(引用:U-NEXT)
テレビ朝日の木曜日の夜9時からの新ドラマ、『グッドパーットナー無敵の弁護士』が始まります。1話の感想とあらすじ(ネタバレ)を書きます。
『グッドパートナー』は、竹野内豊さん演じるシングルファーザーが活躍する弁護士ドラマ兼ホームドラマです。『グッドパートナー』は、今までにない弁護士のドラマとしてかなりおもしろくなりそうです。1話目を見ましたが、かなり身近な問題を扱うみたいです。企業相手のビジネス弁護士のドラマとしては、堅苦しくもなく家族全員で楽しめるドラマだと思います。『グッドパートナー』のキャスト、感想、1話のあらすじ(ネタバレ)などを書いていきます。
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『グッドパートナー』のストーリー
新ドラマ『グッドパートナー』は、竹野内豊さんが主演の弁護士ドラマです。
弁護士のドラマと言えば『HERO』『リーガルハイ』『99.9』といろいろありますが、このドラマはちょっと違っています。
それは、弁護士と言っても、企業法務弁護士で、ビジネスロイヤーと言われている人達を描いています。
さらには、竹野内豊さんは、シングルファーザーで一人の娘のお父さん、別れた奥さんも企業法務弁護士で、同じ事務所に所属しているライバル弁護士なんです。なので、扱う案件は結構シビアなのですが、コメディタッチで描かれているので、家族全員で楽しむことができます。1話を見た限りでは、通常でしたらどうしようない案件なのですが、盲点と言うか相手の弁護士の弱い部分をついて、何とか勝てる作戦を考えているという感じが面白いですね。
これからの話題も予告を見る限りでは、身近にありそうな話ですので面白くなりそうです。
『グッドパートナー』のキャスト
『グッドパートナー』のキャストを紹介します。
- 咲坂健人 竹野内豊 神宮寺法律事務所のパートナー弁護士、エース
- 夏目佳恵 松雪泰子 神宮寺法律事務所のパートナー弁護士、咲坂健人の元奥さん
- 咲坂みずき 松風理咲 健人と佳恵の娘、今は健人と同居
- 神宮寺一彦 國村隼 神宮寺法律事務所の代表
- 猫田純一 杉本哲太 神宮寺法律事務所のパートナー弁護士
- 熱海優作 賀来賢人 神宮寺法律事務所のアソシエイト弁護士、咲坂健人のアシスタント
- 城ノ内麻里 馬場園梓 神宮寺法律事務所のアソシエイト弁護士、猫田純一のアシスタント
- 赤星元 山崎育三郎 神宮寺法律事務所のアソシエイト弁護士、夏目佳恵のアシスタント
- 茂木さとみ 岡本あずさ 神宮寺法律事務所のパラリーガル
- 九十九治 大倉考二 神宮寺法律事務所のパラリーガル
- 朝丘理恵子 宮地雅子 神宮寺法律事務所の秘書
神宮寺法律事務所では、代表の下にパートナー弁護士、つまりメインに活動する弁護士が3人います。それが、主演の咲坂健人(竹野内豊)、夏目佳恵(松雪泰子)、猫田純一です。マネジメントをしてます。大手になると、ジュニアパートナーとシニアパートナーに別れています。もちろん、能力の差ですね。
それぞれの弁護士の下に、アシスタント弁護士が一人ずつ付きます。それがアソシエイト弁護士。多くの会社では、ジュニアアソシエイトからスタートして、シニアアソシエイトになります。ようは、下働きです。
それとは別に、法律の知識は持っているのですが、弁護士ではない人達がいます。それがパラリーガル。法律関連の知識は持っていて、書類関連、手続き関連などの業務をしている人達です。弁護士の業務を補助しています。
さらに、秘書が別にいます。
ですから、実際の法律事務所に沿った形のドラマです。では、あらすじを見ていきましょう。
『グッドパートナー』1話のあらすじ(ネタバレ)
神宮寺法律事務所に、新人弁護士の熱海優作がやってきます。
神宮寺法律事務所のボス、神宮寺一彦から、教育担当となる弁護士の名前が告げられます。
それが、咲坂健人です。
イケメンで、神宮寺法律事務所のエース、パートナー弁護士です。
が、当の咲坂健人は、新人の教育担当なんていやだと半分キレ気味です。
そこに、熱海にとっての初めての案件がボスから咲坂健人に渡されます。
その案件とは、著作権侵害訴訟の弁護依頼です。
依頼は、
- 依頼人 デザイン会社「マミーデザイン」の重国夕子社長
- 依頼内容 帝都広告から著作権侵害を訴えられて、1億円の損害賠償金の請求
- 相手の弁護士 岬&マッキンリー法律事務所
内容は、
- 昨年5月に帝都広告からデザインを20万円で受注します
- デザインを設計して納品するも、内容が悪かったのでボツ
- ただ、マミーデザインより20万円で著作権を譲渡することが明記されてる発注書が残ってました
- つまり、その時点で使っても使わなくても、そのデザインの著作権は帝都広告のモノです
- 重国社長は、ボツになったデザイン画がゴミ箱に入れられるのを確認しました
- その後だいぶ経ってから、別な小さなデザイン依頼が青森県から来ます。
- 重国社長は、ボツになったのを知っていたので、つい、そのデザインに使ってしまいます。
- 帝都広告は、目ざとくそのデザインが使われているのを見つけて、訴訟を起こします。
- 20万円のデザインで、しかもボツにしたものでしたが、これから使うつもりだったということです。
- その使うつもりだったデザインが使えなくなったということで、経済的な損失が1億円と計算
- あきらかに、大手が中小をいじめるパターンです。
ここで、ドラマから離れてちょっと解説すると、
この問題の一番大切なところは、著作権です。
どんなに小さなものも、著作権があります。法律的にはいろいろあって難しいので、人が作ったものはあまり使用しない方が良いと覚えておいた方が良いと思います。
特に、このドラマのように、書類で著作権の譲渡が歌われている場合は、絶対です。本来なら、この場合で勝つことは100%ありません。
ちなみに、このサイトでは、そういった画像は一切使用していません。
ドラマに戻ります。
咲坂健人と熱海が話を聞いて事務所に戻ってきて、ちょっとムリっぽいとボスに報告します。
ボスには、得意先からの依頼のようで、なんとかしてくれと泣きつかれます。
咲坂健人と熱海は、帝国広告の顧問弁護士の岬&マッキンリー法律事務所に出向きます。
岬&マッキンリー法律事務所は、330人の弁護士がいる日本でトップ5の法律事務所です。
出てきたのは、香田和弘を筆頭に6名。
発注書をタテに、一方的に、マミーデザインの非を訴えて1億円を請求する旨を告げられます。
将来はいるべき収入が亡くなってしまったというのが、1億円の言い分です。
かなりの上から目線の態度に切れた咲坂健人は、値下げ交渉などせずに、徹底的に争うことを決意します。
事務所に帰ってからも、ボスに徹底抗戦をつげます。
「マミーデザインには、びた一文払わせません!」
ボスも初めは反対していましたが、相手が岬&マッキンリー法律事務所だと判ると、OKを出します。
そして、夏目、猫田にも咲坂を手伝うことを命令します。
夏目と猫田は、咲坂に対してムリだと言います。
咲坂は、「作戦は考え中」と言って二人を煙に巻きます。実は、咲坂には何か作戦があるようです。
翌日、咲坂は、帝都広告に対して2通の反訴状をおくります。
マミーデザインが帝都広告を訴え返してきたんです。
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- 著作権確認の訴え (発注条件自体が帝都広告に有利なので、契約として成立してない)
- 信用棄損に対する損害賠償請求 (訴えられたことでマイナスイメージができた)
逆襲と言っても、著作権侵害に対するものとしては、だいぶ小さい訴訟です。
帝都広告の法務部長とランチをしながら報告しますが、「ご安心ください。きっちり対応してつぶしますから」と言い切ります。
事務所で、咲坂は夏目に「こんなせこい手が通用するとは思えない」と言われてしまいます。
それがきっかけで、夫婦げんかに発展していきます。元夫婦ですが・・・
夜、猫田がお見合いをしているレストランに、夏目とボスが食事にきます。
そこで、夏目が愚痴をいっていると、ボスが咲坂のねらいに気が付いて夏目に咲坂の作戦を告げます。
夕食後、夏目が咲坂に電話をしていると、重国社長が倒れた知らせが入ります。
借金などの心労が重なったようです。
病室に向かう咲坂、夏目、熱海。
翌日、心底から頭にきた咲坂は、帝都広告に一人で乗り込み、法務本部長に啖呵を切ります。
弁護士バッジをはずして。
「傲慢なんだよ。アンタたちのやっていることはいじめだ。どんな小さな会社にも社員がいるんだ。その向こうには社員の家族がいるんだよ。まじめにやってる会社がつぶされて言い訳がないだろ。おれは、絶対にマミーデザインを守りってやる。守りますから。」
法務本部長は、にらむだけで言い返すことが出来ず、エレベーターに乗り込みます。
部下の課長に、
「弁護士会に懲戒請求しろ。あいつのバッジを取り上げてやれ」
言われた課長がため息をつきながら自分の席に戻ると、部下が岬&マッキンリー法律事務所の請求書を持ってきます。
そこに記載されていたのは、
420万円!
それをみた課長はぶっ倒れそうになります。
6人分の弁護士費用と、ランチしたときの費用などがすべて記載されています。
部下も、弁護士の費用にびっくりしています。
その頃、帝都広告と岬&マッキンリー法律事務所の打ち合わせで、再びマミーデザインから反訴状が届いたことが告げられます。
帝都広告の社員がマミーデザインの悪口を言っているというないようで、「不正競争防止違反」の名目です。
香田は、「たっぷり時間をかけて完璧につぶしますから」と笑っています。
青くなってるのは、課長だけ。
咲坂は、入院している重国の元に行き、相手を訴えられるような材料はないかと聞きます。
作戦を理解した夏目は、咲坂に協力をし始めます。
次に出た反訴状は、独占禁止法に基づく損害賠償請求。
事務所の人たちに愚痴を言い出す熱海。
咲坂が反訴状をパラリーガルやアソシエイト弁護士たちが見ると、うすうすわかってきます。
「もしかして、体力消耗、狙ってるんじゃないの?」
そうなんです。どんな小さな訴えでも、いちいち全部に対処しなくてはいけないんです。
そこには、弁護士費用が掛かるんです。
じつは、法律事務所の費用には、3つあります。
- 着手金・成功報酬金方式
- タイムチャージ方式
- 顧問方式
着手金・成功報酬金方式と言うのは、名前の通り、初めに半金を払って、成功したら残りの金額を払うようなことです。
タイムチャージ方式は、活動時間に応じて支払う方式です。大手の法律事務所のやり方はこれが多いです。
顧問方式は、年間契約とかする方式ですね。
岬&マッキンリー法律事務所の弁護士費用は、タイムチャージ制。
- パートナー弁護士は、1時間7万円
- アソシエイト弁護士は、1時間3万円
なので、6人で1時間30万円です。さらにランチミーティングとか、すべての行動がお金で請求されてしまうんです。
ということは、小さな訴訟でもずっと携わっていけば、お金がどんどン膨らんでいく訳です。
そして、法務部課長に届いた次の請求書は、886万円。
合わせて、1,300万円。
咲坂は、電話で新たな反訴状を贈ることを課長に電話で伝えます。
いつまでも反訴状が来ることでますます費用がかさむことに慌てた課長は、本部長の所に駆け込みます。
本部長も金額にはびっくりしますが、意地になって、「金なんかいくらかかってもいいんだ。とことん相手になってやる」と咲坂に電話で脅しを掛けます。
それを横で聞いてた課長は、
「だめです。本部長。2000万でもすまなくなります。もうやめましょう。役員の判断を仰ぐべきです。もはや本部長の裁量を超えています。私は、専務に報告します。」
と言って、部屋を駆け出していきます。
一方、神宮寺法律事務所では、「いくらかかっても」という本部長の言葉が皆に広まって、作戦失敗の空気が漂い始めます。
「もうだめです。岬&マッキンリー法律事務所に負けます。神宮寺法律事務所はつぶれます」
「しょせんはったりだもん。」
その時、咲坂のケータイが。岬&マッキンリー法律事務所の香田からです。
「訴えを取り下げます」
帝都広告の専務が訴えを取り下げることを指示したんです。
さらに、咲坂は、電話でキャラクターデザインをマミーデザインが使えるように交渉して、完全勝利をつかみ取ります。
事務所にいた全員、大喜び!
(⇒ 2話のあらすじ)
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『グッドパートナー』1話の感想
おもしろかったですね。2016今回勝てたのは、
- 法律事務所のタイムチャージ制
- 初めのデザインを使ってなかった
の理由からです。
タイムチャージ制ではなくて、成功報酬金でしたら100%ムリです。それほどおいしいしごとはなかったんじゃないでしょうか。
最近決まったオリンピックのエンブレムもそうですし、競技場のデザインでもそうです。
デザインには、かならず著作権が付いて回ります。それに対して、請求するのは当然の権利です。
ですから、あの佐野研二郎さんも、人生を棒に振ってしまったような感じがりますよね。
ほんとうのところ、デザインを登用したかどうかは分かりませんが、あれだけ話題になってしまったので、ほとんどデザインの仕事は無くなったそうです。つまり、人生を失ってしまったとうことです。
お金に変えられないものがうばわれてしまったのですから、気を付けなければいけないです。
次回は、ちょっと前に話題になったブラック企業やそこに働いている社員に関するものらしいので、楽しみです。
各話のあらすじ
以上、『グッドパートナー』のキャストや1話のあらすじと感想です。
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