ドラマ「下剋上受験」のキャストと相関図、1話のあらすじ、感想などをまとめました。阿部サダヲさん、深田恭子さん主演の中学受験がテーマで、実話をもとにしたドラマです。実際に桜井信一が体験談を書籍にされたものをドラマ化されています。
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目次
ドラマ「下剋上受験」のキャスト
桜井信一 阿部サダヲ
桜井信一は、中卒で不動産会社の熱血営業マンでこのドラマの主人公です。原作者の名前でもあります。
阿部サダヲさんは、1970年生まれの46歳の俳優、歌手です。千葉県出身で、1992年に舞台デビューされます。2007年、「舞妓Haaaan!!!」で映画初主演して、日本アカデミー賞主演男優賞優秀賞を受賞されました。2010年NHK「離婚同居」で連ドラ初主演、2011年「マルモのおきて」で民放の連ドラ初主演されて、大人気俳優になられました。NHK大河「おんな城主直虎」でも、徳川家康を演じられていて、第5話、2月くらいには出てくると思います。
桜井香夏子 深田恭子
信一の妻で佳織の母です。香夏子も同じ中卒で元ギャル。信一とはちょっと考え方が違って、毎日を楽しく暮らしたい派です。
深田恭子さんは、1982年11月2日うまれの34歳で、女優、歌手、タレントです。東京都出身で、1996年の中学校2年生の時に、ホリプロタレントスカウトキャラバンに応募してグランプリを受賞されて芸能界にはいられました。1997年、ドラマ「FIVE」で、女優デビューでされました。好きなことは、手紙を書くこと、水泳、ピアノ、作曲、マリー・アントワネットなどです。
桜井佳織 山田美紅羽
桜井信一と香夏子の娘です。負けず嫌いで明るい元気な女の子です。頭が良いと思っていたのですが、たまたま受けた全国共通小学生テストの結果が偏差値41でした。ショックを受けましたが、信一の暑い説得で、偏差値72の最難関中学、桜葉学園を受験することを決意しました。
山田美紅羽(みくう)さんは、2005年11月14日生まれの11歳の子役です。映画は、「母と暮らせば」「太陽」、ドラマは、「グーグーだって猫である」「瀬戸内少年野球団」などに出られています。
桜井一夫 小林薫
桜井一夫は、桜井信一の父親です。大工で、口は悪いですが心は優しい下町の江戸っ子親父です。男手ひとつで信一を育ててきましたが、香夏子と佳織を溺愛しています。桜井家は代々中卒なので、受験には反対しています。
小林薫さんは、1951年9月4日生まれの65歳の、日本を代表する俳優、ナレーターです。京都府生まれで、高校卒業後、唐十郎氏が主催する状況劇場に在籍されていたました。2009年にモデルの小梅さんと二度目の結婚をされていて男の子を授かっています。今公開中の「続・深夜食堂」に出られていますし、2017年公開予定の「キセキーあの日のソビト」「武曲MOUKOU」にも出られています。
長谷川 手塚とおる
長谷川は、桜井信一が勤めているスマイベスト不動産の部長です。売上至上主義で、口うるさい人です。
手塚とおるさんは、1962年生まれの54歳の俳優で北海道出身です。1983年舞台「黒いチューリップ」で俳優デビューされました。多くのドラマや映画のわき役として出演されています。最近の有名作では、映画「シン・ゴジラ」「天空の蜂」「図書館戦争」、ドラマ「刑事7人」「好きな人がいること」などに出られています。
楢崎哲也 風間俊介
楢崎哲也は、信一のスマイベスト不動産に転職してきた新人です。中学受験経験者で一流大学出身ですが、中卒の信一を慕ってる優しい青年です。信一の受験の相談相手になります。
風間俊介さんは、1983年6月17日生まれの33歳の俳優、声優です。東京都出身でジャニーズ事務所に所属されています。子供の頃、ジャニーズJr.として活動していて、山下智久さん、生田斗真さん、長谷川純さんとユニット「4TOPS」を結成しましたが、山下智久さんがNEWSに加盟したことで解散して、俳優業に専念されたそうです。2011年の「それでも、生きてゆく」2012年の「純と愛」で一躍人気俳優の仲間入りをされました。2013年5月に一般女性と結婚されています。好きなものはゲームとディズニーランド。2016年は、「猫なんかよんでもこない。」「エヴェレスト 神々の山嶺」「少女椿」「後妻業の女」の4本の映画に出演されていて、ひっぱりだこの俳優です。
松尾 若旦那
信一の中卒仲間で、居酒屋「ちゅうぼう」の店主。正義感が強く、なんでもズバズバと言って、信一のよきアドバイザーでもあります。
若旦那さんは、日本のレゲエグループ・湘南乃風の メンバーであるレゲエミュージシャンで、2011年に本人役でドラマに出ていますが、本格的な演技は、このドラマが初めてです。皆川猿時さんや岡田浩暉さんがいるので何とかなるのではないでしょうか。たのしみです。1976年生まれの40歳で、奥さんは、レゲエミュージシャンのMINMIさんです。
竹井 皆川猿時
信一の中卒仲間で、[バーバー竹井」の二代目です。
皆川猿時さんは、1971年生まれの45歳の大人計画所属の俳優です。宮藤官九郎さん率いるグループ魂では、港カヲルとして、司会、ボーカル、作詞を担当されています。映画「土竜の唄」では、原作ぴったりの福澄独歩役をされています。他にも多くの映画、ドラマ、舞台に出られている名脇役です。
梅本 岡田浩暉
信一の中卒仲間で酒屋をやっていますが、飲めません。
岡田浩暉さんは、1965年生まれの51歳の俳優、歌手です。群馬県出身で、関東学院大学を卒業されたあと、一時期サラリーマンをされていましたが、To Be Continuedのボーカルとして、1991年に「君がいたから」でデビューされました。2000年には音楽活動を休止して、俳優活動に専念されています。「逃げ恥」の石田ゆり子さんの昔の同級生役で出られていましたし、「IQ246」「キャバスカ学園」「スニッファー」などにも出られています。
杉山 川村陽介
信一たちの後輩で大工です。中学校卒業と同時に信一の父、一夫に弟子入りをしました。
川村陽介さんは、1983年生まれの33歳の俳優です。埼玉県出身で、2000年にオーディションが受かって映画「死者の学園祭」でデビューされました。2011年に中学の同級生と結婚されて、お二人のお子さんがいらっしゃいます。
徳川直康 要潤
信一の同級生で、東大卒、大手ゼネコンの二代目社長です。妻と離婚して、娘の麻里亜と二人暮らしです。しかし、仕事一辺倒だったので、娘との関係は冷え切っていて、どうやって娘とコミュニケーションをとっていくか悩んでいます。
要潤さんは、1981年生まれの35歳の香川県出身の俳優です。イタリア料理店で料理人として働いたりした後、2001年、「仮面ライダーアギト」で俳優デビューされました。2002年の昼どら「新・愛の嵐」で、ヒロインの相手役を務めて大人気になりました。イケメンヒーローブームの火付け役です。現在は、本当に多くのドラマ、映画に出られています。吉本新喜劇を見て育ってきたと言われていてるので、イケメンなのに、チョット喜劇っぽい役が多いです。
徳川麻里亜 篠川桃音
直康の一人娘で、佳織の小学校に転校してきます。父親への反抗心が強くて、中々心を開く事ができないでいます。佳織とおなじように中学受験を目指しています。
篠川桃音さんは、2006年生まれの10歳の子役です。3歳のころからドラマに出られていて、「八日目の蝉」「ゲゲゲの女房」「ランナウェォイ」「MOZU」「早子先生」「バースデー」とか、多くのドラマ、映画に出られています。
小山みどり 小芝風花
佳織の小学校の担任の先生です。中学受験には反対の様です。
小芝風花さんは、1997年生まれの19歳の女優さんです。2011年のオーディションでぐらんぷりをじゅしょうされて、2012年のドラマ「息もできない夏」でデビューされました。2014年には、映画「魔女の宅急便」で映画初主演されています。この映画でブルーリボン賞新人賞を受賞されています。2017年の春公開予定の映画「天使のいる図書館」で主演を演じられます。
ドラマ「下剋上受験」の相関図
桜井信一(阿部サダヲ)は、元不良で中卒の不動産会社の熱血営業マンです。今までも、中卒の壁が大なり小なりあって、いろいろ苦労してきましたが、娘の佳織(や山田美紅羽)や妻の香夏子(深田恭子)には苦労させたくないと、貧乏でも楽しく前向きに生きています。
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妻の香夏子も信一と同じ中卒で元ギャルですが、節約上手のてきぱき主婦で、毎日笑って暮らしていけばいいと思ってる超楽天家の主婦です。
そんなある日、娘のテストの点数に信一がショックを受けます。自分たちと同じような苦労をさせたくないと、娘とともに受験に励むことを決意しますが、一方で、今の時間と友達を大切にしたほうが良いと、香夏子は反対をします。
そんな桜井家を取り巻く人達には、信一と同級生ですが、東大卒で社長をしている徳川直康(要潤)とその娘で佳織と同級生の麻里亜(篠川桃音)、信一の勤める会社スマイベスト不動産の長谷川(手塚とおる)と楢崎哲也(風間俊介)など、高学歴の人たちがいます。
逆に、毎日を楽しく暮らしている信一の中卒仲間の4人組もいます。
はたして、高学歴が良いのか、それとも香夏子が言うように今の時間や友達を大切にして生きていくのが良いのか、どちらがいいのでしょうか?物語が進んでいきながら、かんがえてみてはどうでしょうか。
ドラマ「下剋上受験」1話のあらすじ
1年半前、全日本統一小学生テストのテストの結果が郵送で帰ってきました。家族みんなで楽しみにあけてみると、なんと偏差値41で、下から数えた方が早いほど、できていませんでした。
翌朝、信一(阿部サダヲ)が出勤すると、新入社員の楢崎哲也(風間俊介)を紹介されます。さっそく、タワーマンションの内覧に行って不動産の営業のいろはを教えていきます。楢崎は東西大学出でアメリカにも留学した秀才で、セレブのお客さんとも話があいました。
その夜、信一は香夏子(深田恭子)に、娘の佳織を塾に行かせたいと頼みましたが、却下されてしまいます。
翌日、タワーマンションのお客様から電話があって、楢崎に担当をしてもらいたいと言われてはずされてしまいます。その後も、学歴にコンプレックスのあるお客さんにあたってしまいました。その夜、信一はいつもの松尾の居酒屋に行って、学歴のせいでお客さんをとられてしまったことを愚痴ってしまいます。帰り道、塾のチラシを拾って、入塾テストだけでも受けさせてくれと香夏子に頼みました。
入塾テスト当日、病院から連絡が入りました。入院している信一の父・一夫(小林薫)が、テレビを壊そうとしたようです。一夫に聞くと、気に入らないやつトクガワ開発社長・徳川直康(要潤)がテレビに映っていたからだそうです。しかも、他にもいろいろクレームがあって、病院を退院してもらいたいと言われてしまいました。一夫は大工ですが足場から落ちて足を骨折してしまったんです。そのまま、信一の家に連れて行きました。
その夜、食事をしていると、TVで誤認逮捕のニュースがでますが、香夏子と一夫が「五人逮捕」だとかんちがいしていて、信一はショックを受けてしまいます。さらに、佳織が学歴がなくて、ろくでもない旦那と結婚して、毎日の生活が苦しくて、結局ドロボーして逮捕されてしまうという夢を見てしまいます。
入塾テストの結果発表の日、信一と佳織が結果を聴き機に行くと、テストの結果は最低でした。担当のひとから「今から頑張れば、そこそこの大学は目指すことができます」と言われてしまいます。信一は、怒って帰りますが、その途中、佳織に「勉強しなくていいの?そしたら、佳織、中卒かな~?」とつぶやかれてしまいます。信一はその言葉で、佳織の将来のことを考え始めて、ネットで生涯年収とか、中学受験とかを調べ始めます。出てきたHPは、偏差値72の最難関中学、桜葉学園でした。そこにはバラ色の将来を約束させるような言葉がいろいろ書かれていました。
その夜、先日見た夢の話を香夏子と佳織と一夫に話しだします。「人生は途中から変えられない、しまったと思っても途中からじゃ無理なんだよ。見えない天井があるんだよ。がんばって階段上っても、そこから上に行けないんだよ。別な入口があるんだよ。人生のもっと早い時にその入り口があるんだ。佳織はまだ間に合う。今から頑張れば間に合う。目指せ、偏差値72、桜葉学園合格!」と言いだします。
香夏子からは、「信一の考えをカオリに押し付けてるだけよ」と言われてしまいます。佳織も何も答えませんでした。
翌日、信一は、昨晩のことを思いながら叫んで走り出しました。会社に行くと、先日のお客さんから断られてしまいます。それでもがんばる信一でした。すると、佳織と途中で会いました。佳織は信一に向かって叫びました。
「私、勉強する。中学受験する」
(⇒ 2話のあらすじ)
各話のあらすじと視聴率
- 1話のあらすじ 10.9%
- 2話のあらすじ 10.6%
- 3話のあらすじ 7.4%
- 4話のあらすじ 9.0%
- 5話のあらすじ 8.1%
- 6話のあらすじ 8.1%
- 7話のあらすじ 7.7%
- 8話のあらすじ 5.0%
- 9話のあらすじ 7.1%
- 最終回のあらすじ 8.0%
(視聴率はビデオリサーチ関東調べです)
ドラマ「下剋上受験」のスタッフ
ドラマ「下剋上受験」のスタッフは、
- 脚本 両沢和幸
- 演出 福田亮介、吉田秋生
- 原作 桜井信一『下剋上受験』
- 主題歌 斎藤和義『遺伝』
脚本の両沢和幸さんは、1960年生まれの56歳の脚本家、演出家、プロデューサー、監督です。明治大学商学部を卒業されています。代表作は、
- 白鳥麗子でございます
- ナースのお仕事
- 味いちもんめ
- 刑事110kg
- 警部補・杉山真太郎
などです。
演出の二人のうちのひとり、福田亮介さんは、
- 仰げば尊し
- 重版出来!
- ダメな私に恋してい下さい
- 仮カレ
- 空飛ぶ広報室
などを演出されています。
もう一人の吉田秋生さんは、1951年生まれの65歳のTBS所属の演出家です。代表的な作品は、
- 親子ゲーム
- ママはアイドル!
- パパはニュースキャスター
- はいすくーる落書き
- トリプルキッチン
- 表参道高校合唱部!
などです。1980年代から活躍されている方で、親子関係のドラマの演出が多いですね。なので、かなりおもしろくなると思います。
原作は、桜井信一さんの「下剋上受験」です。名前を見ればわかりますが、桜井信一さんの実話を小説にしたものです。実際にご自分のお子さんの中学受験を体験されて、その時に書いてあったメモを元に小説にされたそうです。桜井さんご自身も、ドラマの通り中卒でガテン系の職業をされていて、お子さんと一緒になって勉強をされたそうです。言ってみれば、ビリギャルの中学受験版みたいなものですが、どちらも実話だけに参考になる部分が沢山あると思います。
主題歌は、斎藤和義さんの『遺伝』です。動画がアップされたら載せていきます。このドラマにぴったりの唄でした。動画がありましたので、載せておきます。
今までも、いろんなお受験ドラマがありましたが、このドラマはオモシロくなりそうです。なんといっても、安定した阿部サダヲさんの演技と、深田恭子さんの母親姿が見どころではないでしょうか。ダメ恋でメチャクチャ綺麗だった深田恭子さんなので、ファンの中で「母親役~?」という疑問の声も上がっていますが、逆にあんなきれいなお母さんだったら、最高ですよね。さらにファンが増えると思います。とても楽しみです。
以上、ドラマ『下剋上受験』のキャスト、相関図、1話のあらすじ、スタッフなどの情報でした。
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