ドラマ「4号警備」の5話のあらすじ(ネタバレ)や感想などをまとめます。窪田正孝さんと北村一輝さんのコンビが贈る新しい警備会社のドラマです。かなりおもしろくなりそうです。5話のゲストは、壇蜜さんです。
ドラマ「4号警備」5話のあらすじ
上野由宇(阿部純子)が、朝比奈準人(窪田正孝)の練習しているジムに入って格闘技を習い始めます。
朝比奈(窪田正孝)と石丸(北村一輝)は、馬場奈津子(壇蜜)という主婦の警護につく事になります。奈津子は老人ホームでボランティア活動を行っていまいしたが、同行していても怪しい気配は何もありませんです。ただ、奈津子の家に行って、話をしている時に、朝比奈が奈津子の腕にあざを見つけます。そのあざを指摘すると、奈津子は動揺してコップを落としてしまい、過剰に朝比奈達に謝ります。そこに旦那の啓介が帰ってきます。
朝比奈達は会社に帰ると、旦那に虐待をされているのではないかと報告します。DVしてる旦那がなぜ警備を依頼してるのかと聞くと、警備ではなくて監視なのでは?と朝比奈が言います。朝比奈は犯罪に加担するわけにはいかないと言いますが、どうしたらいいのか社員たちの間で意見が割れます。とりあえず、虐待されているかどうかを聞き出すことになります。
石丸が由宇と飲んで帰ってくると、娘の楓(久保田紗友)が待っています。楓はカナダに行くための父親の同意書にサインをしてもらいに来たんです。母親が苦労した話を聞くと、何かできることないかと石丸が聞きます。
「おとうさん、遅すぎるよ。もう決めたことだから。さよなら」
と言って、帰っていきます。
朝比奈の事務に池山幸雄警備部長(片岡鶴太郎)がやってきて、話をします。
「君の恋人にストーカーを働いた男が、間もなく仮釈放されるそうだ。もういいんじゃないのかな。過去から自分を解き放っても」
「池山さん、おれわかんないっす。だれかを守れば守るほど、本当に大事な人を守れなかった自分が、情けないっす。たった3年半すか」
怒りで頭の中が一杯になった朝比奈に、
「お前を信じてる」
と池山は伝えます。
翌日、奈津子が老人ホームに行くと、玄関に人だかりができています。昨晩、奈津子の旦那が来て、老人ホームもやめると言って、奈津子の作った作品を持ち出してびりびりにさばいてしまったと教えてもらいます。老人たちは、口々に「ダマしていたんだね」と言います。奈津子はその場から駆け出しますが、朝比奈と由宇が追いかけて行って、落ち着かせます。
「雇ったのは貴女の旦那さんですが、わたしたちは貴女がどんな目に合ってるのか、およそ見当がつきます。だから、力になりたいの」
それでも、「だましてるんでしょ」と疑っている奈津子に、由宇は、自分もストーカー被害者だったことを伝えて、奈津子に信じてもらおうとします。奈津子は泣きながら、
「結婚した時は、あんなじゃなかったのよ。おねがい、助けて」
そして、DVを受けている所を録音します。その音声を池山に聞かせながら、これからどうするかを話し合います。朝比奈はすぐに逃がさないといけないと言って、石丸は夫婦で話し合いをするべきだと言って、二人は衝突します。池山は、二人に言い聞かせます。
「どちらにしても、状況を変えるには、彼女自身が大きな決断をしなければいけない。彼女の信頼をしっかりくみとることだ」
朝比奈は、「絶対、逃がす」とつぶやいて帰っていきます。
翌日、朝比奈と由宇が奈津子の所に行って、逃げることを勧めます。初めは奈津子は首を縦に振りませんでしたが、必死の朝比奈の説得で逃げ出すことを決めます。石丸は、一人で奈津子の旦那の所にいって、謝罪すべきだと説得します。奈津子達が荷物をまとめている所に、説得に応じた旦那が石丸に連れられてきます。
「奈津子、すまなかった。お前がそんなつらい思いしてるなんて思わなかった。許してくれ」
奈津子は立ち上がって、
「今まで、お世話になります。ありがとうございました」
と言って出て行こうとすると、旦那が
「誰が出ていって良いと言ったー!」
と叫んで奈津子に襲い掛かろうとします。3人で必死に旦那をブロックして逃げ出すことに成功します。
会社に朝比奈が帰ってきて石丸に掴み掛ります。
「何考えてんだよ!あの人はな、悩んで悩んで、覚悟決めて必死の思いで逃げ出したんだよ。あんた、それ台無しにするところだったんだぞ。人間、そんなに簡単に変われない。あんただってわかってんじゃん」
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池山が間に入って二人を引き離します。
「なぜ、身辺警護はふたりでひとりの人間を守るのか、お前たち考えたことあるか。それがわからないあいだは、本当の身辺警護ができたとは言えない。二人でじっくり考えろ」
帰ろうとしている石丸に由宇が声をかけます。
「なぜ、あんな強引なことを?」
「私の思い上がりで、いちばんやってはいけないことをやってしまった」
頭を下げて、帰っていきます。
会社では、池山が警察に呼び出されていると、社長の本田薫(木村多江)に報告します。奈津子の旦那が被害届を出しているようです。薫は、ガードキーパーズに買収の話が来ていると話します。その会社は4号警備は要らないということの様です。
刑務所から、小林三喜男(賀来賢人)が出てきます。
(6話に続く)
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ドラマ「4号警備」5話の感想
おもしろかったですね。やはり、DVと身辺警護は裏表ですね。身辺警護とは言っても仕事なので、規定されている職務以上のことはしてはいけないと思いますし、かといって見過ごしていると、命が危なくなったりしますから難しいところです。
今回の場合、石丸と朝比奈は、自分の人生に照らし合わせて被害者に対して一番いいとおもえる選択肢をそれぞれ選んだと思います。朝比奈は逃げることを、石丸は対話です。どちらとも、良い悪いはないのですが、対話は、なかなかDVを止めさせるには難しい選択だな~と改めて感じます。内閣府の平成26年度の調査によると、夫婦の間で身体的な暴力を受けたことがある女性は15.4%で、7人に1人です。逆に言えば、そんなに多くの人が妻に暴力を降っているわけです。もう、異常性格とか、支配欲が強いと言うレベルではないような気がします。
一番のDVの原因は、自分と相手の境目がなくなっていて、妻のことを自分の一部だと思ってるのではないかとわたしは考えています。自分のものであるにもかかわらず、言うことを聞かないので、力によって従わせようとしているのではないかと思います。そう考えると、相手がどう思っていようと、関係なくなります。つまり、相手がどう考えているのかは全く関係なく、相手の言うこと、考えることはノイズとして処理しているだけだと言うことです。
そういう人に対しては、対話は全く無力で、話し合うこと自体が無駄になってしまうと思います。ということは、やはり、逃げることが第一の解決策だと思います。とりあえず逃げて、その後のことは逃げてから考えることが大事じゃないかな~と思います。DVの加害者も、知らず知らずのうちにやってることがあるので、いきなり消えてしまったことで、DVをしていたことに気が付く場合もあると聴きます。
なので、とりあえずDVのように毎回暴力を振るわれるようになったら、まずは、警察に行かれてみることをお勧めします。暴力を受けた後がある場合、暴行の容疑で逮捕してくれることもあるようなので、自分が悪いとは思わずに、相談してみてください。
ドラマ「4号警備」のキャスト
- 朝比奈準人 窪田正孝、警備員
- 石丸賢吾 北村一輝、警備員
- 上野由宇 阿部純子、ストーカー被害者
- 池山幸雄 片岡鶴太郎、警備部長
- 本田薫 木村多江、社長
- 金沢茜 濱田マリ、経理
- 遠藤恵輔 高木渉、リーダー
- 江本六郎 麿赤兒、ジムのオーナー
- 山田剛志 神戸浩、ジムの清掃員
- 松下楓 久保田紗友、石丸の娘
- 小林三喜男 賀来賢人、?
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