2019年1月19日(土)夜10時から始まる新ドラマ「イノセンス冤罪弁護士」のキャストと1話のあらすじ(ネタバレ)を紹介します。坂口健太郎さん演じる黒川拓弁護士が、科学者、ジャーナリストたちの協力を得て、意外な実証実験で冤罪事件を解決していくヒューマン・リーガル・エンターテインメントドラマです。
ドラマ「イノセンス」のキャスト
- 黒川拓 坂口健太郎、弁護士
- 和倉楓 川口春奈、新人弁護士
- 城崎穂香 趣里、拓付きのパラリーガル
- 湯布院和人 志賀廣太郎、弁護士
- 別府長治 杉本哲太、保駿堂法律事務所所長
- 登別次郎 正名僕蔵、弁護士
- 石和徳則 赤楚衛二、パラリーガル
- 黒川真 草刈正雄、拓の父親、エリート検察官
- 指宿林太郎 小市慢太郎、東京地方検察庁検察官
- 秋保恭一郎 藤木直人、東央大学理工学部物理学科准教授
- 有馬聡子 市川実日子、テレビ日本ディレクター
ドラマ「イノセンス」の1話のあらすじ
保駿堂法律事務所で刑事事件を担当する若手弁護士の黒川拓(坂口健太郎)は、日本の司法制度の下では異例の3年で5件もの逆転無罪を勝ち取っている凄腕弁護士でした。
しかしその素顔は、人当たりはいいものの、整理整頓が苦手で取材嫌い、事務所の物置に住み着いている変わり者でした。都内大手事務所でセクハラを抗議したら不当解雇されて、ひと月前から保駿堂法律事務所で働く新米弁護士の和倉楓(川口春奈)は、不本意ながら拓を手伝うことになるが、独特のペースに振り回されてストレスが溜まるばかりでした。この日も拓は冤罪事件に関心を持つ報道ディレクター・有馬聡子(市川実日子)の取材をドタキャンし、勝手に依頼を受けていた依頼人との約束を優先させました。
その依頼人は、阿蘇恵美子(中島ひろ子)という女性でした。夫の重雄(吉田栄作)は、自宅に放火をした容疑で逮捕された後、犯行を自白してしまいました。阿蘇家には借金があり、偶然にも恵美子が不在の日に事件が起きたことから保険金目当ての犯行とされました。ただ、やってきた恵美子は夫の犯行が信じられないと言葉を詰まらせました。拓は火事の際に重雄が慌てて持ち出したという戦隊ヒーローのフィギュアに興味を示しました。それは5年前に10歳で亡くなった息子の幸雄の形見の品でした。
早速接見に向かう拓と楓でしたが、今回の事件はすでに被疑者の重雄が自白済みなので、弁護方針を尋ねる楓に拓は、警察の調書が犯人像をイメージしやすい“よく出来た調書”じゃなかったと逆にたずねました。刑務所に着いた拓は、生気無く自白内容を認める重雄に、「息子さんの形見、どうして全部持ち出さなかったんですか?計画的に火をつけんたんならすべて持ち出せたはずですよね」と聞いた後、「本当になくなった息子さんの部屋に火をつけたんですか?」と聞くと、そんなことをするはずがない!と泣きながら叫びました。そして、刑事に病弱の奥さんも逮捕しなきゃいけなくなるといわれて自白してしまったと話し出しました。さらに、刑事は調べた結果で調書を書いて署名させたと言いました。
拓は、二つ聞かせてくれと言って、そのことを裁判で話せるか?自宅で放火したか?と聞きました。拓は「わかりました。僕が徹底的に調べて戦います」と力強く言いました。
翌日、火事のあった阿蘇宅跡で証拠写真を撮る拓と楓、パラリーガルの城崎穂香(趣里)は、集まって来た小学生たちから“ユキオの呪い”で火事が起きた、と気になることを言われました。事務所に戻った拓は、有馬聡子に頼んで幸雄のことを調べてもらいました。実は亡くなったのは近くの廃工場で花火をしていた際の失火が原因で幸雄だけが逃げ遅れたんです。そんな中、所長の別府長治(杉本哲太)から呼び出された楓は、事務所の利益に無頓着な刑事事件担当の拓やベテラン弁護士の湯布院和人(志賀廣太郎)が暴走しないように監視役を任命されました。冤罪にこだわるあまり警察や検察に批判的すぎる拓たちは、別府や登別(正名僕蔵)たちからあまり良く思われていないようでした。
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そして迎えた公判初日。重雄は火はつけておらずすべてでたらめだと証言しました。次に、重雄の取り調べをした刑事の下呂が証人として出廷しました。下呂は強要したことがないといったばかりか、重雄を怒らせる発言をしました。挑発に乗った重雄は法廷で暴れて心証を損なってしまいました。
拓が接見すると、ずっと幸雄を守れなかった、天罰だからもういいと泣き出しました。
2回目の公判の日。検察側は梁の上がこげてると言う観点から、弁護側が主張する1階の押入れにあったストーブからの失火を科学的に否定し、2階の子供部屋が出火元だと主張しました。
拓と楓は再び現場に行って梁を確認した後、幸雄が亡くなった廃工場にいきました。中にはいってみると、BB弾やマガジンが落ちてるを見つけました。出入り禁止でしたが、誰かがサバゲーをやってるようでした。そんな拓にいらいらして楓が文句を言うと、どうして決め付けるのかと聞きました。そして、わからないから調べてるといって歩き出しました。
事務所に帰った拓のところに、残った幸雄の遺品が届きました。それに夢中になってると、実験した火が燃え移ってしまいスプリンクラーが動いてしまいました。別府に怒られてみんなで掃除してるときに、楓が拓を呼びに行くと、何かひらめいて事務所をとびだしました。行った先は、「ユキオののろい」を教えてくれた子供の家出した。拓はそのことをくわしくききました。
翌日、拓は楓や湯布院たちといっしょに東央大学理工学部に行きました。そこには、物理学科准教授の肩書を持つ偏屈な科学者の秋保恭一郎(藤木直人)がいて、家の模型を燃やす実験が始まりました。
3回目の公判の日。先日科学的に2階から燃えたと証言した先生に、弁護側の反対尋問がはじまりました。拓は梁と床の間に隙間があればそこからもえると証言させました。拓は、設計図を提出して梁と床の間に2cmの根太があって隙間があったとはなしました。そして、秋保を証人としてよんで、実験の結果を画像つきで説明させました。さらに、違法電波による外部からの干渉でストーブが点火したこと、近くで大容量の無線機を使ったサバゲーが行われていたことを拓が説明しました。
秋保が帰った後、廃工場の火災も違法無線を使ってたトラックが出入りしていたのでそれが原因だと思われるといって、幸雄を撮った動画をながすと、そこでもストーブが自然に点火していたのが写っていました。拓は重雄のところに行った後、無罪を主張しました。
数日後、無罪となり重雄は釈放されました。重雄と妻は田舎に引っ越しました。
(⇒2話のあらすじ)
ドラマ「イノセンス」のスタッフ
ドラマ「イノセンス」のスタッフは、
- 脚本 古家和尚
- 演出 南雲聖一
脚本を書かれてる古家和尚さんは、1977年生まれの脚本家です。2004年のフジテレビヤングシナリオ大賞で、「超能力戦隊エスパーズ」で大賞を受賞されました。2006年に「トゥルーラブ」で脚本家デビューされました。主な作品は、
- LIAR GAME
- ハチワンダイバー
- 任侠ヘルパー
- 幽かな彼女
- 明日の約束
演出の南雲聖一さんは、日テレ所属の演出家です。主な作品は、
- ホタルノヒカリ
- 学校のカイダン
- お迎えデス。
- 正義のセ
- 過保護のカホコ
などです。
各話のあらすじ
以上、ドラマ「イノセンス冤罪弁護士」のキャストと1話のあらすじ(ネタバレ)でした。
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