやいや出向してきた新社長の、恋とスイーツの物語です。業績を上げたら本社に戻れると言われた新社長は、古参社員の常識や固くなった頭をスイーツと外資系で培ってきた最新のマーケティングを使ってぶち壊しながら、コンビニを再建していきます。
目次
ドラマ「この恋あたためますか」の3話の無料動画
「この恋あたためますか」7話を、12/8の21:59までTVerで無料でみれます。⇒TVer
ユーチューブにアップされてる3話の予告動画です。
ドラマ「この恋あたためますか」3話のあらすじ(ネタバレ)
正社員になれた樹木(森七菜)は、里保(石橋静河)が開発して商品化が決定したシュークリームの配送テストを手伝っています。浅羽(中村倫也)に必要とされたことに喜びを感じた樹木は、商品化に向けてまい進しています。
ただ、あまりにもダサい格好で仕事をする姿を見た浅羽は、「就職祝い」と言って27万円分の洋服をプレゼントします。
共に配送テストと商品開発をする樹木と里保は、一緒に市場調査を兼ねた食事をしに行ったりして徐々に打ち解けていきます。ただ、なかなかテストをクリアできずにいます。
そんな中、新商品の発売日が迫ってきます。幹部から突き上げを食らった浅羽は会議で里保に配送テストの進捗状況をききます。なんとか「間に合わせます」という答えに、万が一を考えた浅羽は樹木が作ったシュークリームの配送テストも指示します。それを聞いた樹木、新谷(仲野太賀)、里保は複雑な思いになります。
締め切り前の配送テストの結果から、業界逆転を狙うココエブリィの新定番、新作スイーツとして樹木が開発したシュークリームが大々的に発表になります。名前は「恋する火曜日のチョコっとリラックシュ~」です。
樹木も記者会見で開発コンセプトをスピーチします。ところが、壇上に上がって記者たちの顔を見ると、「ターゲットは社長です」「社長はうそをつかないからむかつく」「絶対おいしいっていわせてやるって思って」「むかついた」と本音を言い始めます。記者たちがざわざわしますが、最後には、「スイーツは喜ばせたい相手を思って作るべきです」「喜ばせたい相手のために買ってもらいたい・・そんなシュークリームです」というと、拍手が巻き起こります。里保は会社のパソコンで見ています。
記者会見と試食が終わると、樹木のところに神子専務(山本耕史)があいさつに来ます。神子が会場を出ると、浅羽と都築営業本部長(利重剛)が話し込んでいます。浅羽は「いろいろなところからオファーが来ている。私が選択権をもってる」と都築に話しています。神子はそんなふたりをにらみつけています。
会社に戻った樹木は里保から外に連れ出されます。ばつの悪そうな顔をした樹木に、里保は「今度は負けないから」と笑顔で元気づけます。
再び会社に戻った樹木は、「繰り上げ当選じゃん。でもよろこんじゃった。あの後も里保さんやさしくしてくれて。」と微妙な心の内を浅羽に話します。
浅羽は、「繰り返し言うが、仕事は結果だ。君は正々堂々戦った。それに北川さんなら大丈夫。おれはうそはつかないんだろ」と優しくいってくれます。
翌日、樹木は新谷といっしょにいつものココエブリィに行って、樹木の新商品を並べます。さっそく常連客の石原ゆり子(佐野ひなこ)が買っていってくれて、その後も多くの人が買っていきます。社長室では、一岡(市川実日子)が初日からいい売り上げで、前商品対比の200%だと報告しています。
その日の夜、エレベーターで里保と一緒になった浅羽は、樹木は想定外だから目が離せないと話します。里保も樹木は自然でまっすぐな性格だからと言って笑顔でエレベーターを降ります。
新谷と一緒に会社に戻ってきた樹木は、玄関で新谷と別れて自分のシュークリームをもって社長室に行きます。そこに浅羽の姿を見つけられなかった樹木は、商品部にもどることにします。
エレベーターで見た里保の笑顔が気になった浅羽はうすぐらい商品部にいくと、里保が何もせずにひとりですわっています。
「わらわなくていい。無理して笑うな」
「やめてよ、そういうの」
涙目になった里保の後ろにいくと、里保は泣きながら浅羽の方に頭をあずけます。
「本当はくやしかった。くやしかった」
泣いてる里保をやさしく抱きしめる浅羽の姿を、ちょうど商品部にやってきた樹木が遠くから見ています。
(⇒4話のあらすじ)
ドラマ「この恋あたためますか」3話の感想
おもしろかったですね。3話は恋愛も含めたコミュニケーション力がキーワードのお話だとかんじます。
私が注目したのは、浅羽と里保のコミュニケーション力の高さです。二人とも高いですが、種類が違います。
浅羽は何かあると必ずフォローします。それは自分が好きとか嫌いという感情からではなくて、会社内の仕事を円滑に回していくためです。そのために、1話ではリーダーだった一岡を異動させて外部から商品部を見させることにしましたし、3話では、樹木、新谷、里保にたいしてアフターフォローをしっかりしています。
そのアフターフォローもただ優しいだけではないです。というか、かなり厳しく本音を話しています。多くの人は困難な状況になるとぶれがちですが、厳しくも本当のことを言ってくれる人やその内容に対してとても安心することができます。
簡単に言えば、ダメなものはダメと言ってあげるということです。一岡も本音で向き合うタイプですが、アフターフォローがあまりよくないです。そのための異動だとも言えます。
浅羽のコミュニケーションは、本音でぶつかり合ってアフターフォローをしっかりするタイプです。
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それと真逆なのが、山本耕史さん演じる専務です。専務はそれとは真逆で、本音を隠した言葉しか話してません。それが染みついているので、浅羽の言動の本心がわからないんです。コミュニケーション力はとても高いのですが、深読みしすぎて挫折するタイプで、裏切られたり悪い方向に行くタイプです。
実は、里保もおなじです。
里保は周りの空気をいろいろと感じて樹木と仲良くなって一緒に頑張ろうとしています。こちらも専務と同じように本音をかくして接しています。本音は最後に泣きながらつぶやいた「くやしい」です。が、里保はそのことは少しも顔に出しません。本音を押し隠して樹木と仲良くします。コミュニケーション力が高く、リーダーになっていく素質がたっぷりあると感じます。挫折せずに苦境になったらみんなに助けられるタイプです。
里保と専務のコミュニケーションは、自分が円滑剤になってチームを引っ張っていくタイプです。
では、本音を言わない専務と里保の違いは何だと思いますか?
それは、自分のためか、相手のためか、ということです。自分のためにコミュニケーション力を使ってるのが専務です。すべては自分の欲のために相手を操ろうとします。
逆に、里保は相手のために、相手がよくなるようにコミュニケーションしています。自分の気持ちよりも、相手がどう思ってるかを敏感に感じ取れるので、お互いにしあわせな環境づくりをすることが結果的にできるわけです。
普段接していると、そのことは自然にわかってしまいます。同じような人は集まってきて、違う人は自然に離れていきます。その結果、チームとして成功するのは、相手のことをまず考えるリーダーが率いるチームです。それは仕事だけじゃなくて恋愛でも同じです。
恋愛でうまくいく秘訣は、やはり相手のことをどれだけ思えるかということです。恋愛初期も大切ですが、3年くらいたって倦怠期に入ったカップルにとってはとても大切です。自分の言いたいことしか話してなければ、別れがいずれやってくるのは当然です。
今回の3話の中でのポイントは、二つです。
- 本音でぶつかり合う
- 相手のことをまず考える
本音で話さないことには、相手には伝わらないことが多いです。里保も悔しい気持ちを笑顔で「次は頑張る」と樹木に話しています。本音で話せば本音で返ってきます。それを繰り返すことで、相手との信頼関係を結ぶことができるはずです。
そして一番大切なのは、相手のことをまず考えるということです。今の世の中、このことを忘れてる人が大勢います。SNSでなにか発信してる人はほとんどだと言ってもいいかもしれません。匿名だからと言って相手を傷つけていいわけないですし、一番卑劣な行為です。めちゃくちゃ小心者の子供です。
一度でも文句を発信したことがあったら、そのことをもう一度考えて見ることをお勧めします。
世界中のすべての人が、まず相手のことを考えることを基本にしてくれたたら、犯罪も戦争もなくなってとても幸せな世界になるのではないでしょうか。そのことを再び考えさせられます。
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ドラマ「この恋あたためますか」の相関図

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ドラマ「この恋あたためますか」のキャスト
- 井上樹木 森七菜、上目黒店アルバイト
- 浅羽拓実 中村倫也、本社新社長
- 新谷誠 仲野太賀、本社パティシエ、浅羽の地元の後輩
- 神子亮 山本耕史、本社専務
- 一岡智子 市川実日子、商品部スイーツ課課長
- 北川里保 石橋静河、商品部スイーツ課
- 三田村敦史 佐藤貴史、商品部スイーツ課
- 藤野恵 中田クルミ、商品部スイーツ課
- 都築誠一郎 利重剛、ネット通販会社エクサゾン営業本部長
- 上杉和也 飯塚悟志(東京03)、上目黒店店長
- 李思涵(リー・スーハン) 古川琴音、上目黒店アルバイト
- 碓井陸斗 一ノ瀬楓、上目黒店アルバイト
- 石原ゆり子 佐野ひなこ、上目黒店常連客
ドラマ「この恋あたためますか」のスタッフ
ドラマ「この恋あたためますか」のスタッフは、
- 脚本 神森万里江(記憶)、青塚美穂(超限定能力)
- 演出 岡本伸吾(インハンド、ナポレオンの村)
- 主題歌 SEKAI NO OWARI 「silent」
- 商品開発監修 松澤圭子(株式会社トロア(セブンイレブン))
- スイーツ監修 徳永純司(ホテルインターコンチネンタル東京ベイ)
各話のあらすじ
以上、ドラマ「この恋あたためますか」の3話のあらすじ(ネタバレ)と動画の無料視聴方法などです。
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