ドラマ「ぼくは麻理のなか」の最終話のあらすじ(ネタバレ)と感想です。夢の中、功に「日記を見てごめんね」と言って再び消えた麻理。功との別れを恐れ、日記を読むことを躊躇う依でしたが、功は一人、すでに実家に戻った小森のアパートを訪ね、一冊のノートを発見しました。
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「ぼくは麻理のなか」最終話のあらすじ
依(中村ゆりか)が麻理(池田エライザ)の部屋で目を覚ますと、麻理(功)はいませんでした。急いで下に降りていくと、麻理(功)は、依のためにお弁当を作っていました。依葉いっしょに作りました。
そのあと、麻理(功)は小森功の部屋に行くと、留守のようで、外には、捨てようと思ってるらしい本が詰まれていました。その中に、日記がありました。そして、小森は実家に帰ったと聞きました。麻理(功)は依が帰ってくるのを待って、いっしょに小森功の実家に言ってくれないかといいました。
二人が小森功の実家の近くの駅に来ると、ホームに小森功が着てくれました。3人で歩いていくと、麻理(功)は、小森功の家を通り越してしまいました。小森功にいわれて、家の中に入りました。
すると、小森功の母親が笑顔で迎えてくれました。3人で部屋に入ると、麻理(功)は、
「この家、この家も、おかあさんも、部屋も、漫画も、全部はじめて見るものばっかりだ。僕の実家なのに。僕は良かった。こうなって、依さんに出会えて」
そして、麻理(功)はかばんの中から小森功の日記を取り出しました。小森功が手を止めようとすると、依が「二人にして」といいました。麻理(功)は依をだきしめました。
それから、二人で小森功の日記を読み始めました。そこには、大学にいけなくなってからのことが書かれていました。読み進めていくと、麻理は、今までのことがうかんできました。みんなから責められてる中で、自由に生きてる小森功をずっと見続けていって、ある日、小森功の部屋に入ってこの日記を読んで自分のなかにを小森功の偽ものをつくってしまったことをすべて思い出しました。
そして、心の中に、小森功と麻理と文子が現れました。麻理は消えたい、生きていけないといいますが、小森功は
「大丈夫、生きていけるって」
「あのこがすきなのは、わたしじゃない。それに、そんなのはすぐおわる。けっこんして、子供ができて、離れていく」
「それでいいんだ」
「もう、なにともつながりたくない」
「子守がうらやましかった?」
「見られるのが怖い。見てもらえないのが怖い。目が怖い。手が怖い。声が・・怖い」
「それでも、生きていくんだ。君の名前で、君の体で、この世界とつながって」
「わたしは、誰?」
「きみはきみだよ。だいじょうぶ。いっしょにいる」
ちいさい文子も「だいじょうぶ、いっしょにいるよ」と言ってくれました。
麻理は依に起こされて気がつきました。
そして、麻理は、
「垣内さん、わたしと友達になってくれる?」
依はうなずきました。
一年半後、卒業式を迎えました。麻理とももかもなかなおりして、依には新しい友達も出来ました。小森功は自動車工場で働き始めました。
麻理と依は別々の大学に行くことになりました。二人は、並んで歩いていって、
「じゃあ、またね」
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と言って別れました。ちょっと歩くと、麻理は小森功が呼んだ声が聞こえました。
(おわり)
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「ぼくは麻理のなか」の原作
原作の押見修造さんは、1981年生まれの36歳の漫画家です。2002年にちばてつや賞ヤング部門優秀新人賞をとられて、漫画家として2003年にデビューされました。「漂流ネットカフェ」はドラマ化、「悪の華」はアニメ化、「スイートプールサイド」は映画化されています。普通の漫画家さんとは切り口が違いますので、どの作品もとてもおもしろいです。
「ぼくは麻理のなか」のキャスト
- 吉崎麻理 池田エライザ
- 小森功 吉沢亮、引きこもりの青年
- 柿口依 中村ゆりか、麻理の同級生
- 麻理の母 西田尚美
- 茉里 黒澤はるか、依の姉
最終話以外のあらすじ
以上、ドラマ「ぼくは麻理のなか」の最終話のあらすじ(ネタバレ)と動画と感想でした。
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