(引用:番組HP)
ドラマ「ハゲタカ」の3話のあらすじ(ネタバレ)を紹介します。
ドラマ『ハゲタカ』3話の動画
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3話のあらすじ
「ホライズンジャパンはみやびホテルを買収するつもりです」
鷲津(綾野剛)は、貴子(沢尻エリカ)と三葉銀行の芝野(渡部篤郎)を前にして、そう宣言しました。貴子が株式はしっかり保有してるはずだと言うと、三葉銀行以外の銀行からすでに譲り受けていると言うことでした。会長が30%、貴子が20%妹の珠香(木南晴夏)が10%で、それ以外の34.5%をもってると説明しました。それだけ持ってると、経営に口をだせるはずだと言って部屋をでていきました。
貴子がいつからこのホテルに目をつけていたのかというと、この道を選んだときで、このホテルを手に入れるのは壊すためでもなく奪うためでもないと鷲津が言って出ていきました。
会社に帰った鷲津たちは、みやびホテルについて会議をしていました。鷲津は、まずは貴子の動きを見ようといいました。
芝野は銀行に帰って飯島常務(小林薫)に報告すると、新しいファンドが計画されていてみやびホテルにも支援するから準備しろと命じられました。
数日後、貴子がホライズンジャパンにやってきて、鷲津の真意はどうなのかと聞きました。それによっては買収も受け入れると言うと、どういうビジョンがあるのかと逆に聞かれました。そして、ホテル再建に一番のがんを切り捨てなかったことが敗因なので、貴子の覚悟を示してもらいたいと言いました。
ホテルに帰った貴子のところに会長がやってきていい知らせがあると聞きました。翌日、三葉銀行に行ってファンドの説明を受けました。飯島常務は熱弁していましたが、その隣に立っていた芝野は厳しい顔をしていました。
デスクに帰ると、部下がそのファンドの本当の狙いがわかったと書類を持ってきました。そこには、
「各観光事業や地方企業の債権回収を目的に、人員整理、子会社化を進める。また、支払を拒み続けてる責任者に対する法的手続き(告訴)も視野に入れる」
と書かれていました。つまり、ファンドに参加したホテルや旅館は三葉銀行の子会社になって、元の社長たちはクビか雇われ社長になると言うことでした。
ホライズンジャパンでもその狙いについて話されていました。部下たちは貴子に言うべきだと言うと、もっと大きなネタをつかって脅すと答えました。
その日の夜、芝野が家に帰ると妻が酔っ払っていましたが、悲しい顔して部屋に行ってしまいました。娘がやってきて、「さびしんだよ」と言われると、「わかってる」と答えました。
その頃、ある料亭に鷲津は飯島常務を呼び出しました。そして、太陽ベッドと三葉銀行の匿名口座契約のことを話して、脅迫するんじゃなくてその隠し口座を手に入れたいと鷲津はいいました。
数日後、芝野は貴子を呼び出してファンドの目的を説明しました。そして、たとえ外資でも従業員を救済できるスポンサーを探してると言いました。それを聞いた貴子は芝野にあるお願いしました。
しばらくして、芝野はみやびホテルに招かれました。そこには、貴子と会長、役員たちがそろっていました。そして、貴子は会長の進退を問うために集まってもらったと口火をきりました。芝野もお願いされた通りに、援護射撃をしました。
そして、同じ日に従業員を集めて人員整理を行っていくと発表して頭を下げました。
数日後、貴子はホライズンジャパンに言って鷲津にあおうとしました。すると、玄関に珠香の夫の寿(池田良)がいました。貴子が追いかけると、鷲津が追いかけて捕まえました。事務所に連れてくると、珠香もやってきました。
珠香の顔を見ると、鷲津にやられたとか、一緒にいた女にお金を持って逃げられたと言って珠香に泣きつきました。その姿をみて珠香はお茶をかおにぶちまけて、あなたはホテルには要らないと言いました。
貴子は、翌日、イヌワシを見た所でもう一度会ってくれと鷲津にお願いしました。
次の日。鷲津と貴子はイヌワシを見た高原をあるいていました。貴子は、ホテルを買収する代わりにお金をかりたいといいました。そのお金でホテルを買い取りたいと言うことでした。これは、MBO(経営陣買収)というもので、会社経営陣が自社株式を譲り受けてオーナー経営者として独立すると言うことでした。
ハゲタカのエサを利用してその翼で羽ばたくためだと言うと、鷲津は了承しました。鷲津は両親がみやびホテルで撮った写真を見せて、ここで二人でイヌワシを見たのがなれそめだったと説明しました。そして、日光の自然がバブル時代の銀行によって破壊されたくなかった、それがみやびホテルを買収しようとした理由だと話しました。
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ホテルに戻った貴子は芝野にそのことを連絡しました。そこに鷲津が現れて、鷲津は芝野を公園に連れ出しました。鷲津は数年前に起きたワープジャパンという会社の倒産報告書を見せました。ワープジャパンは10年前に芝野の担当で、何者かの虚偽の密告で脱税で捜査を受けたのがきっかけで倒産したと鷲津が説明しました。
さらに倒産も計画倒産の疑惑がかけられていたと言って、三葉銀行のファイルを見せました。そこには計画倒産を指揮した人の名前が書いてあると告げました。そこには芝野の名前がありました。
芝野は飯島常務の所に行きました。飯島常務がみやびホテルをファンドからはずしたことを怒ると、隠し口座について捜査が始まったと鷲津から情報をもらったと言いました。そして、隠し口座と飯島常務の受け皿を用意してあると伝えてくれと言われたと芝野が言いました。芝野は鷲津から預かったお金を渡して、潜伏先も用意してあると言いました。飯島常務は車で逃げだしました。
ホテルで待っていた鷲津は、顧客データをもらいました。確認する間これを聞いてくれと言ってテープレコーダーを置きました。そのテープレコーダーから、鷲津の父親の声が聞こえてきました。鷲津に電話をした時の録音で、飯島常務にやられたと言っていました。それを聞いた飯島常務は「思い出した。花井順平や」とつぶやきました。
鷲津は、
「ワープジャパンの社長、花井順平は私の父親です」
と飯島常務にいいました。そして、父親は大蔵省の前で自ら命を絶ったといいました。飯島常務は復讐でもなんでもするがいいと言うと、カン違いするなと言って、いちばん許せないのは父親だと鷲津がいいました。それを聞いた飯島常務は、それがあたりまえだったし、銀行のためにやったことだといいました。鷲津は、だったら保身に走らずに銀行のために命を捨てるべきだったといいました。
そして、明日隠し口座のことが全て記事になるはずだといいました。飯島常務は怒りますが、
「しぬこといがいかすり傷だ!売国奴でけっこう。あんたをさらしてこの国の経済を腐らせてきた三葉銀行をつぶせたんだ。ハゲタカ冥利につきますよ!」
と鷲津は叫びました。
しばらくして、鷲津は芝野と会って、銀行をやめたんならホライズンジャパンにきてこの国を建てなおそうと提案しました。しかし、芝野は生き方が違うと言って断りました。みやびホテルは、貴子の努力でもちなおして、3年後には10億円の利益が出そうでした。
(⇒4話のあらすじ)
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キャスト
- 鷲津政彦 綾野剛、ホライズンジャパン・パートナーズ社長
- 佐伯宗徳 杉本哲太、鷲津の部下
- 中延五朗 光石研、鷲津の部下
- アラン・フジタ 池内博之、鷲津の部下
- 飯島亮介 小林薫、三葉銀行常務
- 芝野健夫 渡部篤郎、三葉銀行資産流動化開発室室長
- 芝野亜希子 堀内敬子、健夫の妻
- 宮部みどり 佐倉絵麻、健夫の部下
- 松平貴子 沢尻エリカ、ホテルフロントマネージャー
- 松平珠香 木南晴夏、貴子の妹、ホテルみやび従業員
原作の真山仁さんは、1962年生まれの小説家です。同志社大学卒業後、中部読売新聞の記者として活躍されあとフリーライターになられました。2003年に作家デビューされています。主な作品は、
- ハゲタカシリーズ
- 巨悪は眠らせない 特捜検事の標的(冨永検事シリーズ)
- オペレーションZ
などたくさんあります。どれも面白いのでぜひご覧になってみてください。
各話のあらすじ
以上、ドラマ「ハゲタカ」の3話のあらすじ(ネタバレ)と動画でした。
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