ドラマ「フランケンシュタインの恋」の5話のあらすじ(ネタバレ)と感想です。研は大昔、継美の先祖と何かあったことを思い出します。そして、継美が長生きできるように、継美に恋をします。
スポンサーリンク
ドラマ「フランケンシュタインの恋」5話のあらすじ
稲庭は、天草に会いに行って、研の事を話します。
「フランケンシュタインなら家にいます」
ADに聞かれると、研の性格やどういうひとかを話します。それを聞いて天草は、
「稲庭さんは、何を伝えに来てくれたんですか?フランケンシュタインさんに内緒で、我々にコンタクトをとってきてくれたんですよね」
と鋭い質問を稲庭にします。すると、
「あなた方の意図を知りたい」
と答えます。研をおもしろがって、いたずらにネタにすることをやめてもらいたいんだと告げます。天草は、
「ますます、興味がわいてきます。会わせてください」
と言います。それを聞いて、稲庭は、研は本物の怪物だから会うには危険が伴うと拒否します。
研と継美は、お地蔵さんの前にいます。継美は、姉に心配させないように、本当の事を話さないでくれと研に頼みます。嘘をつきたくないという深志研に対し、津軽は
「生きていくためには、嘘もつかなければなりません」
とお願いします。津軽から、普通の人を混乱させないために、悩みや心配させないために必要だから二人で秘密を守りましょうと言うと、納得します。
継美は、研を姉の晴果(田島ゆみか)と祖母の日立叶枝(木野花)に会わせます。研はうまくウソを言ったりして二人を信じてもらいます。研と継美は稲庭工務店に連れて行って夕食を食べに行きます。そこに稲庭が帰ってきます。話があると部屋に連れて行こうとすると、社長にここで話せと言われます。しかたなく、稲庭は天草が会いたがってると言います。津軽は心配しますが、研は天草に会いたいと答えます。津軽は、稲庭の本心を聞こうとしますが、「継美のことが心配で」とだけ言います。
翌日、研が部屋にいると、飯塚(葉山奨之)がやってきて、母親が病気なので金を貸してくれと研に頼みます。研は、病気を治してくれと、先日もらった給料を全部渡します。さらに、飯塚から秘密にしてくれとお願いされます。美琴(川栄李奈)がそれに気が付きます。痕をつけていくと、あるスナックに入っていき、そこにいたママに研からもらった給料袋をたたきつけて出て行きます。扉の外には美琴がいて、飯塚は逃げ出します。
その頃、天草が一人で稲庭に会いに来て、稲庭工務店に連れてきます。津軽も来ていて、天草が、「研の恋人ですか?」と聞くと、継美はうなずきますが稲庭は否定して、研を迎えに行きます。二人きりになった継美は、どうして興味を持ったのか、天草に聞きはじめると、そこに研がやってきます。挨拶が終わると、散歩に行くことになります。
今までのことを天草から聞かれながら答えて歩いていきまた。そのあと、回転ずしにいって、びっくりしながら海のものを食べます。天草は、
「津軽さんは、研さんの恋人になる気はないんですか?津軽さんが連れてきたんですよね。研さんが、世間を知らないってことは重荷になりませんか?それともただの興味本位?」
「わたしは、ただ、助けたいと思っただけです」
「助けたい?どうすれば、研さんを助けることになると思ってるんですか?」
「研さんは、津軽さんのそばにいたいだけのような気がするな~」
「それには、どうこたえるつもりですか?」
「そばにいたいだけではありません。つがるさんをよろばせたいんです。こいをするとは、そういうことだとあまくささんもラジオでおしえてくれました」
「そうでしたね」
食事が終わった後、天草は研と二人で話したいと言います。稲庭は反対しますが、継美が、
「それは研さんが決めることです」
というと、研は笑顔でうなずきます。
天草は海に連れて行きます。何で、継美に恋をしたのかを聞きましたが、うまく答えられませんです。すると、天草は自分の事を話しだします。昔、恋人と一緒に上京してミュージシャンを目指したんですが、うまくいかなくて、その子のせいにして遠ざけて行きます。とことんひとりにしてしまい、最後は、その子はじぶんで命を絶ってしまいまったんです。
「その子のきもちを、何にもわかっていなかったの。これが人間だよ。研さん。どんな好きな人でも、その人のこともわからないの。自分がダメならわからないの。研さんは、人間の事、まだなにもわかってない。津軽さんのこともわかってない。おれとおんなじだよ」
そのあと、歌をやめてラジオの仕事をもらったんですが、人間のことを知りたくて、ずっと悩んでると言います。そして、
「俺とラジオに出てみない?ラジオに出て、おれと一緒に人間について悩んでみない?津軽さんのことを知るには、もっと自分のこころをひろげないと」
夜になって、稲庭工務店に一人で帰ってきます。稲庭に呼ばれて工務店に行くと、みんなが集まっています。真ん中に飯塚がうなだれて座っています。飯塚に金を渡したのがばれていたんです。皆でお金を返してもらいにスナックに行きます。美琴は金を返せと飯塚の母親とそこにいた父親代わりのひもに迫りますが、飯塚はどうしても母親に逆らえない様です。
研は、そのひもに近づいて行って、
「あなたはいいづかさんにかんしゃしましたか?いいづかさんは、ぼくにおかねをかりるときになんどもなんどもありがとうといいます。それはうそかもしれないけど、いいづかさんのおもいやりです。ぼくへのおもいやりです。いいづかさんにかんしゃしたんですか?」
ひもは、飲んでたワインを研にぶっかけて蹴飛ばします。中に入った継美がはねとばされると、それを見ていた研のほっぺたが白くなってきます。
研の前に飛び出した継美は、大声で、
スポンサーリンク
「だめ。大丈夫。落ち着いてください。わたしはあなたがすきです。大好きです。これは本当です。あなたが好きです。だから、わたしのために我慢してください。おねがいします」
そういうと、しろいものが消えて行きます。
それと同時に、飯塚がヒモに襲い掛かって店の中が大混乱になります。
店の前で、飯塚が給料袋を研に返します。
「すいませんです。研さん。ありがとうございます。感謝してるのは、ウソじゃないっす。これからも一緒に働かしてください」
「いいづかさん、いっしょにがんばりましょう」
職人たちが行った後、
「つがるさん、ありがとうございます」
「いえ、こちらこそ」
部屋に戻った研は、継美が言った言葉を思い出しています。そして、天草に言われたことも思い出して、再び、天草にお悩み相談をします。
「ぼくは、人間をもっと知りたいです」
継美は、祖母の叶枝をお地蔵さんに連れて行きます。叶枝は、先祖のサキさんが立てたものじゃないかと言います。継美は研究所に行って、研は、昔ここにあった病院の患者ではなかったのかと教授に言います。そこに、稲庭が、天草と研が一緒に東京に行ったと言いながら入ってきます。天草にラジオに出たいと言ったようです。
天草ラジオが始まります。天草が、放送ブースの中に研を招き入れます。
「はい、ぼくがフランケンシュタイン、120歳です」
(⇒ 6話のあらすじ)
ドラマ「フランケンシュタインの恋」の1話から最終回までの全話や見逃した回の動画を、Huluという動画配信サービスで見れます。Huluは2週間の無料お試しをしていますので、それを利用して無料で見れます。詳しいことはこちらから。
ドラマ「フランケンシュタインの恋」5話の感想
おもしろかったですね。研はウソや思いやりを覚えてきます。これからどんな展開になるのか、ちょっと想像できなくなってきます。来週が楽しみです。
今回のテーマは、「ウソ」です。ウソにもいろいろあって、簡単に言うと、だますことと、思いやりだと継美は言っています。その違いは、継美は相手のためになること、利益になると事が思いやりで、その逆がダマす、詐欺だといいます。とくに、お金が絡んでくると、だます人が増えてきます。
単純に「だます」と「おもいやり」だけでなくて、色々なウソがあります。相手のことを想っていても、小さな親切大きなお世話みたいなものもあるし、本当に信じてる場合もあります。例えば、宗教関連ですね。「神さまが見ていてくれる」というのは、ウソでしょうか?思いやりでしょうか?それとも真実でしょうか?もっとかんたんなことでは、「1+1=2」というのはどうでしょうか?見方を変えるとまちがってるかもしれません。
考え始めていけばますますわからなくなるので、天草も悩んでいると思います。「ウソ」も人それぞれの考え方でいろいろありますので、わたしは人を喜ばせることができるかどうかが大切なんじゃないかなと感じます。「うそ」ではなくて、お「思いやり」で人を喜ばせて行けたらいいな~と思います。
今回の天草の言葉で胸に残っていたのは、研に、海辺で話していた言葉です。
「どんな好きな人でも、その人のこともわからないの」
どう思ってるか、何を考えてるか、やはりその人じゃないとわからないですよね。だから、その人のことが好きになってしまうと思います。全部わかってしまったら、面白くありません。天草の言葉の本当の意味は、「わからなかった」のではなくて、「わかろうとしなかった」とだと思います。わかろうとしなかったから連絡を断ってしまったんです。どうやっても、その人の気持ちはわからないのですが、わかろうとする気持ちが大事なんじゃないでしょうか。そのうえで、喜ばせてあげることで幸せになっていくと思います。
かなり、難しいのですが、相手をどうやったら笑顔になるかをちょっとずつ考えて行きたいな~と感じます。来週は、研がラジオでどんな話をするのか楽しみですね。さらに、天草の言葉が楽しみです。
ドラマ「フランケンシュタインの恋」のキャスト
- 深志研 綾野剛、怪物
- 津軽継実 二階堂ふみ、大学生
- 津軽晴果 田島ゆみか、継実の姉
- 日立叶枝 木野花、継実の祖母
- 鶴丸十四文 柄本明、継実の大学の教授
- 稲庭聖哉 柳楽優弥、大学院生、継実の先輩
- 稲庭恵次郎 光石研、稲庭聖哉の父親、稲庭工務店の社長
- 室園美琴 川栄李奈、稲庭工務店の職人
- 宍喰丈 篠原篤、稲庭工務店の職人
- 飯塚光毅 葉山奨之、稲庭工務店の職人
- 米子秋良 中村無何有、稲庭工務店の職人
- 玉名瑠以 大西礼芳、稲庭工務店の事務員
- 天草純平 新井浩文、ラジオ番組のレポーター
- 十勝みのる 山内圭哉、ラジオ番組のDJ
- 大宮リリエ 水沢エレナ、ラジオ番組のDJ
- 牛久輝成 森岡龍、ラジオ番組のスタッフ
- 深志研太郎 斎藤工、深志研(綾野剛)の父
各話のあらすじ
以上、ドラマ「フランケンシュタインの恋」の5話のあらすじ(ネタバレ)と感想などです。
コメント