ドラマ「CRISIS(クライシス)公安機動捜査隊特捜班」7話のあらすじと感想などをまとめました。ドラマ「CRISIS(クライシス)」は、小栗旬さん、西島秀俊さん、田中哲司さん、石田ゆり子さんがでられるアクション満載の骨太な刑事ドラマで、1話完結ですので毎回見なくとも楽しめます。ゲストは今井悠貴さんです。
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CRISIS(クライシス)7話のあらすじ
5人の学生の様な男子がファミレスで勉強していました。その中のひとりが、腕時計を見て「そろそろ始めよう」とPCを取出しました。そして、日本経済連盟というサイトに何かをアップロードすると、
「終わったよ、西郷さん」
西郷さんと呼ばれた男子は、
「計画の成功を祈ろう。この国の未来のために」
と言って、ゆっくりと握り拳をつきだしました。他の4人もそれにならい、「この国の未来のために」とつぶやきながら、拳を合わせました。
10時のニュースで、日本経済連盟のサイトが平成維新軍によりハッキングされて犯行予告の声明文が出されたと報道されます。そこには、三日後の6月9日午後1時に何かの破壊活動を起こすと書かれていました。
青沼公安総務課長(飯田基祐)は、土岐田公安部長に呼ばれました。先日の警視総監の件で鍛冶警備局長(長塚京三)に注意しろとやんわり言われました。帰り道、鍛冶に会うと、平成維新軍を阻止するために特捜班をフル活動させろという命令を下されます。
特捜班の中では、平成維新軍の目的がわからずに困惑していました。ハッキングして発信したPCは、ウィルス感染して乗っ取られたPCでした。その話を聞いていて大山は浮かない顔をしていました。田丸(西島秀俊)が気付いて声をかけると、昔の事を話しだしました。大山は、「トゥルーストゥルーパーズ」というハッキングチームに入っていたんです。大山は、坂本(今井悠貴)とよばれる人間と二人でチームを作りました。その時に使っていた言葉が、平成維新軍の声明文にちりばめられていたので、そのチームが平成維新軍になったと断定します。坂本が一度だけ違うメルアドからよこしたことがあって、そのIPアドレスを特定したといいます。
それをたどって、坂本を見つけて田丸と稲見が連行していきました。吉永班長(田中哲司)と樫井(野間口徹)と大山は、坂本の家に行って、部屋の中を探しました。本棚の後ろから、以前犯行に使われた白いマスクを見つけました。
西郷は、坂本空の連絡が途切れて逮捕されたことに気が付き、ネットの連絡用のチャンネルを閉じました。
特捜班室に帰ると、吉永は坂本の取り調べを始めて、大山と樫井はPCとスマホの解析を始めました。ですが、どちらも一筋縄ではいきませんでした。そこで、大山に取り調べをさせました。条件はカメラで写さない事でした。初めて坂本は口を開きましたが、昔の一緒にハッキングしていたころの話でした。大山は、やってることが卑怯とか、唯の詐欺師で尊敬なんて勝ち取れないと挑発しましたが、坂本の顔には何も浮かびませんでした。
一方、平成維新軍は、射撃の訓練を山の中で行っていました。
吉永が取り調べをしていると、坂本が勢いよく口を開き始めます。この社会を変えなければいけないという考えをとうとうと話しだしました。そして、不当逮捕じゃないかと開き直りました。
犯行日前日の夜、大山は稲見に言われて手動でパスワード解除を始めました。
犯行日。衆議院の本会議が開かれるということで、警察は最大限の警備をひいていました。大山が、もう一度坂本と話をすると、「君の必死な表情を見るのが一番楽しいよ」と言われます。それを聞いた大山は、パスワードがひらめきました。昔、一緒に銀行をハッキングした日付でした。
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PCを開くと、標的が分かりました。5人の閣僚たちの大学生の子供が標的でした。特捜班が出動しました。一人ずつ別行動をして、子どもたちを襲う平成維新軍を逮捕することができました。取り調べを受けてる坂本も逮捕されましたが、満面の笑顔を見せながら叫びました。
「でも、すぐに維新軍の活躍が見られるよ。ぼくたちは、この国の英雄なんだ!」
(⇒ 8話のあらすじ)
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CRISIS(クライシス)7話の感想
おもしろかったですね。ストーリーは別にして、やはりアクションが素晴らしくカッコ良かったです。とくに、西島秀俊さんの、表情を変えずに簡単にやっつけてしまう所は思わず声が出てしまいました。あのアクションをするためのストーリーなので、多少おかしくても、納得してみてしまいます。
ただ、全体を通してスカッとしないのは、立場があやふやなせいではないかと思います。多くの人は勧善懲悪が好きです。水戸黄門とか、戦隊もの、ヒーローものなど、新年を持った正しい人が悪い人を対峙していく物語が好まれます。その部分で見ると、特捜班は正義でもなく、悪でもない中途半端になっていると思います。それは、子どもたちを逮捕する時のセリフです。「時期を待て」「大人になったら」なんて、相手を扇動するセリフを言いながら逮捕しました。なんか、子どもたちの上司が言うような言葉に聞こえました。
さらに、坂本が若者たちには未来がないと話をしているのを聞いて、誰ひとり、何も言いませんでした。表情を見ていると、5人とも納得してる感じでした。ここは、ちゃんと反論して、洗脳を説いてあげないとダメなシーンじゃないのかな~?と思いながら見ていました。おそらく、脚本を書いている人が思ってることだと思いますが、何となく、テロを肯定している感じを受けました。社会がダメだから、犯罪を起こしてしまうみたいなことですね。
これは、非常に危険なことで、ある意味、洗脳に近いことだと思います。坂本が言ってたことは、多少はだれでも思ってることです。それは、自分のせいではなくて周りのせいとか社会のせいにしがちだからです。そこで、誰も言わない、言えない雰囲気を見てしまうと、無意識にそういうことが植えつけられてしまって、自分で努力をしなくてもいいんだと、無意識に思ってしまうからです。ドラマをつくってる人たちも、そう言った影響もあるということを考えながら、創っていってもらいたいと思いました。
CRISIS(クライシス)のキャスト
- 稲見朗 小栗旬、特捜班、元自衛隊員
- 田丸三郎 西島秀俊、特捜班、元公安
- 吉永三成 田中哲司、特捜班班長、元警視庁捜査一課刑事
- 樫井勇輔 野間口徹、特捜班、元機動隊爆弾処理班
- 大山玲 新木優子、特捜班、元サイバーフォース
- 鍛冶大輝 長塚京三、警備局長、特捜班の設立者
- 青沼祐光 飯田基祐、公安総務課長、特捜班への指示者
- 林智史 眞島秀和、新興宗教団体に潜入中
- 林千種 石田ゆり子、林智史の妻
7話以外のあらすじ
以上、ドラマ「CRISIS(クライシス)公安機動捜査隊特捜班」の7話のあらすじと感想でした。
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