ドラマ「イノセンス冤罪弁護士」の最終話のあらすじ(ネタバレ)を紹介します。坂口健太郎さん演じる黒川拓弁護士が、科学者、ジャーナリストたちの協力を得て、意外な実証実験で冤罪事件を解決していくヒューマン・リーガル・エンターテインメントドラマです。
ドラマ「イノセンス」最終話のあらすじ
楓(川口春奈)は謎の男から拓(坂口健太郎)をかばい刺されてしまいました。楓は「爪、てがかり」と言い残してきをうしなってしまいました。
病院に保駿堂法律事務所の面々がやってきましたが、警察からは嫌味を言われ、別府所長(杉本哲太)からはお前のせいだと言われてしまいました。
翌日、楓は気がつきました。事務所に戻った拓は、聡子(市川実日子)から『KooZ』という人物の事を聞きました。『KooZ』は、命を奪われた京香と、犯行を疑われている富士田(坂本真)のSNS上の共通の“友達”である『KooZ』という人物が、11年前に命を奪われた彩花と自ら命を絶った浅間(鈴之助)の両方のブログにもコメントを残していました。
聡子は秋保(藤木直人)のところに行ってそのことを話しました。『KooZ』のSNSの画像に被害者の傷と同じ形“勾玉まがたま”の模様があるのを見た秋保は、勾玉が英語で名詞のあとにつけて所有を表す「’(アポストロフィ)」に似ていることから「被害者は自分の所有物だ」という犯人の主張かもしれないと推測しました。ただ、証拠にもならないとつっぱねました。
そんな中、楓を刺したという男・神津一成(武田真治)が自首をしてきました。そしてすぐに事務所に示談交渉をしに道後弁護士がやってきました。裁判を有利に進めるためでした。
拓は、神津が京香の通う大学の職員だということと、『こうづ』が『KooZ』に似ていることが単なる偶然ではないと感じ、接見を願い出ました。翌日、神津と接見すると、10年前に彩花と浅間の通っていた東央大学の学生課にいたこと、その後10年海外にいたこと、半年前から京香が通っていた大学の職員になったことを聞いて、神津が一連の事件の犯人じゃないかと気がつきました。
すると、立会いの警察官が席を外した隙を狙い、今回の2件と11年前の事件で被害者の命を奪ったのは自分だと拓に囁きました。びっくりした拓が戻ってきた警察官に「今自白した。そいつが犯人だ」と叫びましたが、神津はそんなこと言ってないと嘘をついて圭sつ間に連れて行かれました。
証拠がないため真犯人を前に何もできないことに苛立つ拓は、11年前捜査に当たっていた元刑事・草津(佐藤B作)に会い、現場の遺留品だった煙草の吸殻が、浅間が喫煙者でなかったために証拠として採用されなかったことを知りました。拓はそのことを楓に話して、地裁に対し証拠品の開示と再審請求に踏み出しました。
一方、聡子はそのことをメディアで流しました。すると、検察は家宅捜査をしにやってきました。罪状は同僚の石和(赤楚衛二)の弁護士法違反でした。ただ、それは友達に話しをしただけで、検察からの拓への嫌がらせでした。さらに、横浜地裁から再審請求の棄却をしらせる郵便がきました。そこには、タバコの吸殻などなかったとかかれていました。
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拓はすぐに家に帰って真(草刈正雄)に文句をいって、真犯人は別にいて神津が目の前で自白したことを話しました。そこに楓がやってきました。楓も同じようにはなすと、真はタバコのことなど知らなかったといって部屋にいってしまいました。警察が握りつぶしたんじゃないかと2人で話しました。
事務所に戻ると、全員がまっていました。別府は拓のために事務所はつぶれそうだといったあと、それを回避するために神津を法廷に呼び出して犯行を立証させるといいました。そして全員に向かって冤罪を勝ち取ると気勢をあげました。
全員が証拠集めをはじめるなか、拓と楓は元刑事の草津を呼び出して警察からタバコの吸殻を回収しました。それをもって秋保にあいにいって科学的検証を手伝ってくれとお願いしました。事務所に帰って神津の調書を見てると、あることにきづきました。
裁判の日。今までの事件の現場近くにあったタバコの吸殻を提示した後、秋保をよびました。秋保は吸殻のDNA鑑定結果をはなして、神津がそのDNAの持ち主だといいました。そのあと、検察の思い込みで冤罪を生み出してると説教しました。
そして、神津が出廷しました。さらに、真も傍聴しにやってきました。
拓は事件現場や被害者といっしょに写ってる防犯カメラを見せました。すると、あっさりと自分がすべてやったと自白しました。目的は検察や警察の問題点を浮き彫りにするためだと言いました。はじめに疑われそうな人を用意して計画的に事件を起こしたと笑いながらはなしました。
すると、拓は神津が昔痴漢の冤罪で人生をむちゃくちゃにされたことを話し出すと、神津は叫びだしました。拓は冤罪の痛みをしって、事件と向き合ってくれといいました。
神津が退廷したあと、真が立ち上がって11年前の裁判で間違った判断をしたと謝罪しました。
裁判所をでると、拓はすっきりしないと言いますが、秋保は「おれはすっきりした」とつぶやきました。真とは11年前の事件の再審請求すると伝えました。
(おわり)
ドラマ「イノセンス」のキャスト
- 黒川拓 坂口健太郎、弁護士
- 和倉楓 川口春奈、新人弁護士
- 城崎穂香 趣里、拓付きのパラリーガル
- 湯布院和人 志賀廣太郎、弁護士
- 別府長治 杉本哲太、保駿堂法律事務所所長
- 登別次郎 正名僕蔵、弁護士
- 石和徳則 赤楚衛二、パラリーガル
- 黒川真 草刈正雄、拓の父親、エリート検察官
- 指宿林太郎 小市慢太郎、東京地方検察庁検察官
- 秋保恭一郎 藤木直人、東央大学理工学部物理学科准教授
- 有馬聡子 市川実日子、テレビ日本ディレクター
各話のあらすじ
以上、ドラマ「イノセンス冤罪弁護士」の9話のあらすじ(ネタバレ)でした。
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