ドラマ「フランケンシュタインの恋」の最終回のあらすじ(ネタバレ)と感想です。120年前のことをすべて話した呼六は、病院に行って継美の手を握り締めました。すると、奇跡が起こって継美が目を覚ましました。最終回はどうなるのでしょうか。
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ドラマ「フランケンシュタインの恋」最終回のあらすじ
昏睡状態の津軽継美(二階堂ふみ)の手に深志研(綾野剛)の手が触れると、ピンク色のものが舞い上がって、彼女が目を覚ましました。深志研の持っていた菌が津軽の遺伝子に何らかの影響を与えて、奇跡が起こりました。稲庭は、すぐに姉と祖母を迎えに行きました。
継美のMRIをとると、ブランチ病の脳の出血は何の痕跡がありませんでした。医者もこんなことは初めてだと言いました。研は、思い出したことを継美にすべて話しました。
ラジオ局では、プロデューサーたちから天草が起こられてるところに、DJの十勝(山内圭哉)と大宮リリエ(水沢エレナ)がやってきて、
「天草さんは、さいごまで、あの人に自分の言葉を届けただけでしょ」
と、天草の擁護をしてくれました。天草は、
「ありがとうございます。おれは、利用していたんですよ。ラジオで怪物を生んだのは間違いなく俺です。けど、おれは最後までその怪物のことを好きだったんです。好きだったことにほっとしているんです。すみません。だから、全部おれの責任です」
というと、稲庭から電話がかかってきました。継美の病気を研が治したと報告しました。
退院した継美は、教授の所に挨拶しに来ました。教授は、仕組みはまだわからないけど、継美の遺伝子を覚醒させた、遺伝子の革命を起こしたと二人に言いました。そして、これからどんなふうに生きて行くのか、これからがたいへんだと研に言いました。
継美と研は、お地蔵さんの所に行きました。
「津軽さん、これからどんなに大変でも、ぼくは大丈夫です。僕にできることをやろうと決めました」
「わたしは、あなたに感謝しています。あなたは、山部呼六さんであり深志研さんです。わたしは、津軽継美であり、サキさんです。あなたが好きです。120年前から」
二人は、カレーを食べたり、写真をとったり、手をつないであちこち行きました。
その日の夜、居酒屋で継美の退院祝いをしました。話題は研に集中しました。昔は医者を志していたので本当は医者をしたいのでは?と聞くと、職人をしたいと言いました。が、宍喰丈(篠原篤)は、「このままいても職人になれないかも」と突然言い出しました。社長は制しましたが、職人たちが、研がいるせいで仕事がキャンセルになってると話し始めます。それを聞いた研は、「すぐに出て行きますから」と言います。が、社長は、そういうもんじゃない、おれの人生や生き方も全部裏切ることになると言って、研を引き留めました。
その帰り道、継美が工務店の皆が受け入れてくれたから、他の人も受け入れて行くと研を慰めると、継美を抱きしめながら
「みんなが幸せであることが僕の一番の願いですから。津軽さんも。大学で勉強、がんばってください。幸せになってください」
「わたしはしあわせですよ」
翌日、稲庭工務店に保健所の人と警察がやってきました。近隣の住民から訴えがあったのでやってきたと言います。研に事情を聴きたいと言います。社長が断ると、住民が得体のしれない菌におびえてるからお願いしますと言って、調べた後で研が完全な人間であると確認獲れたら帰ってこれると言います。研はそれを聞いていて、
「社長、ぼくは行きます。ラジオに出た以上、こうなることは覚悟していました。誰にも迷惑かけたくないですから」
と答えました。
稲庭も必死になって止めますが、
「どこに行っても津軽さんといっしょです。いつも皆さんの幸せを願っています。今まで本当にありがとうございました」
と深々と頭を下げて出かけて行きました。
車に乗ろうとすると、稲庭が叫びました。
「待てよ研さん、いかなくてイイよ。これ以上人間の都合に合わせなくていいよ。研さんは、生きたいように生きればいいんだって。害を与えてるのはどっちなんだー!にげろー!美琴ー」と叫んで全員で研を逃がそうとしました。美琴が車を運転して、研を乗せて山に連れて行きました。
山に登る登山道の所で研をおろすと、
「津軽に会わなくていいのか?なんて知らせればいいんだ」
「何も言わないでください。津軽さんには、津軽さんの人生を生きてほしいんです」
「そんなこと言ったって、津軽がかわいそうだろ」
「津軽さんの幸せを守りたいんです」
「わかるけど、そんなのさみしいじゃねえかよ」
「室園さん、ありがとうございました。稲庭先輩に、美琴って呼ばれてよ勝手ですね。僕も、美琴さんに会えて幸せでした」
「これは仲間の挨拶だ。いつでも戻ってこいよ。関係ない奴なんてすぐ忘れるんだから」
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「美琴さん、お元気で」
そういうと、山の中に帰っていきました。
美琴は稲庭を連れに警察に行きました。工務店に戻ってくると、継美がやってきました。森に行ったと聞いた継美は急いで森に行きました。
研が警察を振り切って逃げたことで、ラジオの番組はなくなり、天草も現場から干されてしまいました。
継美は研の家につきましたが、研の姿はありませんでした。少し離れた所から継美のことを見てると、さらに奥に入っていきました。
1年後、研究室で稲庭が絶叫しました。長野県の信濃大学で、ある原生林でアカナリカミタケを発見したというニュースを見つけたんです。ゼッタイ、研のアカナリカミタケモドキだよと継美に教えました。
継美は、その原生林に向かいました。継美は、アカナリカミタケモドキを見つけてとろうとすると、がけから落ちてしまいます。が、途中で研が現れて、助けてくれました。研に会えた継美は、涙を流しながら、
「深志さん。これを探しに来たんです。わたしは、ずっと、あなたのことが好きです。会いたかった」
研は何も言わずに抱きしめました。
研と継美が歩いて森から出てくると、そこには稲庭と教授がいて、コーヒーを飲もうとしていました。研を見ると、稲庭はかけて行って抱きつきました。
稲庭は県に見せたいものがあると言って、歩いていきました。そこには大きなキャンピングカーが置いてありました。中は研究室のようになっていて、そこで菌を培養することができると言います。教授はそのキャンピングカーを使って、研の中の菌を研究していって、世の中のために使っていきたいと説明します。その研究に研も参加して、難病を一つでもなくすために一緒に研究していってほしいと言いました。継美も、
「これは、あなたと命をつないでいくことになります。それがわたしの夢になります。一緒に革命を起こしましょう」
「ボクは人間の役に立てるんですね」
「それをこれから証明するんだ」
「必ず証明するから。研さん」
「はい、わかりました」
と、研は泣き出しました。
数十年後、飛行機に乗った稲庭と美琴の孫が研の家にやってきます。数順年前と同じ顔をした研から、新しい菌をてわたされて、帰っていきました。
1年前、継美はすでに亡くなっていました。
(おわり)
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ドラマ「フランケンシュタインの恋」最終回の感想
おもしろかったですね。全体的なファンタジーの感じがとてもよかったです。120年前のサキはと呼六は抜群に良かったですね。あの部分をもう少しふくらましてくれれば良かったかもしれません。そして、病気が治った後の継美が、サキのようになって、研と暮らしながら生きて行くことももう少し長く映してくれたらと感じました。1話分、短くしたようなイメージでした。底だけ残念でしたね。
ドラマ「フランケンシュタインの恋」のキャスト
- 深志研 綾野剛、怪物
- 津軽継実 二階堂ふみ、大学生
- 津軽晴果 田島ゆみか、継実の姉
- 日立叶枝 木野花、継実の祖母
- 鶴丸十四文 柄本明、継実の大学の教授
- 稲庭聖哉 柳楽優弥、大学院生、継実の先輩
- 稲庭恵次郎 光石研、稲庭聖哉の父親、稲庭工務店の社長
- 室園美琴 川栄李奈、稲庭工務店の職人
- 宍喰丈 篠原篤、稲庭工務店の職人
- 飯塚光毅 葉山奨之、稲庭工務店の職人
- 米子秋良 中村無何有、稲庭工務店の職人
- 玉名瑠以 大西礼芳、稲庭工務店の事務員
- 天草純平 新井浩文、ラジオ番組のレポーター
- 十勝みのる 山内圭哉、ラジオ番組のDJ
- 大宮リリエ 水沢エレナ、ラジオ番組のDJ
- 牛久輝成 森岡龍、ラジオ番組のスタッフ
- 深志研太郎 斎藤工、深志研(綾野剛)の父
各話のあらすじ
以上、ドラマ「フランケンシュタインの恋」の最終回のあらすじ(ネタバレ)と感想、動画などでした。
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