(引用:番組HP)
ドラマ「ハゲタカ」の5話のあらすじ(ネタバレ)を紹介します。
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5話のあらすじ
2010年。
総合電機メーカー『あけぼの』の買収を狙う『ファインTD』社長・滝本誠一郎(高嶋政伸)の策略と、腹心の部下だったアラン(池内博之)の裏切りにより、鷲津(綾野剛)はホライズンを解雇されます。
しかし、佐伯(杉本哲太)や中延(光石研)ら鷲津を慕って付いてきた仲間たちと新たに『サムライファンド』を立ち上げ、『あけぼの』を守るためにふたたび滝本と対峙する準備を始めます。
一方、『あけぼの』の再生担当執行役員・芝野(渡部篤郎)は、『ファインTD』の買収から会社を守るため、レーダー開発部の売却を会議で新見会長(竜雷太)たちに再び提案しますが、格が問題だと言ってサムライファンドではなくて他の身売り先を見つけろと命じられます。
鷲津たちの見立てでは、滝本たちはTOB(株式公開買い付け)を行わずに、水面下で株式の取得を行うはずだと言うことです。鷲津たちも資金集めに回ることになります。
その頃、ホライズンジャパン・パートナーズの新社長に就任したアランは、これまでに鷲津が手がけてきた企業の株式を次々と売却しています。そのことが鷲津の耳にはいると、他のどこよりも高く買い取るとホライズンに連絡しろと佐伯に命じます。
貴子(沢尻エリカ)が社長を務める『日光みやびホテル』もそのうちの一社で、株式売却通知書が送られてきています。2週間の間に51億円を用意するようかかれています。貴子がホライズンに直接出向くと、鷲津がホライズンを解雇されたことを知らされます。
アランに、簿価の3倍の1200億円で全てを買い取ると連絡をしましたが、アランは無視をします。鷲津はホライズン本社に直接連絡することにします。
あけぼのでは、芝野がレーダー部門の人たちに、売却することを告げて早期退職を募集します。諸星社長(筒井道隆)も一緒にいて、仕方がないと言うと部長が文句を言いだします。それを聞いていた芝野は、
「文句があるのなら、さっさとやめれば良い。勘違いしないでほしい。わたしはここに決定事項を伝えに来ただけです」
と言って、ここに来たのは諸星社長のたっての願いで、謝罪と共に顔を見て話したいと言ったからだと言います。そして、諸星社長は必死になって良い売却先を探してると告げます。芝野はそれだけ言って帰ろうとしますが、納得できるまで帰れないといって諸星社長は頭を下げます。
その日の夜、滝本は新見会長と料亭で会います。新見会長は海外の軍需産業に身売りすることは絶対にないと言いますが、滝本はあけぼのを傷つけずに三方よしで解決できると言って、あけぼのは新見会長のものだから決心してくれとたきつけます。
みやびホテルに帰った貴子が妹の珠香(木南晴夏)に51億円のことを言うと、鷲津に相談したらどうかと言われますが、連絡が来ないと言うことは自分たちでどうにかしろという意味なんじゃないかと貴子は言います。
その頃、鷲津が朝食の立ち食いうどんを食べてると、ホライズン本社から1200億円で売却することを了承するメールが届きます。すると、そのとなりに滝本がやってきます。滝本は最後のチャンスを与えに来たと言って、あけぼののレーダー部門を手に入れた後に、プラザグループが高値で買い取るとはなします。鷲津はあけぼのに残せば、もっと利益が出るからあけぼのは渡さないと宣言します。
会社に行く途中、海外のあけぼのの拠点でホストコンピューターがダウンしたと言うニュースが報道されています。鷲津は、「始まったか・・」とつぶやいて会社に急ぎます。
あけぼのでは、システムダウンの原因はどうやらプラザグループの仕業らしいと諸星社長達があわてています。鷲津が会社につくと、すでにあけぼのの株が暴落しています。すぐに鷲津は全部の証券会社に連絡して買いあされとめいじます。滝本も、同様に買いあさることを秘書に命じます。
その日だけで、サムライファンドは5%、ファインは6%の株を買い占めます。
サムライファンドに芝野がやってきて、レーダー部門の部長をしょうかいします。部長は、芝野から話を聞いて、社員からの株の20万株を取りまとめてきたと話してくれます。鷲津は、
「あけぼのはまだいきています。重要なのは勝つこと以上に負けないことだ」
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と言って、日本ルネッサンス機構の話を話し始めて、会員名簿を芝野に手渡します。そこに元三葉銀行常務の飯島(小林薫)の名前が顧問、投資委員会のトップとして記載してあります。芝野と鷲津が会いに行って、日本ルネッサンス機構にレーダー部門を買い取ってくれとお願いします。ただ、即答はしてくれませんです。
そのあと、鷲津はホライズンのアランに会いに行って小切手と契約書を渡します。すると、アランはみやびホテルの貴子に電話して、すでに売却したといいます。1週間待ってくれと言っていたはずだと怒ると、恨むなら鷲津を恨めと言ってアランは電話を切ります。
電話を切ったアランは、鷲津を出し抜いてやった、鷲津に勝ったと鷲津の目の前でよろこんでると、鷲津は
「ビジネスは利益を最優先に考えるもの。なのに、お前はその信念を捨てた。くだらない私情にはしって、契約は不成立だ。このビジネスに勝者はいない。守れなかったおれも、信念を貫けなかったお前もどちらも負けだ」
そう言って小切手を破いて出ていきます。
数日後、役員会議で新見会長が諸星社長の解任の動議を提案します。ほとんどの役員が立ち上がって解任が可決されます。さらに新見会長は、ファインと統合すると発表して、あけぼのの未来をどうするかはすべて私が決める、お前にとやかく言われる筋合いはないと言いだします。
会議室を出て歩いてる新見会長の前に芝野が立ちふさがります。新見会長は芝野もクビにするといいます。芝野は、
「会社を私物化して恥ずかしくないのか?この会社をだめにしたのはあなただ、あなたにあけぼのの未来をつくることはできません」
と叫んで帰っていきます。
その日の夜、鷲津は貴子に電話をして迷惑をかけたと話します。貴子は、この9年間をくれたのは鷲津だからだと言って感謝して電話を切ります。
翌日、あけぼのとファインの統合がニュースとして流れます。それを見てたレーダー部門の部長は軽い脳梗塞で倒れます。すぐに鷲津は病院に行くと、諸星元社長と芝野がいます。落ち込んでる二人を見て
「我々はまだ負けたわけではありません。ここからが本当の勝負です。まだ手はある」
と言います。
数時間後、鷲津はテレビで記者会見をして、あけぼのへのTODを発表します。そして、この買い付けは社員のためにおこなうことであって、現経営陣とファインの滝本にNOを突きつけるものだと説明します。
(⇒6話のあらすじ)
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キャスト
- 鷲津政彦 綾野剛、ホライズンジャパン・パートナーズ社長
- 佐伯宗徳 杉本哲太、鷲津の部下
- 中延五朗 光石研、鷲津の部下
- アラン・フジタ 池内博之、鷲津の部下
- 飯島亮介 小林薫、三葉銀行常務
- 芝野健夫 渡部篤郎、三葉銀行資産流動化開発室室長
- 芝野亜希子 堀内敬子、健夫の妻
- 宮部みどり 佐倉絵麻、健夫の部下
- 松平貴子 沢尻エリカ、ホテルフロントマネージャー
- 松平珠香 木南晴夏、貴子の妹、ホテルみやび従業員
原作の真山仁さんは、1962年生まれの小説家です。同志社大学卒業後、中部読売新聞の記者として活躍されあとフリーライターになられます。2003年に作家デビューされています。主な作品は、
- ハゲタカシリーズ
- 巨悪は眠らせない 特捜検事の標的(冨永検事シリーズ)
- オペレーションZ
などたくさんあります。どれも面白いのでぜひご覧になってみてください。
各話のあらすじ
以上、ドラマ「ハゲタカ」の5話のあらすじ(ネタバレ)と動画です。
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