ドラマ「コード・ブルー3」の最終回のあらすじ(ネタバレ)と感想です。開通前の地下鉄で、地下鉄ウォークをしてる300人が崩落事故に巻き込まれました。藍沢や藤川たちが治療をしてると、再び土砂が崩落して埋まってしまいました。動画の無料視聴方法も載せています。
ドラマ「コード・ブルー3」最終回のあらすじ
地下鉄開通前の線路内で地下鉄ウォークをしてるときに、大規模な崩落事故が発生したとドクターヘリ要請が入りました。藍沢耕作(山下智久)、白石恵(新垣結衣)、緋山美帆子(戸田恵梨香)、冴島はるか(比嘉愛未)、藤川一男(浅利陽介)、名取颯馬(有岡大貴)、横峯あかり(新木優子)、雪村双葉(馬場ふみか)たち救命チームが総動員体制で現場に向かいました。心の傷が癒えていない灰谷俊平(成田凌)は、患者の受け入れのために橘啓輔(椎名桔平)と病院に残りました。
新海広紀(安藤政信)も手術が入っていなかったので、現場にやってきました。白石は、現場全体の医療指揮を任されました。白石は消防隊員、応援の看護師たちを集めて、的確に指示を行いました。
藍沢が骨折患者の治療を行ってると、地下水が落ちてきているのがわかりました。藍沢がそのことを白石に報告しているときに、2回目の崩落がおきました。藍沢とナースの双葉、小さな男の子を助けようとした藤川が巻き込まれました。藍沢と双葉はすぐに起き上がりましたが、藤川の上には大きな石の塊が乗っていて意識がありませんでした。
藍沢は、治療中の患者の傷を水で洗い流しながら状況を白石に報告しました。緋山といっしょにいた名取はまったく無事でしたが閉じ込められてしまいました。藤川は連絡が取れませんでしたが、目を覚まして、助けようとした泣いてる男の子に話しかけました。藤川は石に挟まって動けないまま、自分の持ってたライトをあげて、駅のほうに歩いていけと話しました。
白石は、隣の駅に、はるかとあかりを派遣しました。
緋山は妊婦の治療を行っていましたが、脳に損傷を受けて心停止しました。そばにいた夫に、帝王切開して子供を取り出せるというと、「無理です。ひとりで育てるなんてできない」と言い出しました。
あかりたちが隣の駅について治療をしていると、藤川が助けた男の子をあかりが見つけました。その子は、「先生が・・・って言ってる」といいます。あかりはその子が持っていたライトを観ると、FUJIKAWAの文字がありました。その男の子に聞いて、はるかとあかりが藤川のところに行くと、まだ意識がありました。
その頃、藍沢と双葉が医療基地に戻ってきました。白石はあかりたちから藤川の事を聞いて、現場に以降としましたが、藍沢に止められます。
「おまえがいくつもりか」
「だって藤川先生がひどいことになってるんだよ。これはわたしのせい。医師が現場でけがするなんてあっちゃいけない、冴島さんにも約束したの。藤川先生をしなせるわけにはいかない」
そしてバッグを持っていこうとする白石の手を取って
「そうだ。医者が二次災害にあっちゃいけない。これ以上被害をださないために、情報をすべて集約して医療スタッフ、警察、消防に指示を出せ。この混乱だ。だれにでもできることじゃない。お前だから信じて任せられるんだ。指示を出すという形で、俺たちを守ってくれ。俺が行く」
藍沢は双葉といっしょに藤川を助けに隣の駅に行きました。
緋山が心停止した妊婦の患者の心臓マッサージをしながら、夫を説得しようとしましたが、彼女がいつも決めてたし、障害も残るかもしれないから、子供の人生なんて自分には決められないといいます。緋山は、
「この事故で、すでに7人が亡くなっています。でも、おなかのお子さんは、そんな不幸を生き延びた。奇跡と言ってもいい。私たちには、その生き延びた命を救う方法があります。でも、あなたの許可なくメスを入れられない。わかりますか?あなたの許可がないと、このまま亡くなってしまうんです」
すると名取が話し始めました。
「村岡さん、あなたはいままでたぶん自分の人生にまじめに向き合ってこなかった。人生の困難な決断を決断するとき、きっと誰かに背負わせてきた。そうすれば、失敗も責任もないから。奥さんは親になる重圧や恐怖の二人分背負って決めてきたはずです。でも奥さんはいません。子供の人生じゃない。あなたの人生をあなた自身で決めてください」
「だって、こんなことになるなんて。ごめんね。子供、助けてやってください」
緋山は帝王切開をして子供を消防に手渡して搬送してもらいました。
あかりとはるかは藤川のところについてすぐに治療を始めました。藤川が意識を失いそうになったところに、藍沢たちがやってきました。すぐにあかりと交代して治療に入りました。あかりは、そばでいっしょに巻き込まれた消防隊員につきそって病院まで搬送することになりました。
藤川はいつもの調子で話していましたが、「こんなことならはるかの言うこときいとくんだった。やっぱり、冴島はるかはいつも正しい。整形外科に移るよ」と話しました。消防が岩を少し持ち上げると、心電計の警告音が鳴り響きました。
「VTだ。除細動」
藍沢がそうさけんで装置を動かしました。しばらくすると血圧が戻ってきました。そして、動脈の血流を遮断してVTを予防しましたが、2時間以内に病院で手当てを受けないと足が切断されるとはるかに伝えました。
灰谷は病院で治療をしていた患者のどこが悪いのかを見つけて、橘とともに手術室にはりました。
医療本部ではとりあえず診察が終わった新海が病院に帰ると白石に伝えると、藤川のことで落ち込んでいました。
負傷した消防隊員を運んでいたあかりは、途中でレベルが低下したので藍沢に連絡すると、開胸することを命じられましたが、周囲が暗かったので、とりあえず出口まで行こうとしました。ところが、途中で意識がなくなって、そのままなくなってしまいました。
藤川のところに、やっと工具が届きましたが、タイムリミットまで間に合わない計算でした。そこで、藍沢は、瀉血することを決めました。それは、遮断を静脈だけにして動脈を開放し、足に流れた血液はそのまま捨てることでした。もちろん、リスクがありましたが、一時的にですが血流を回復すれば、もう1時間は確保できるはずだと藍沢が言いました。
白石が、ほとんどの患者が搬送されたことを確認しに外に出て、消防隊長と話をしてると、救急車に乗って藤川が運ばれてきました。すぐにヘリに乗せられて病院に搬送されました。
二日後。
新海が奏のところに行って、藍沢は自分のキャリアを失ってでも奏の命を救うために、後遺症のことで嘘をついたといいます。そして、
「俺は許さなくていい。でも藍沢は許してあげてくれ」
とお願いしました。
藤川が元気に話してるところに、白石が行って、
「藤川先生、ごめんなさい。私が現場に残れって指示した。あなたの危険な目にあわせた」
と謝ると、藤川はあんなの予測できないといってさえぎります。そして、「おれのほうこそごめん」といいながら一般整形に移ると告げました。白石は、かなしそうなかおをしていましたが、「よかった」とすぐに認めてくれました。
はるかはその話を離れた場所で聞いていました。
白石が廊下で落ち込んでベンチに座ってると、灰谷がいました。灰谷は、
「たくさんの人の役に立つドクターヘリに乗りたくてここにきたけど、なれるんでしょうか」
と独り言みたいに話しました。
「なれるよ」
それを聞いた灰谷は、「簡単に言わないでください」と言って、現場で100人以上の人を指揮した、白石のようなできる人に、できない人の気持ちなんてわからないといいます。
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すると、白石は、「できる人間か~」と言って、藤川が命を落としそうなったことや、昔、黒田先生の腕を藍沢に切り落とさせた大きなミスを起こしたことを話して、自分自身がいやになって医者もやめようと思ったと話します。でも、そんなとき、仲間がそばにいたからやってこれたといいました。励ますでもなく、慰めるわけでもなく、ただそばにいてくれたおかげで自分からも患者からも逃げ出さずにすんだと話して、灰谷の回りにも、同僚や指導医、救われた患者がいるから、ゆっくりで良いから灰谷のペースで医者になれば良いといってくれました。
あかりが助けられなかった消防隊員のことで、開胸をして早くホームに運べば誰かほかの医者に助けてもらえたと双葉に話してると、藍沢が来て
「あいかわらずの思い上がりだ。佐藤さんは、動脈瘤を指摘されていた。そして今回たまたま事故が重なった。早い段階で開胸しても助かることはない。自分のせいで亡くなっただなんて、思い上がりもいいところだ。医者は所詮、助かる命しか救えない。手の施しようがない患者を神のようにすくうことなんてできない。救える命を確実に救う。そのために日々学んでる。それは俺も同じだ」
そういうと、歩いていきました。双葉はあかりのほっぺたをひねって「がんばろうね」とはげましました。
藤川のところに、はるかが来て、整形にいくのを本当はどう思ってるのかを聞きにきました。
「またあんな事故がおきたらどうするか、こんなひどい目にあってもあんな地獄みたいなところに行くのか。残念ながら、おれは知っちゃってるんだよな。小さい子供が怖くて泣いてることや、冷たい線路や瓦礫の上で助けを待ってるのを。なあ、ずっと気になってたことがるんだけど、はるかは何で俺を選んだの?」
「悟史は、私のずっと前を歩いていた人。自分のペースでどんどんいってしまう人、あのときの私は一生懸命追いかけるのが楽しかった。あなたはいっしょに歩いてくれる。私が元気なときには、いっしょに走ってくれて。つかれてるときは、いっしょに休んでくれる。先にいけるときも、待っていてくれる。でも、私のために、いきたくないところに行こうとしないでほしい。わたしは、あなたが選んだ道をいっしょにあるきたい。ほんとに行きたい道を選んで」
そういわれた藤川は泣いてるはるかを抱きしめました。
奏がピアノを演奏してるところに、藍沢がやってきました。奏は、絶対、前よりうまくひけるように練習すると藍沢に話しました。
医局では、名取の父親が来ていました。名取が
「ここでならまともな医者に、まともな人間になれそうな気がする。ここで学びたい」
と救命を続けることをいうと、やっと医者としての自覚が出てきたと言われますが、後は病院に戻ってしっかり腕を磨けといって、部屋を出て行きました。それを聞いていた緋山が、名取の父親を追いかけて、名取はちゃんと自分の道を歩き始めてるから、道を閉ざさずにじっとまっていてくれとお願いしました。それを聞いた名取の父親は、
「息子は指導医に恵まれたな。緋山先生、これからもよろしくおねがいします」
と頭を下げました。それを聞いていた名取は緋山に頭を下げて父親を追いかけました。
橘が病棟の庭に行くと、息子の優輔がいました。すると、優輔は車椅子を降りて橘に向かって少しずつ歩き出しました。驚かせようと練習していたと環奈(りょう)が教えてくれました。優輔は、
「お父さん、移植を受けさせてくれてありがとう。僕はお父さんを嫌いになったりしない。僕は生きる。それで将来、お父さんみたいな医者になる」
と笑顔で話しました。橘は、涙を流しながら、息子の体を抱きしめました。
緋山は、緒方に会って、
「その体じゃ私を支えられないと思ったら、心で支えて」
というと、緒方は「まかせとけ」と笑顔で言いました。
藍沢は、トロント大に行くことを決めました。ヘリに腰掛ける藍沢のところに白石が行くと、
「9年前、ここに来た理由は難しい症例が集まるからだった。あの頃の俺は自分のために医者をやってた。今は、誰かのために医者になりたいと思う。俺はそれを、お前たちから教わった。俺は出会いに恵まれた。お前との出会いも含めて。どうだ?黒田先生の救命は超えられそうか」
「あー、たぶん無理ね。絶対無理。でも、落ち込まないことにした。どうせむりだから。ほかの誰かのように仕事をしようと思っても。灰谷先生が教えてくれた。こんな私でもできる医者に見えるって。迷いながら9年やってきたら、後輩にそんなこと言われた。それなりに役に立ってるってことかな」
「もちろんだ」
「私は私なりの救命を作ってくしかないんだってわかった。強いリーダーシップもない、すぐへこむ。いつもまよってばかり。そんなリーダーが作る救命。それをやってくしかないって思った」
「そうか、なるべく早く見せてくれ」
白石は笑顔でうなずきました。
救命では、3人のフェローと橘が藍沢や白石のように忙しく治療をしていました。そこに、藍沢、白石、緋山、藤川、はるかもほかの患者の治療でやってきました。
<あしたは必ず来る。しかし、その明日に何が起こるのか誰もわからない。小さな私たちになすすべはない。
先の見えない暗闇に、ひとりたたずむ。時に心が折れそうになる。このさきにひかりがなかったら、歩いた方向はまるで逆で光から遠ざかる結果だったら?
そんなときは思い出してほしい。ひとりではつらい暗闇をともに歩ける仲間の存在を。求めるのは光のそのものじゃない。光をいっしょに探すことができる仲間だ。それさえあれば、歩き続けることができる。
だめなら、向きを変えて、またあるきだせばいい。仲間とともに>
(おわり)
ドラマ「コード・ブルー3」最終回の感想
面白かったですね。しかも、映画化が決まったようで、2018年公開だと発表されていました。いつごろになるか、またわかりましたらすぐにのせていきます。
事故に巻き込まれたのは、藍沢先生じゃなくて、藤川先生でしたね。やはり、最終回だからこそ主役が活躍しないと話になりませんでした。とくに、きょうの藍沢先生はかっこよかったです。藤川先生が埋まっていて、助けに行こうとする白石先生を止めるところは良かったです。ああいった冷静な判断ができて、トップに意見をいえるような人がいるチームはとても伸びていくと思いました。藍沢先生は知恵を、緋山先生は激しさを、藤川先生は和ませることをチームのみんなのために出してるので、一人ひとりが役割を知りながら、それを出していくことで、本当にすごいいいチームだと感じました。
映画の後には、再びこの4人が集まって、林さんの脚本でシーズン4を作って言ってもらいたいと感じました。元になったといわれてるアメリカのドラマ「ER」も、シーズン15まで作られてるので、月9じゃなくても良いから毎年やってもらいたいですね。
ドラマ「コード・ブルー3」のキャスト
- 藍沢耕作 山下智久、フライトドクター
- 白石恵 新垣結衣、スタッフリーダー
- 緋山美帆子 戸田恵梨香、フライトドクター
- 冴島はるか 比嘉愛未、フライトナース
- 藤川一男 浅利陽介、フライトドクター
- 名取颯馬 有岡大貴、フェロー
- 灰谷俊平 成田凌、フェロー
- 横峯あかり 新木優子、フェロー
- 雪村双葉 馬場ふみか、新人ナース
- 新海広紀 安藤政信、脳外科医
- 橘啓輔 椎名桔平、救命部長
- 三井環奈 りょう
最終回以外のあらすじ
以上、ドラマ「コード・ブルー3」最終回のあらすじと感想(ネタバレ)でした。
藍沢せんせいーーーー
コメントありがとうございます。
心配ですね。