ドラマ「刑事ゆがみ」の2話のあらすじ(ネタバレ)と感想です。ゲストは水野美紀さんです。
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「刑事ゆがみ」2話のあらすじ
うきよ署強行犯係の弓神(浅野忠信)は、相棒の羽生(神木隆之介)らとともに、中学校の国語教師・早杉千里(水野美紀)が襲われた強姦未遂事件の捜査を始めました。事件は、千里が自宅アパートで仮眠中に、窓から侵入した男が彼女を襲おうとした、というものでした。そこに、千里が勤務する中学校で教育実習をしていた大学生の打越将也(中川大志)が訪ねてきて、犯人と争いになったのだと千里がいいました。千里は、犯人が振り回した花瓶で右腕を負傷します。犯人を追おうとした打越は、花瓶の水で足を滑らせてベッドの角で頭を強打して、意識不明の重体で病院に搬送されていました。
打越は、教員採用試験のことで相談に来ていたと千里は話していました。弓神はなぜ千里が襲われたのに救急車をはじめに呼んだのかうたがっていました。
病院では、菅能理香(稲森いずみ)が千里に話を聞いていましたが、千里は事件を忘れたい、といって被害届も出さず、捜査協力を拒んでいました。理香は、法改正で強制性交等罪の非親告罪化が決定して、捜査をしなければいけないことになったと千里に告げましたが、気持ちがわかるのかといって拒絶しました。
理香は、千里の教師という立場も考慮して、不法侵入と傷害事件として捜査するよう部下たちに指示しました。弓神と虎夫は足跡からはんにんをさがせと命じられました。千里と接触するときは理香を通せといいました。が、すぐに弓神が病院に行って千里と話をしました。病室までくると理香がまっていました。千里は「もう終わりにしてください」と頭を下げました。
虎夫は、足跡から郷亀哲史(斎藤工)という前科3犯の下着泥棒を見つけ出すことができました。虎夫は郷亀を連行して取調べをしましたが、馬鹿馬鹿言われるだけでした。虎夫と弓神は郷亀の家を家宅捜査しました。天井付近の梁から港の貸しコンテナの鍵を見つけました。そこに行って見ると下着がたくさん飾ってありました。
二人は病院に行って写真を見てもらおうとすると、千里は打越の病室から母親にえらい剣幕で追い出されていました。虎夫たちは屋上で郷亀の写真を見せましたが、良くわからないということでした。
虎夫たちが打越の病室に行って話しを聞くと、打越の中学時代の担任が千里だということがわかりました。弓神が千里の話をすると母親は険しい顔をしました。弓神は打越の部屋を見せてくれと頼みました。二入で部屋を見てると、弓神は鍵のかかった引き出しをあけようとしました。虎夫はそれを見て腕をひねってとめました。そこに、郷亀のコンテナの中から千里の下着が見つかったと虎夫に連絡が入って、ひとりで出かけていってしまいました。
虎夫が署に戻って郷亀をとりしらべますが、再び馬鹿馬鹿言われてしまいます。隣の部屋で弓神は現場の写真を見てあることに気がつきました。取調室から出てきた虎夫をさそって、花瓶を持って千里の家に不法侵入しにいきました。はじめに入った弓神は花瓶に水を入れて虎夫をよびよせました。虎夫が窓際に行ったときにその花瓶を虎夫の腕に振り下ろすと、花瓶が割れました。
千里が襲われたときの写真を取り出した弓神は虎夫に見せます。同じ飛び散り方でした。弓神は、窓から入った犯人が逃げるとき、一度部屋に戻って花瓶をつかんで千里を殴ったのは不自然じゃないかと言いました。そして、その花瓶を取れるのは、玄関から入ってきた左利きの人間だといいます。郷亀は右利きでした。打越は左利きでした。千里を殴ったのは打越だといって、部屋から無断で持ってきた中学の頃の二人の交換日記を虎夫の目に前に出しました。
その中には、ふたりが親密な状態がかかれていて、凶器は打越が千里にプレゼントした花瓶だとわかりました。
署に戻ってそのことを話すと、打越には彼女がいるようなので痴話げんかの線はないといわれます。母親に聞くと、大学時代からの付き合いだといいます。そして、打越は心臓の病気でかんきつ類は食べれないのでと言われてお見舞いのフルーツをもらいました。
彼女に話を聞くとすでに別れたということでした。弓神は、ヒズミ(山本美月)に心臓病に悪いかんきつ類のことを調べさせました。
千里の退院の日、菅能と弓神たちは護衛のため家まで送っていきました。すると、ヒズミから連絡があって、千里の部屋にあったかんきつ類も心臓病に悪いことがわかりました。弓神は、「やっぱり、あの部屋にはもうひとりいたんだよ」と虎夫に話しました。千里の交友関係を洗うことになりました。すると、結婚相談所に登録していたことがわかります。紹介された男性の秋山に電話をすると、きられてしまいました。すると、打越の容態が急変したと知らせが入りました。
虎夫が病院に行くと、千里が病室に入ろうと母親ともめていました。母親は千里のせいでこうなったとののしっていました。千里がエレベーターに行こうとして菅能を見るといきなり逃げ出して、屋上から身を投げようとしました。虎夫が追いついて止めさせました。
菅能と虎夫は病院の控え室で千里とむきあってすわっていました。打越は無事でしたが意識はまだ戻りませんでした。そこに弓神がやってきて、
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「先生、こんな状況になっても本当のこと話す気にならない?」
といいますが千里はしらばっくれました。弓神は、結婚相談所に紹介された秋山に会って、全部話を聞いたといいます。
事件の日、お酒を飲んで二人は千里の家のベッドにいると、打越がやってきたんです。急いで秋山を窓から逃がそうとしたのですが、無理やり入ってきた打越は近くにあった花瓶でその男を殴ろうとして千里を殴ってしまい、自分はその水で足を滑らして頭を打ってしまったんです。
弓神が、千里は結婚する気はないけど、秋山に一回だけ抱いてくれと頼んだと聞いたといいますが、何も言いませんでした。菅能が足で弓神に合図すると、秋山には告訴する意思はないから事件じゃないと弓神は話して虎夫とかえっていきました。
残った菅能が帰ろうとすると、男性経験がなかったから誰でも良かったといいます。好きな人に嫌われたくなかったからじゃない?と菅能がきくと、違うと言って下を向きました。
母親も二人が付き合ってることを知っていて、二人のことは大反対で学校に言うと脅かされていたようです。
家に帰った千里は辞表を書きました。翌日、学校で歩いてると虎夫が来て打越が気がついたと伝えられました。打越が目が覚めて初めに話したコトバは、「千里、大丈夫?」でした。千里は授業をしながら、昔のことを思い出して泣き出しました。
(⇒3話のあらすじ)
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「刑事ゆがみ」の感想
面白かったですね、今回はウソについていろいろとでてきました。ドラマの初めでは、神木隆之介さん演じる虎夫は、
「ウソは人を傷つけるから駄目だ」
とはなしていましたが、最後には、
「人を守るウソもある」
と変わっていました。そして、そのウソは人を傷つけることがあるからよく考えることがたいせつだとこどもたちにはなしをしていました。
今回のドラマを見ていて、うそをつくのと、ウソをつかないのとどちらがいいのか少し考えてしまいました。すぐには答えが出ないと思いますが、時間があるときには考えておいた方が良いテーマのような気がします。
今回のウソは、水野美紀さん演じる千里が襲われたかというウソをついたことでした。今回の場合は、ウソをついたことで、警察が振り回され、千里自身もボロボロになり、相手の秋山にも迷惑がかかりました。いいことは一つもなかったような気がします。しかも、ウソをついたことで、関係ない斎藤工さん演じる郷亀も取り調べを受けてしまいました。
それを考えると、やはりウソは多くの人を傷つけたり迷惑をかけるのではないかと思います。
やはりわたしは、ウソをつかない方が良いとおもいます。ウソをつかなくてはいけない場合は、何も言わないことです。ウソをつくよりは傷つける人が少なくなるのではないでしょうか。
ただ、愛する人やたいせつな人には、ウソはつかずに本心をさらけ出した方が良いと思います。
「刑事ゆがみ」の原作
原作の井浦秀夫さんは、1955年生まれの62歳の漫画家です。早稲田大学の漫研に所属していて、東海林貞夫さんアシスタントを経て、1979年にデビューされました。長野県出身で、弁護士の北村晴男氏とは高校の同級生です。其れには関係がないと思いますが、「弁護士のくず」という漫画を描いていて、ドラマ化されています。
- 刑事ゆがみ 1 -働く悪人ー
- 弁護士のくず(1)
「刑事ゆがみ」のキャスト
- 弓神適当(ゆがみゆきまさ) 浅野忠信、うきよ署刑事課強行犯係の刑事
- 羽生虎夫 神木隆之介、うきよ署刑事課強行犯係の刑事
- 菅能理香 稲森いずみ、うきよ署刑事課強行犯係係長
- 多々木挙男 仁科貴、うきよ署刑事課強行犯係の刑事
- 町尾守 橋本淳、うきよ署刑事課強行犯係の刑事
- ヒズミ(氷川和美) 山本美月、ハッカー
2話以外のあらすじ
以上、ドラマ「刑事ゆがみ」の2話のあらすじ(ネタバレ)と動画と感想でした。
僕は最近、偶然に再放送で見始めた者です。今日(2019年3月13日)第二話をさっき見終わりました。水野美紀さん演じる先生はどんな気持ちでいらしたのか、と考えるとなんとも言えない切ない気持ちになりました。一方で斎藤工さん演じる下着泥棒は色んな感情が湧いて来る面白い役でした。彼ぐらい徹底した下着泥棒なら尊敬できる?と思いました。後はいわずもがなの弓神と羽生の壮絶。と言って言いやり取り、の面白上手さ。稲森さんの意外な?可愛らしさ。そして山本美月さんの繊細で女の子らしい仕草。もう120%素晴らしい刑事ドラマでした。しかし斎藤工が下着泥棒って、ね。贅沢な使い方でした。
コメントありがとうございます。
私もすばらしいドラマだとおもっています。
もう一度見たいです。